シェムリアップでの3日目は、プレアヴィヒア寺院、ベンメリアとコーケー遺跡群を回ります。出発は、6時30分なので、早いといえば早いです。朝食は、6時オープンなので、レストランで食べられます。出ているものが、前日とあまり変わらないので、麺のみ変えてみました。
前日、一緒になった方たちも、この日、同じツアーに参加するということだったので、同じメンバーかなと話していたのですが、実際には、前日、一緒だった方は1名のみ。ということで、参加は、私たち2人をいれて、5人。バンで出発です。
プレアヴィヒアまでの道のり1
事前の案内では、ペンメリア、コーケー、プレアヴィヒアの順でしたが、プレアヴィヒアは遠いので、帰りが近いほうが楽なので、遠いほうから回りましょうということで、プレアヴィヒア寺院まで。バンで、代わり映えのしない道を3時間ほど走りました。結果としては、一般的な観光と順番が逆になり、どの場所も、ほかの観光客とも、少なめで、静かに見ることが出きました。
休憩をはさんで、3時間半ほどで、ふもとに到着。静かです。
チケット売り場です。
チケット
麓から、4WDに乗り換えて、後ろの荷台に乗り込む。急なのぼり坂と山上の整地されていない場所をグラグラと揺れながら、30分ほど乗って、山頂に到着。寺院までの道のりには、お店が少しあり、人も住んでいるようでしたが、あとで聞くと、みんな軍隊の人だということでした。ここは、タイとの国境近辺で、2003年ころまで、紛争が起きていたそうです。2008年に世界遺産に認定された後も、タイが攻め込んできたことがあるので、そのための、見張りだそうです。2008年に世界遺産に登録されましたが、その後も、攻め込んできたことがあるそうです。
プレアヴィヒアまでの道のり2
10:30プレアヴィヒア寺院観光
カンボジア・タイの国境線にある標高600mの山上に建つプレアヴィヒア寺院は5つの塔門で構成されている山岳寺院で、第一塔門はカンボジアの2,000リエル札の図柄になっており、カンボジアを象徴する寺院だそうです。
ジープを降りて、しばらくすると、入り口が見えてきました。
入り口の反対側は、下っていくことができますが、この先は、タイの国境があり、草むらに、タイの軍隊が隠れているといってました。
これが、2000リエル札の図柄だと思います。実際には、カンボジアでは、ドルが使われているので、リエルに両替する必要がなかったので、目にすることはできませんでした。
中は、どこも、壊れたままで、修復中。
草むらの向こう側にある山の手には、タイの軍隊の駐在所(望遠でとってみました)
こちらがわは、見渡す限り、カンボジアの平原です。
かなり怖いんですが、ガイドさんの要求通りに、座ったり、立ったり。でも、いい写真を撮っていただきました。天気も良かったので、気持ちよかったです。
見学後、また、ジープで下に降りて、昼食の時間。ですが、プレアヴィヒアの近辺は何もないので、コーケー遺跡の入り口にあるところまで、1時間位かけて移動しました。
13:30に、到着。昼食は、ローカルレストランとのこと(笑)
ローカルすぎます。売る気もないのか、昼休みなのか、売り子さんもいません。
その一角にあるレストラン。といっても、オープンスペース。テーブルや椅子はきれいでした。
野菜たっぷりの焼きそば
パイナップルと肉の炒め物
こちらもお肉の炒め物
野菜炒め
魚のスープ?
5人で食べるには、多すぎました。3人は若い人たちでしたが、それでも、余ってしまいました。
14:30 コーケー遺跡群観光
コーケー遺跡群は、約30もの寺院や塔からなるアンコール王朝の都。928年にアンコールから都が遷されましたが、944年頃に都はアンコールに戻り、コーケーは長い間放置されていたそうです。観光には、アクセスが悪いということもあり、観光客は、私たちだけでした。
ここも、1000年以上放置されていた場所ということもあり、ほとんど、解体作業場状態です。
その中を歩いていくと、メインの建物が見えました。ある意味では、ピラミッドに見えます。
ピラミッド型建造物が特徴的な、10世紀に建てられた王都です。
ここから、一番上まで登ります。
これは、裏側です。ほんとに、正四角形になっています。
一番上から見た感じです。
一緒のツアーの若者が、下に降りて、写真を撮りましたが、アリ粒のようにしか見えませんでした。
コーケー遺跡群を後にして、最後の観光は、 ベンメリア寺院です。すでに、16時到着です。
「東のアンコールワット」とも言われる巨大寺院ベンメリア。ヒンドゥー教寺院。仏教のモチーフの彫刻もあり、独特の雰囲気があるそうです。時の流れを感じさせる修復されないままの姿が、おなじみ「天空の城ラピュタ」に似ていると話題になり、日本人からの人気が高いそうです。私達が行ったときには、日本人はいませんでしたが。
どこを見ても、蔦の絡まる建物ばかり。暑いですが、歩いていると、何か出てきそうな、ほんとに不思議な感じがしてきます。
中のほうは、歩けるように、木組みの通路が作られています。
どこを見ても、修復のしようがないくらいの状態ですが、壊れてしまわないことを祈るばかりです。
これで観光は終了。そして、夕食は、シェムリアップの街中なまで移動です。逆のコースだと、帰りに、延々と車に乗り、寝てしまうので、よかったかもしれません。昨日ほどは疲れなかったし。
19:00に到着。それでも、1時間半くらいかかりました。夕食は、Nearly Lhmer(ニヤリー・クメール・レストラン)というところ。クーラーのきいたきれいなレストランです。外の席もありますが、私たちは、中に案内されました。
空心菜の炒め物
ボケてますが、魚の野菜あんかけみたいなもの
春巻き
肉野菜炒め
オムレツみたいなもの
キクラゲとかのスープ。カンボジア料理といっても、中華に近いです。ここでも、たっぷりの量が出ました。帰るときに、昨日、一緒だった2人組の女性も、食事をしていました。同じコースのツアーでしたが、なぜか、別々でした。たぶん、バンの定員の問題なんでしょうね。それにしても、二日間とも、この手のツアーにつきものの、お店に連れていかれるというのは、ありませんでした。免税店は、休憩のみでしたし。
食事の後、街中なので、ガイドさんと別れて、近くのナイトマーケット散策です。昨日は、遅かったので、シェムリアップで唯一のナイトマーケット。
Tシャツや、器を買って、帰りました。ここでは、店員さんは一生懸命。
2018-03 カンボジア トゥクトゥク
買い物後は、トゥクトゥクで帰り。風が気持ちよかった。二人で2ドルです。