おはようございます。
鏑木連『残心』読了。
エルです。
鏑木連『残心』読了。
今の私にピッタリとまではいかないけど
老老介護を扱った小説。
漫画家の夢破れてもタウン誌でライターとイラストをやっている若い女性が主人公。
彼女の片付けられなさには親近感さえ覚えるし、気になることがあるとそれで頭が一杯になってしまい、上司の小言もどこへやら、というあたり、自分も廻りから指摘されたADD傾向を感じますが
問題はそこではなく。
老老介護の果ての心中事件が起こり
取材に訪れたルポライターが第一発見者となる。
そのライターに憧れと尊敬を抱く主人公が、一助となればと聞き込みをする内に
不審な点に気付き…。
例えばミステリーなら伏線回収が醍醐味?なのかもですが、
改めて考えるとあれもこれも伏線だったかと感じます。
今年になって読みはじめたこの作家の本の中で今1番好きかも。
今日の良いこと・昨日は風邪気味でベッドと親のアレコレで過ごしましたが、今朝はもうサウナに行ってこれたこと。
親は子供になら主張が通ると思っている。そこが結構ツライかも(笑)
皆様に幸運を!
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