こんにちは。
エルです。
今日の良いこと・今日は昨日に続いて頭痛でしたが、背中に小さなカイロを貼って、薬を飲んでなんとかなりました。
今日まで休みの企業もあるのか、お客様が少なかったのも幸いしたかな?
仕事の終盤は咳が出そうになったので、買っておいたニュージーランドのハーブのシロップを飲みました。苦くはないけど美味しくない!
さて、タイトル。
小津安二郎『お茶漬けの味』を観ました。
戦争が終わってどのくらい経つのか、一億総中流がうたわれる前のちょっと上流家庭(たぶん)の奥様が主人公。
女子高を出たらお見合いをして嫁ぐのが一般的とされた時代。
奥様は姪っ子を連れて友人のお店に買い物に行ったり、適当な理由をでっち上げて(身内が盲腸になったとか)温泉へ行ったりしている。
なんとなく夫には物足りなさがあり満たされない。
しかしなあ、家事は全部住み込みの女中さんがやってくれる。
旦那さんがご飯の上にお味噌汁をかけて食べたのを見て、
「そんな食べ方は嫌だわ!」とヘソを曲げる。
何様だよ?な話なんだけど、
旦那さんは何もかも分かっている。
終身雇用や年功序列、そんな時代の、それでもまだまだ女性に優しい物語じゃないかな。
ラストの、女中が寝静まってから、夫婦で台所に忍び込んでお茶漬けの材料を探すところがとても良かった。
お見合いでこんな、人間の出来た夫と巡り会えたのなら良いじゃないかと思った。
本人も良いところから嫁いできてお金に不自由していないようだけど、
まあ、何様だよ?な映画(笑)。
なんだろうな、この後の時代でもっと男尊女卑だの、セクハラだのが出てくるのかな?
それとも「人による」ってことか。
皆様に幸運を!
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