おはようございます。
エルです。
昨日ふと、庭のスダチの木にアゲハがやって来たのを見ました。
そういうことにすぐ気が付くのは意外に母親。
心のなかに無邪気な部分が多くあるのでしょうね。
ず~っと猫やら鳥やら見知らぬ小学生やら(←?)に懐かれています。
傷付いた羽根でヨロヨロとスダチの木を廻る揚羽。
きつと最期に卵を産みに来たのでしょう。
スダチやキンカン、山椒の木。
揚羽を育てるものは揃っている我が家の庭。しかし鳥も来るので、羽化迄行ける子はどのくらいかな?
羽根の傷付いた揚羽を見ると
小川未明の『島の暮れ方のはなし』という小品を思い出します。
うろ覚えですが、
ある島を訪れた男に、その島の女が
「土塀に妹の小袖の一部があったので、あの子は死んだとわかりました」みたいなことを言う。
帰るときに土塀を見てみると蜘蛛の巣に破れた蝶の羽根が引っ掛かっていた。
というもの。
なんだかこの話は好き。
今日の良いこと・うん、ここはこのところ食べ物の話ばかりですが、山形の梨が瑞々しくて美味しかったです。
朝晩に涼しく感じる秋の風や虫の声
秋をしみじみ感じられる時候ですね。
皆様に幸運を!
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