5日目は、いよいよ、グラナダ、アルハンブラ宮殿観光です。2年前までは、スペインで一番人気のある観光地だったようですが、今は、サグラダ・ファミリアが一番人気だとか。アルハンブラ宮殿は、外観は質素に作られているが、理由は、外から妬まれにようにするというのが目的だったとのこと。しかし、王位について、宮殿に住み着くと、その贅沢さゆえに、何もする気がなくなり、滅亡に向かうということが繰り返されたそうだ。
外側も十分に立派です。
中は、ふんだんに水がつかわれていますが、水が基調だった時代に、ぜいたくさを表す指標だったようです。
樹木の緑は、当時ではなく、あとから植えられたとか。それにしても、スギだらけで、春に行ったら、花粉症で大変なことになりそうです。現地のガイドさんは、冬なのに、薬を飲んできて、まめに、鼻をかんでました。
非常に丁寧な手彫りの壁。
外観は、四角。中は、円形と凝っています。
ちょっと情けないですが、ライオンの中庭にある噴水。ドラえもんに見えます
有名なアラヤネスのパティオの天井です。
水面に映る姿が美しい。
アルハンブラ宮殿とヘネラリーフェ庭園をゆっくりと鑑賞したのち、また、バスでラ・マンチャ地方に移動(320キロ)。昼食後、白い風車のある高台へ。カンポデクリプターナとかいう名前でした。真冬の寒いときは、5分と外に入れないような寒い場所だとか。風車があるくらいですから、本来は風が強いんでしょうが、この日は、無風で、暖かい日でした。
風車のある高台からみる街中。
ラ・マンチャ地方では、昼食と風車見学のみで、その後、また、バレンシアに向けて、バス移動(280キロ)です。バレンシアは、観光もなく、バルセロナへ移動の中継点として、宿泊のみでした。