偉大なる読みやすさ

こんにちは、エルです。

分厚さに気後れしたのもつかの間、読みやすくてグイグイ引き込まれる随筆は個人的には稀です。



武田百合子『刊行本未収録エッセイ集　あの頃』

この方は作家武田泰淳の夫人なのですが、ご自身もとても豊かで面白い文章を書かれます。

遠い昔、父の書斎に本を探しに入って読みふけったものでした。


武田泰淳の思い出の他、自身の子供時代の食卓の風景や、読んだ本、観た映画、

どれもこれも面白いなあと思ってしまうのは筆者の感性の豊かさ？文章の素直さ？究極的にはその人となりなのでしょうね。

これはお勧めです。ちょっぴり体調を崩し気味の時に布団の中で読むのもよし、何故だか急がないでゆっくり読みたい一冊。



今日の良いこと・お日様が毎日こんにちはあと暖かい日差しをくださるようになりました。春ももうすぐど真ん中。
イライラをちょっとづつ外に逃がせるようになってきたとも思います。
それから、お茶屋さんで試飲したお茶が美味しかった！お茶屋さんの店員さんは美味しいお茶が淹れられるので尊敬！



皆様に幸運を！