こんにちは。エルです。
本日のタイトルはこちらの本の感想から。

畑野智美『神様を待ってる』
そういえば、行く宛のない家出少女達が「神待ち」とかいって、ネットで泊めて貰う見ず知らずの良い人を捜すということをなにかで見聞きしました。
そこから来たタイトル。
そんな神様なんて多分いない。
主人公は大学を卒業したものの、就職試験に落ち続けて、派遣社員として働いている。
3年働いたら正社員にしてやるという口約束を信じて頑張ったものの、あっさり首を切られてしまう。
家賃も払えなくなり、漫画喫茶で寝泊まりするうち、マジックミラーで男性が女性を品定めする出会い喫茶なるものを紹介されて、お茶をやカラオケに付き合うことでお金を貰うようになり・・・
なんというか、主人公が特にスレてもいない普通の女の子なので、
読んでいてだんだん不安が増してきます。
案の定、出会い喫茶に来る男たちは、結局ホテルに行きたがり、断り続けていると、喫茶の従業員からも渋い顔をされるように。
この辺りは読んでいて、あまりに世の中を知らなすぎる主人公が身動きとれなくなっていって辛いです。
他にも、ホームレスの男性の視線に耐えながら(今や彼女もホームレス)炊き出しに並んだり、栄養も行き渡らず、お手入れも出来ずにお婆さんのようにガサガサになった手にショックを受けたり。
そして実家には頼れない事情がある。
うーん、私だったら即、福祉課へ相談に行きます。ヘタレだし、漫画喫茶で夜明かしするのも辛い。
フィクションと割りきれない現実がそこにはあって、参考文献も沢山巻末に載っていました。
女性の貧困は見えにくいのかも知れません。
全く救いのない話ではないので、是非ご一読を。
今日の良いこと・仕事中に一度外出する用事があって、外は寒くて、頭痛だのなんだのともやもやと具合が悪くなりましたが、今日は帰りに気に入っているスープのお店へ。ハナをかんで(失礼)薬を飲んだらだいぶ楽になりました。
今度は暑くなるとか、もう普通に自律神経がヤラレるのでは?
皆様に幸運を!
本日のタイトルはこちらの本の感想から。

畑野智美『神様を待ってる』
そういえば、行く宛のない家出少女達が「神待ち」とかいって、ネットで泊めて貰う見ず知らずの良い人を捜すということをなにかで見聞きしました。
そこから来たタイトル。
そんな神様なんて多分いない。
主人公は大学を卒業したものの、就職試験に落ち続けて、派遣社員として働いている。
3年働いたら正社員にしてやるという口約束を信じて頑張ったものの、あっさり首を切られてしまう。
家賃も払えなくなり、漫画喫茶で寝泊まりするうち、マジックミラーで男性が女性を品定めする出会い喫茶なるものを紹介されて、お茶をやカラオケに付き合うことでお金を貰うようになり・・・
なんというか、主人公が特にスレてもいない普通の女の子なので、
読んでいてだんだん不安が増してきます。
案の定、出会い喫茶に来る男たちは、結局ホテルに行きたがり、断り続けていると、喫茶の従業員からも渋い顔をされるように。
この辺りは読んでいて、あまりに世の中を知らなすぎる主人公が身動きとれなくなっていって辛いです。
他にも、ホームレスの男性の視線に耐えながら(今や彼女もホームレス)炊き出しに並んだり、栄養も行き渡らず、お手入れも出来ずにお婆さんのようにガサガサになった手にショックを受けたり。
そして実家には頼れない事情がある。
うーん、私だったら即、福祉課へ相談に行きます。ヘタレだし、漫画喫茶で夜明かしするのも辛い。
フィクションと割りきれない現実がそこにはあって、参考文献も沢山巻末に載っていました。
女性の貧困は見えにくいのかも知れません。
全く救いのない話ではないので、是非ご一読を。
今日の良いこと・仕事中に一度外出する用事があって、外は寒くて、頭痛だのなんだのともやもやと具合が悪くなりましたが、今日は帰りに気に入っているスープのお店へ。ハナをかんで(失礼)薬を飲んだらだいぶ楽になりました。
今度は暑くなるとか、もう普通に自律神経がヤラレるのでは?
皆様に幸運を!