犯罪防止のため、全国民の頭に埋められたメモリーチップ。「記憶削除」を執行する組織MOCの相馬誠は腐敗はびこる所内の権力闘争に巻き込まれていく。実権を掌握しようとする黒宮の真の目的はなんなのか? そして争いに巻き込まれたストリートチルドレンの悲劇とは? 「消えた9時間」をめぐる戦慄のストーリー! 隠蔽、逃走、復讐劇の果てに、感動のラストが待ち受ける! !
SFサスペンスミステリーの王道。事件を巡ってのバトルが見どころ。伏線が多用されてるため、再読にもぴったり!
これを読んで、人間の記憶を消すことがいかに重いかを学んだと同様、我々は嫌でも自分の記憶と向き合って生きていかなくてはならないと悟った。
これも続編があるため、また後日紹介します。
文庫】 メモリーを消すまで I (文芸社文庫)』の感想
疾走感があって面白かった。記憶が消せる装置など、夢の発明だが、こうした負の側面もあるのだと勉強になった。シミュレーションがリアルで何度でも読み返せます。
#ブクログ
疾走感があって面白かった。記憶が消せる装置など、夢の発明だが、こうした負の側面もあるのだと勉強になった。シミュレーションがリアルで何度でも読み返せます。
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