一度は観たいピラミッド。テロや治安の悪さもあり、しばらくエジプトツアーは行われてなかったけれども、この1~2年再開したこともあるので、行ってきました。当初は、モロッコに行く予定でしたが、急遽、エジプトに変更しました。モロッコよりも近いと思いましたが、所要時間は、あまり変わらなかった模様です。
まずは、ドーハまで。カタール航空は、遅れることはなく、通常、早く出発してしまうようです。成田からドーハまで、12時間30分。夜の出発なので、飛行機の中では、寝るのみです。
夕飯になる機内食は、ビーフの煮込み。もう一種類は、焼きそばでした。
ミックスビーンズサラダとアップルムースケーキ
機内食2回目、朝食です。フレンチトースト
これは、ハーブ鶏の胸肉と鮭フレークのお粥
ドーハ到着は、朝の4時半。着いたときは、静かでしたが、その後、どんどん飛行機が到着したようで、朝とは思えない混雑でした。眠らない空港なので、お店も全部開いてます。広い空港なので、空港内を移動していると時間のたつもの早く、思ったほどゆっくりする時間もありませんでした。搭乗ゲートへの集合も1時間前と早いです。ドーハ発7時30分の飛行機で、ルクソールまで出発です。
ドーハの街並み。高層ビルは見えないものの、建物が密集しています。
砂漠の中にある、不思議な円形の模様が、なんなのか?
大半が砂漠です
ルクソールまでの飛行機の中で、朝食(egg with chicken sausage)がでました。食べてばかりです。もう一種類は、スイートブレッドでした。
ルクソールに近づくと、緑が増えてきました。
ドーハからルクソールまで、3時間半程度。ようやく、エジプトに到着。日本を出国して、エジプトのルクソールまで、トランジットを含めて、19時間近くたってます。大きな空港ですが、飛行機はあまり来ないようで、がらがらで、セキュリティも甘いところです。
街の中には、馬車がたくさん待機しています。
そろそろ、日本で家を出てから24時間近く経過しようというのに、到着して、すぐに観光です。朝、早いこともあり、道路はガラガラでした。
カルナック神殿の全体模型です。
全体イメージをみてから、広場を通り、カルナック神殿へ。はるかかなたにあります。思ったほど、人はいません。
カルナック神殿の入り口。この神殿は、紀元前2055年~330年頃にかけて、作られたそうです。気の遠くなるような時間がかかっています。エジプトの遺跡が残っているのは、砂嵐によって、すべてが砂の中に潜っていたためだということでした。
大きさに圧倒されることは間違いありません。が、近づいていくと、遺跡の修復跡がはっきりと見えます。入り口横あたりが平らになっているのは、コンクリートで固めているためです。
スフィンクスの参道は、3キロくらいあったそうですが、今は、この入り口の近辺から断片的に並んでいます。これも、ほとんど、頭が取れたリ、形が崩れかけています。
ファラオの巨象。反対側と対になっていましたが、反対側は、もうなくなっています。これも、ほとんど修復されて、ツルツルって感じです。
こういうスフィンクスも、バラバラになったものを固めて作っているんですかね。ツタンカーメンのスフィンクス。
このデカさ。ピラミッド以外、あまり知識もなく、ネットで調べた程度で、エジプトまでやってきましたが、こうやって、大きな遺跡を目の当たりにすると、3500年も前にできたものだということに、驚くばかりです。
両側に、大きな柱がそびえたっています。柱の模様は、かなり残っています。模様ではなく、文字だということですが。この柱の上に、天井が乗っていたというのも驚きです。
ヒエログリフという文字が残った天井部分に刻まれています。色も修復していないようですが、いまだに、色合いはきれいに残っているところもあります。
オベリスク。この神殿のなかには、4本ほど建っています。
奥のほうにあるトトメス3世の祝祭殿のほうまで行ってきました。こちらは、まだ、遺跡の修復中で、ほとんど人がいませんでした。
その神殿の天井の絵(ヒエログリフ)は、まだきれいな色が残っていました。
有名は、スカラベ。日本名は、フンコロガシ(笑)。太陽神ケペラと同一視され、再生や復活の象徴だったようです。臭いですけど。
下のリンクには、カルナック神殿の写真が、もっとアップしてあります。
2016年12月 エジプト(1) ルクソール東岸 カルナック神殿