5日目 5つ目は、独特!インレー湖の原風景
5時30分過ぎに目覚め、外に出てみると、朝日が出る前だったのですが、鳥の鳴き声やきれいな空気が気持ちよく、しばらくすると、きれいな朝日を見ることもできました。
インレー湖近辺の民族衣装なのでしょうか? ジュディ・オングを思い出してしまいました。
終日、インレー湖のボート観光のため、出発は10時30分とゆっくりです。朝食は、ブッフェですが、いろいろなものが出ていました。ゆっくりと食べることができて、おなか一杯です。
一応、お寿司です。
オムレツの具です。希望の具を入れて作ってくれました。
インレー湖の睡蓮もきれいに咲いていました。
そして、インレー湖を遊覧観光のスタート。
昨日と同じ、4人乗りのボートで出発。ガーペー僧院という、お坊さんが暮らしているところに立ち寄り。ここには、インレー湖で暮らしている人たちがお祈りに来るんでしょう。
観光の人もいますが、インレー湖に住んでいる人がお祈りに来る場所のようです。
この僧院に住んでいるお坊さんの見習いの人たち。
僧院ですが、観光客向けのお土産も売っていました。
その後、機織り工房へ立ち寄り、機織りをしている様子を見せてくれます。実際の販売もしていましたが、観光客向けなのか、かなりの高額なものも売ってました。
インレー湖には、浮島と呼ばれるところに家を建てたリ、水上野菜農園を作ったりしています。竹材を編んで、その上に水草を乗せて、土や泥を重ねて固めるそうです。そして、動かないように竹を刺していくそうです。そのせいで、突き刺さった竹がいっぱいあります。最近では、大きな環境問題も起きつつあるようですが。当然、下水道なんてないので、インレー湖に全部流れているそうですから。野菜にはいいかもしれませんが。
竹の棒を刺しているので、動かないようですが、結構深く差しているんですかね。
現地の人が乗っている船は、湖面ギリギリです。
お昼は、浮島レストランで、イタリアンです。ミャンマーは、イタリアンが好きなんでしょうか。ピザ4種他です。
午後は、またボートで、インレー湖巡り。
竹細工のお店に立ち寄った後、インレー湖の中に建つファウンドーウー・パゴダに向かいました。ここには、信仰者が金箔をはったために、元の形が無くなり丸い形に変わってしまったという仏像があります。船で出かけた5体の仏像のうち、一体が落ちてしまったそうですが、いつの間にか戻ってきたという話で、不思議な力があるということから、みんなが、そのご利益にあずかろうと金箔をはっているそうです。ただ、この場所には、また、男性しか入れません。女性は、外から見るのみ。女性のためか、モニターで、少し上のほうにある金箔の仏像を見ることができるようになっていました。
ここも、当然裸足になります。
この中に、仏像があります。
金箔に包まれて、丸くなっている仏像です。
こんなになるまで、金箔を張り付けているというのは驚きです。
この中には、男性しか入れません。この辺りで、金箔を売っていて、それを購入し、貼り付けてお祈りをします。
周囲には、この仏像の歴史(言い伝え)が展示されていました。この船に仏像を積んで運んでいたようです。
この真ん中の仏像が、船から落ちて戻ってきたもののようです。周囲の仏像は、きちんと原型をとどめていますね。
男性しか入れないので、このように、中の仏像をモニターに映して、女性が見られるようになっています。
そのあと、銀細工のお店に。インレー湖では、観光といっても、そんなにいろいろなものがあるわけではないので、午前午後と、3か所の買い物コースがありました。こちらでは、銀細工を作る工程を見せてくれました。3か所とも、観光客向けとはいえ、他の国ほど、しつこい販売ではなく、ゆっくり見ているだけでも、全然大丈夫なお店です。
銀細工を作っている様子。
こちらは、紙を作っています。
外で作った紙を使い、傘を作っていました。
最後に、首長族に会いに行きました。といっても、首長族の住んでいるところは、インレー湖から離れたところなので、2人の首長族の人がいるところに立ち寄り。写真を撮るのに、お金が必要です。といっても、100円くらいです。
さすがに年齢のいった人のほうが、首が長いですね。
この子は、まだ、首輪が短いですね。首輪の見本があったのですが、かなりの重さでした。
インレー湖観光も終了し、ホテルに戻り、休憩。
この日も夕陽がきれいでした。今回のツアーは、移動も多くハードなイメージだったのですが、インレー湖での観光は、リゾートという感じでした。避暑地ということになるのでしょう。
そして、夕食です。
この日は、ステージで、弾き語り。アメリカ人なんでしょうか。ビートルズや日本語の曲まで、披露してくれました。