こんにちは。
エルです。
近藤史恵『震える教室』読了。
旧い校舎で学ぶ女子高生達のお話。
ミステリというよりはホラー。
自分も女子校育ちで、ヒロインと同じく
高校から私立の女子校に入り、中等部からあがってきた少女達の品の良さと無邪気さみたいなものに圧倒されました。
まあ、幼稚園からという剛の者?もいましたね。
今はもうその学校は移転して新校舎になっているのでわかりません。
でもこの本を読みながら、自分のいた頃の薄暗さ、教師のヒステリックな理不尽さ等も思い出しました。
今なら笑える。
当時は怖い先生は怖かったものです。
この物語では七不思議ならぬ六編の学校ホラーがまとめられています。
オチがハッキリしなかったり、そこはかとなく悪意を感じたりと、ホラー要素は上手く機能しています。
ただ敢えて言うなら戦争の話は入れて欲しくなかった。
最後の1編だけ戦争が原因になっていて、ちょっと嫌。
実際、戦後に授業で海に泳ぎに行った女子学生が36人?亡くなる事故があったので(アンビリーバボーの再現ドラマが怖すぎ)戦争ものは勘弁してほしい。
それ以外は良かったです。
ヒロインが高校で出会った怖がりの少女の手に触れると、2人とも此の世の者ならざるモノを見てしまうというお話でした。
今日の良いこと・何年振りかなあ、アロマオイルのエステに行ってきました。
まあ先日行った温泉の中にあるのですけどね。
またまたゴリッゴリの肩を注意されました。
それでも自分を何かしらいたわるのは良いです。
サウナも入ったし。
今度は別のサウナで、
所謂『ととのう』経験をしてみたい。
皆様に幸運を!
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