ゆうくんの徒然日記 

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3日連続のlive Camel, Steve Hackett + 原始神母(2016年5月20日~22日)

2016年05月23日 15時46分15秒 | 音楽

CamelとSteve Hackettが来日するという5月22日のフェス発表。Camelは、何しろ、アンディの長い闘病生活から2014年に復帰し、ようやくの来日となった。もう、見ることはできないとあきらめていたので、今回は絶対に行こうと決意し、チケットを先行予約。16年ぶりの来日。フェスの発売後に、Steve Hackettの単独公演。前回見逃したので、セトリも結構よさそうなので、迷わず予約。これで2日連続。でも、Camelの単独が見たいんだよね。と思っても、なかなか発表がない。久しぶりだし、チケット売れそうにないのかと思ったら、やっと発表。2日間入ったけど、一日は、Hackettに行くので、5月20日しかない。これで、3連続かぁ。過去にも、Page Plantで3日間行ったけど、3日連続の経験はない。迷った末に、友人と3日間通うことにした。

1日目は、5月20日。この日は、お昼は銀座で友人と焼肉。夕食は、live前に、青山のカレー麺。そして、六本木で、Camel。待ちに待ったCamel。一年近くliveやってないし、キーボードも新しいメンバーなので、どうなるのか。キーボードは、全盲とのこと。

live中は、写真が取れないので、これだけ。

あっという間の2時間。ライティングもステージもシンプルで、音に集中することができたし、内容は、申し分なし。聴きたい曲はすべてやってくれた。実際は、Echoesをやってほしかったのだけれども。たぶん、日本では、みんな期待してたんだろうなぁ。ギターのアンディは、60歳は越しているはずだし、10年以上、病に伏していたとは思えないほどの元気さ。そして、ギターを弾くときの表情、顔でギターを弾くとはこのことだろう。キーボードも、70年代のオリジナルメンバーのバーデンスに近い音や弾き方。歌もうまかった。もちろん、ベースやドラムも申し分なし。ドラムは、かなりハードな印象ですが。観に来てよかった。
 
そして、2日目は、川崎クラブ・チッタで、Steve Hackett。元Genesisなんていうことをいう人はいないだろうけども、Genesisの曲を、しっかりと引き継いで演奏してくれるのは、この人しかいない。前回は、Genesisの曲ばかりだったのに、行かなくて後悔したっけ。DVDで我慢しましたが。

 

live前に、食事をと思い、食べログで探したのは、ここ。「さんさんなな」と読むようです。カウンターのみの8席程度かな。満席だったけれども、チケットを買っている間に、空いたので、待たずに店内へ。

 

入り口のところには、三田製麺所の容器に麺が入っている。煮番搾りの大盛。見た感じは大盛に見えないけれども、スープの器が、結構大きいので、大盛はやはり多い。直営の三田製麺所で、つけ麺を食べたときと同じような食感。すこし、ぶつぶつっとするので、大盛でも、食べられてしまう。これが、硬めで、かむのがやっとだと、おなか一杯になっちゃうんですが。ということで、完食。

写真は横向きで、失礼(笑) お茶を飲んで、時間をつぶして、会場に行くと、まだ開場してない。20分くらい遅れて、会場。チッタは、初めてきたけれど、入り口のところが狭いうえに、左にドリンク、トイレに、右は、マーチャン売り場、そして、その奥に入り口なので、中に入りづらいこと。トイレも、行くのが大変。会場は遅れたのに、開演は、ほぼ定刻だった。

  1. (Steve on 12 string acoustic)
  2. The Musical Box(Genesis song) (followed by band introductions)
  3. Dance on a Volcano(Genesis song)
  4. Firth of Fifth(Genesis song)

12曲目までが、ソロ。ここで、休憩。20分の休憩後、2部は、Genesisの曲。前回のツアーでやらなかった局が中心のようだ。メンバーそれぞれの技術の高さは言うまでもないことだが、まさに職人という感じ。前回と合わせて、Gensisの曲はやり切った感じがする。ニューアルバム販促の目的もあるのか、ソロは新作から多かった気がする。今回のGenesisの曲では、ギターの出番が少ない曲が多かったかな。今回のハイライトは、1stソロの9~12曲目を一気にやったことかもしれない。この人の曲では、この部分が最も好きだし。これだけの曲を、当時の雰囲気のまま、乱れなく演奏できるというのは、なかなかいないだろう。今のYesの悲惨さとは、まったく異なる。そして、アンコールのFirth of Fifthは、絶対にやらないとね。

