通りにある「道の駅ばとう」に立ち寄った後、本日の宿泊先「囲炉裏の温泉宿 いさみ館」に到着です。思ったより奥まった場所にありました。
昔ながらの温泉宿の雰囲気を醸し出しています。
いわゆるロビーというあたりになりますが、古民家を移築したということもあり、落ち着いた感じです。
囲炉裏の温泉宿というのは、ここにある囲炉裏のことのようです。炉端焼きとかが食べられるわけではありません。
ロビーに飾ってあった大凧
部屋の前の廊下も変わった感じですね。
部屋はいたって普通の和室。この日は、緊急事態宣言解除後とはいえ、平日でもあり、私たちだけでした。週末は、少し戻りつつあるということでした。
部屋の窓から見える那賀川。鮎釣りをしている人も数人いました。お風呂は、美人の湯といわれており、アルカリ度数の高いお風呂です。ただ、露天風呂は、狭くて足を延ばしてはいると一人しか入れません。内湯はまあまあの広さですが、満室にでもなったら、露天風呂に入るのは難しいかも。夜になって、釣り客らしき男性2名が宿泊してきたので、女性用のお風呂を貸し切りにしてくれたので、翌日の朝も含めて、のんびりと入ることができました。
いよいよ、夕食です。
コロナ禍のなかで、説明も少な目にということでお品書きが丁寧に書かれています。仲居さんの説明用かと思うような感じです。が、通常、説明してもらっても、覚えきれないので、こういう感じのほうが嬉しいです。ゆっくりとお品書きを見ながら食べられます。
聞いただけだと覚えきれない前菜5種+αです。写真を見て気づいたのですが、葉山葵の塩漬けは、見当たりません??? 確認しながら食べたはずなのに。この中にあるのかも?
焼き湯葉
頂鱒の南蛮漬け
八幡巻きと筍姫皮のきんぴら
筍サラダ
ホンモロコの唐揚げと筍姫皮のきんぴら
オリーブ鮎とイタダキマス。川釣りの鮎ではなく、鮎にオリーブの実を混ぜたえさを与えた養殖鮎だそうです。お刺身で食べられるのはこの時期だけとか。川魚は、好き嫌いの分かれるところですが、鮎も鱒も、こんなに美味しいと思えるのはありません。
こちらは、別注の馬刺し。那珂川町名物。
焼き物の鍋。お肉はというと。。。。
那珂川ブランドの八溝ししまる。猪は、鍋も美味しいですが、焼きも美味しいです。
さしの入ったとちぎ和牛。
これだけの食事ですので、欠かせないのが、お酒。5種飲み比べを注文。「とちあかね」や「あかまる」は初めてのお酒でした。
美味しく焼けあがりました! 柔らかくて、美味。
ふきの信田巻と姫がんもの炊き合わせ
オリーブ鮎の塩焼き。身がしまっていて、食べ応え十分。頭も食べられます。
そして、最初に食べたオリーブ鮎のお刺身についていた骨の唐揚げ。これが、また最高の味です。頭からしっぽまで、パリパリです。
海老真丈と豆富の二身揚げ
石餅の南部焼き。大根のステーキです。
ご飯は、筍ご飯。
デザート。デザートとしか書いてなかったのですが、なんだか忘れました。夕食は、すごく豪華ということはありませんが、魚もお肉も、地のものを使っていて、新鮮でおいしいし、ほかのものも手作り感満載で、お腹いっぱいになりました。
朝も、夕食と同じように詳しいお品書き。
朝食は、すべて並んでいますが、見た感じは、普通に美味しそうな感じ。
日替わり3種のひとつ。
ハムと豆富のサラダ。自家製ドレッシング2種で食べます。
たくあん、ねぎ、ゴマをあえて、出汁をかけてあります。たくあんの食感が、納豆には合うんですよね。
オリーブ鮎の一夜干し。この時期ならではと書いてあります。オリーブ鮎を3匹も食べられるなんて、うれしいですね。
そして、こちらは、ジビエ、ししまるウインナーです!朝の焼き物としては、オリーブ鮎とししまるウインナーなんて、最高です。
これも、頭から食べられます。
有精卵の生卵。
ご飯は、八殻米。白米やお粥も選べます。朝食は、普通に美味しそうなんて書いてしまいましたが、ブッフェを中止にして、個別提供に代えているホテルや旅館の食事とは比べ物にならない、手間暇かけた美味しい朝食です。
朝食後に、のんびりとお風呂に入り、チェックアウトです。露天風呂が広ければ、満点かもしれません。
ごちそうさまでした。