Heart Forest

日常生活の中でちいさな楽しみを探して行きます。

生きる権利とは

2021-09-18 09:31:37 | 読書
おはようございます。

エルです。

明日から仕事なので、このところの慢性的な風邪の引き始め←この表現なんなの?
を、なんとかしなくては。

老いも若きもワクチンが浸透すると、やはり街に人が溢れます。

職場はまんま駅ビルなので祝休日の混雑からは逃れられないなあ。

休日でも必ず7時のオープンにいらっしゃるお客様もいて、近くのマンションなのかな、なんて考えちゃいます。



今日の良いこと・週に一度家の近くに来る果物やさんで買った葡萄が美味しい。


そしてタイトル、
これは中山七里『護られなかった者たちへ』を読んだ感想です。

次々発見される遺体。殺人事件。
どうやら発端は生活保護受給を受けられないで餓死した人物。
警察はひとりの男に目を付けるが…。

生活保護受給のために実際に沢山書類を書くなんて私には無理だなあと思いました。
土地や家があったらアウトで、それらを売らないといけない。
でもボロボロで取り壊しにもお金がかかる家を誰が買うのでしょう?

絶縁されている親類に連絡を取るというのもハードルは高い。

それでも支給されるお金は国民の血税。

辞退して餓死する人間がいるのもまた事実で。

単純な私は国会議員を減らせよ!と思っちゃいますね。

話はおかしな方向に飛ぶかもしれませんが、
罪を犯して刑務所で懲役を喰らう人間は餓死しませんよね。こちらもすべて税金で賄われる。
書類を何枚も書くのは本人の仕事じゃない。

一方でまともに生きてきて仕事にありつけなくて、受給申請も却下される人がいる。
ワケわかんないですね。

昔、廻らない寿司屋でバイト中に、塀の中から出てきたは良いが、行く宛もなく捕まりたくて無銭飲食するおじさんを見ました。

出口のないようなお話は滅入りますが、中山七里は読ませる力があるので、あっという間に読み終えました。

財閥や企業はもっと寄付して良いと思います。
サステイナビリティだとかも大事でしょうが、貧困で進学出来ないとか生活できない人を多く抱える国が先進国のわけはないじゃないですか?

そんな事を考えていました。


皆様に幸運を!







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