3日目、5月22日は、日比谷野外音楽堂。まずは、腹ごしらえ。日曜日の銀座近辺では、美味しいラーメン屋さんは、ほとんどお休み。どこで食べるか迷っていたが、以前行って、もう一度食べたいと思った「篝(かがり)」の二号店ができて、日曜日もやっているので、行ってみることにした。行列があっても、時間的には大丈夫かなと。この時点では、開場時間が16時だと思ってた。Echikafitといわれても、どこだかわからずに、地図を見てうろうろ。マップ上では、すぐそばにいるのに。Echikaというのだから、地下かと思い降りてみたら、すぐ見つかった。ラッキーなことに、7人程度しか並んでいない。30分待ち程度で済んだ。もう一度確認したら、16時開場でなく、15時開場16時開演だったので、食べ終わって、会場に行くとちょうど15時ころというのに気がついて、少し焦った。

お店の中は、本店と同じ、7席。スタッフの人は、ワイシャツにネクタイ、そして、白衣ときっちりしている。つけ麺にするか迷ったが、前日、三田製麺製のつけ麺を食べたので、ここでは、やはり中華そば(鶏白湯)の大盛にトッピングをつけて。ここだと、細麺の中華そばが合う。一口目のスープの美味しさ。中華そばではない、ほんとにさっぱりとしたスープ。最初はそのまま、そのあと、生ショウガや玄米酢、黒コショウを入れて食べてくださいと書いてある。途中で混ぜて食べたけれども、最初の味が一番かもしれない。大盛は、結構な麺の量だった。盛り付けも上品だし、ラーメンの具ではない季節の野菜が多種類。

日比谷公園にむかうと、公園では、Oktober Festという、ドイツと思われる料理やビールのフェスティバルが開かれていて、出店もおおく、にぎやか。公演を抜けていくと、会場にたどり着いたが、またしても、開場していない。長蛇の列になっているが、しばらく待つと、開場。快晴のなか、会場は炎天下。席は、ラッキーなことに、ステージに向かって右側。日差しがない。真ん中から左は、カンカン照り。よかった。一応、日焼け止めと虫除けスプレーで防御。

入り口では、めずらしく手荷物検査。テロ対策のためでしょう。録音防止ではありませんでした。

前から9列目くらいだったので、日陰。

オープニングアクトは、日本の原始神母。下のフライヤーが入ってた。10月に狂気再現と。このバンドは、フロイド・トリビュートバンドだけれども、去年の夏に見て、気に入ったバンド。5月20日に単独公演があったけれども、Camelとバッティングしていて、見ることができなかった。なぜか、15時50分頃に、アナウンスもなく、いきなり登場して演奏開始。

One of These Days,Set the Control for The Heart of the Sun,Cymbaline,Time,The Great Gig in the Sky、そして、Atom Heart Mother。45分程度だけれども、充実した演奏。このバンドは、ベースのすごさと、コーラス二人の声量が売りなのかと。キーボードは、新メンバーが入っていたけれども、オルガンの弾き方がハード。ELP系のバンドをやっているとか。

そして、20分程度で器材を入れ替えて、またしても、いきなり、アナウンスもなく、Steve Hackettの登場。このフェスは、進行役はいないらしい。

 Steve Hackettは、フルセットの半分くらい。翌日、大阪のliveがあるため、早い出演となったのか? どっちがトリかなと思いましたが。1時間20分くらいですが、かなり短く感じられました。67歳とは思えない若さ、そして、曲間では、愛想のいい日本語でのあいさつが、Genesis時代の気難しいイメージとは全然違いました。演奏は、前日と同じく、質の高いバンドメンバーに囲まれ、充実したものでした。客席の端のほうには、奥さんがいたようで、3曲目のときには、手を振ってました。
 
そして、30分弱の間に、すべてのセットを入れ替えて、Camelの登場。このころには、照明が映える感じになってきました。またしても、突然の登場。
アンディは、絶好調という感じ。少しだけ、後半では、声がかすれているかなとは思いましたが、全体的には、ノリノリのギター。このメンバーでのliveは、ドラムがハードではあるものの、70年代前半のCamelという感じの演奏。63歳で、10年以上の闘病生活を送っていたとは思えません。骨髄移植をしたそうです。このメンバーで、新しいアルバムを作る予定もあるとか。ぜひとも、実現してほしいです。フルセットよりは、30分くらい短めだったけれども、大満足のlive。出演順も、この順番でよかった。Hackettには、申し訳ないが、この熱い演奏が、最後だったからこその、感動だったと思う。

8時過ぎには、live終了し、帰宅の途へ。この3日間、ほんとに来てよかった。フルのセットリストを知ってしまうと、フェスだけでは、欲求不満が募ってしまい、あとで後悔しただろうから。とくに、Camelは、本当に、また観に行きたい。6回目の来日ではあったが、そのたびに、観に行っていたこともあり、次回も必ず行くだろう。

 



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