Heart Forest

日常生活の中でちいさな楽しみを探して行きます。

嫌味にならないお仕事根性小説

2017-12-13 17:03:30 | 読書
こんばんは。エルです。

今日はお休みでした。


昨日のうちに本を借りておきました。

今日読み終えたのは、高殿円『上流階級』。

タイトルに小さめの文字で「富久丸百貨店外商部」とあり、デパートの外商部に勤務するヒロインが

上流階級の(セレブ?とってもお金持ちくらいの意味かな)お客様相手に奮闘するお仕事小説でした。


ヒロインの設定が細かくしっかりされていて、何というか女性から嫌われなそうな土臭く努力するタイプなんですね。

個人的にはちょっとヤな奴がヒロインでもOKですが、そういうキャラもしっかり登場します。

そういうのがエンタメ小説というのかな。


ヒロインが敬愛する外商のスペシャリストとでも呼べそうな執事タイプの葉鳥さんは、多くの読者の人気を得られそうです。


途中、どこまでも頑張らないといけないのか?結果を出さないと人間としてダメなのか?とついついネガっぽく考えたりもしましたが

そのあたりを登場人物に話させるあたりは至れり尽くせりかも。

エンタメ小説にすぎるきらいはあるかもしれませんね。

もうちょっと作家の個性を出しても良い気がしました(←エラそう・・・)。


今日の良いこと・時計のアラームを止めて寝られる事って素晴らしい!って思いました。今週はとびとびシフトで、起きてすぐまたアラームをオンにしましたが(笑)。


皆様に幸運を!