3日目 「界 加賀」の朝。またしても、前日は、雪がなかったのに、外は真っ白です。
まずは、朝食。
朝もお品書きがあるのは、うれしいですね。
かぼちゃの上に小豆が乗っている煮物。
お魚は、小さめですが二品ついてます。みそ汁も具がたっぷり。
平たく見えますが、湯豆腐です。器がおしゃれです。
ということで、朝食は、少なく感じますが、意外とおなか一杯になります。
金沢から滋賀に移動して、長浜にて、一か所観光をした後、昼食です。寒いですが、雪は降ってませんでした。ここでは、「びわこレストラン 六」。お店の写真は、撮り忘れましたが、どうも、古い建物の中を改装して作ったようです。
余呉より旬のジビエのパテ ヴェルデプラスと冬のピクルスかな?
和栗のポタージュ 滋賀十穀米?(たしかではありません。)
普通のパン
近江牛のステーキ
あずきのムースリーヌ グリーンティーのソース
寒い中を1時間程度歩いた後で、ゆっくりとしたランチでした。出てきた食材について、スタッフの人が、あまりちゃんと説明をしてくれなかったので、ちょっと不満は残りましたが、味は良かったです。寒かったので、ビールは飲みませんでした。
その後、静岡県浜松市まで、「界 遠州」をめざして、移動です。
なんと、こんどは、到着時に小雪が舞っていました。浜松で、初雪とのこと。寒い中、スタッフの人は、外で待っていてくれました。
部屋の中は、こんな感じです。洋室仕様です。手前に、広めの椅子とテーブルもあり、部屋からは、浜名湖が真正面に見えます。
ここでも、お風呂に入り、その後、食事です。先の2軒と違い、ふろ上がりのお酒がなかったのはさみしかったですが。しかし、今回は、お風呂に入った後、間もなく食事の時間になったので、ちょうどよかったかもしれません。
ここでは、ふぐ会席にウナギ付です。
妻は、お酒が飲めないので、料理に合わせた日本茶4種を注文。これは、佐賀のお茶だそうです。テーブルについてくれたスタッフの方が佐賀の方でしたが、静岡に来て、お茶にはまったといってました。
八寸。左から、鴨燻製と林檎の串、フォアグラ干し柿、海老の松風、手前が鮭煎餅
くずし茄子にとんぶり、飛子。茄子のスープみたいな感じです。
左の鴨燻製と林檎の串と右のフォアグラ干し柿は、特に美味しかったです。
スタッフの方のお勧め。中にフォアグラが詰まった干し柿ですが、濃厚でおいしかったですね。
南京のすり流し、大根持ちの揚げ出し。甘みのあるお吸い物ですが、滑らかな舌触りで、さっぱりしていました。
ふく薄造り。薄造りといえども、意外と厚めです。それに、大皿。二人前とはいえ、想像以上でした。
通常のポン酢に加えて、オリーブオイルでも美味しいといわれ、塩とオリーブオイルでも食べました。初めてですが、オリーブオイルは、何にでもあいますね。
ここでも、日本酒。左側のグラスは逆さに向けて、富士山に見えるようになってます。
茄子と鶏そぼろの博多蒸し。上に乗っているのがトマト味噌です。さっぱりした味付けにトマトの酸味が、うまくマッチしていました。
ここで、ふくちり鍋に火が入ります。
ふくちり鍋が出来るまで、鰻が出てきました。写真は小さく見えますが、お皿が大きいので、実際は、かなり大きめの鰻です。軽く蒸してから、焼くということで、ふわっとして、本当においしい鰻でした。御飯と一緒に食べたくなるくらいです。
鰻を食べ終わると、鍋が出来上がりました。ここでも、スタッフの人がついてくれるので、最初から最後まで、自分たちでは、何もしないで済みます。鍋も、頃合いを見計らって、火を入れてくれ、作ってくれました。食べ終わると、お代わりもいれてくれるので、何となく、うれしい気分です。鍋は、ふぐの白身よりも、骨回りが中心なので、骨についているまわりの肉が美味しかったです。白身は、タンパクな味だったりするので、あまり入ってないほうがいいです。
そして、〆は、雑炊です。自分たちで作るよりも、いい感じで仕上がっています。
一人2杯分くらいです。
デザートは、セレクトなので、淡雪チーズ。
アイスクリームとシャーベットの取り合わせ。
最後に、抹茶。甘みの後なので、気持ちのいい苦さでした。前日の蟹もよかったですが、ここのふく会席も、期待以上の味でした。窓側の席で、外にある大観覧車がLEDできれいに点灯している(花火のよう)のをみながらの食事でしたが、ほぼ2時間程度、ゆっくり、静かにすごせました。