数。

いつになるかなぁ
あとどのくらいかなぁ

毎日忙しいもんねぇ
なかなか都合もつかないよねぇ

いつと、いつと、いつ

予定入れてないと
見当もつかない

予定が入れば
カレンダー眺めて
ため息だし

なんかなぁ

どうかなぁ






でもまぁよく続いてる

よく慣らされて


感心するわ


おバカさんだなぁ

喜。

とても嬉しそうな声だった
ずっと悩んでたもんね
ずっと欲しがってたもんね
よかったね

私も嬉しいよ

プレイするのがまたまた楽しみ
待ち遠しいね

でもまた愛するものが増えたね
あれもそれもこれも…

ちょっと忘れられそうだね
いつものことだからしかたがない


あなたが幸せでよかった

指。

あなたは時々
私の右手を取って
指輪をじーっと見ることがある

何を思ってるのか
私には判らないのだけれど
何か言いたげな顔

この間見ていたときは
どうしたの？
と、聞いてはみたものの
聞きたいような
聞きたくないような

でもあの顔は
確かに何かを考えてる
ただ眺めている訳ではないよねぇ


いやね


こんな女にこんな高いものを
買うんじゃなかったと
思っていたらどうしよう

そうしたら
あれも、これも、それも
買い与えなきゃよかった

なんて？





あ…やめよ

悲しくなる




でも本当

一度や二度じゃないよ

何度か凝視してるし
その度に何か考えてる



だから？

ん～
それだけのことなんだけどね

寝。

今週は毎晩早く寝た
仕事に差し支えるからね
まあ それだけではなくて
なかなか疲れが取れないお年頃
すぐに眠くなってしまうしね

夜中に何回か目を覚ますんだけど
最近はめっきり寒くなって
お布団やら毛布やらが恋しくなる

でもまぁ寝相が悪いから
布団から足を出したりしてるんだけどね

今朝 掛け布団の端を
丸めて抱きついて寝ていた

ちょうどあなたを抱っこするときみたいに

それに気がついて
ふっと笑ってしまった
またすぐに寝てしまったけどね

そんなことを何気にしてしまうと
やっぱり寂しいんだろうなぁと
気がつきます


いつもありがとうね

ゴメンなさい

泣。

泣いてばかり
泣いて暮らしてる
って言ったらどうしたの？
どうも出来ないでしょ？

側に居さえすれば
やはり心強いのだけれど
それは無理

どんなに泣いたところで
側に居てはもらえない

寂しさは他で誤魔化して
毎日過ごすしかない

毎日 がむしゃらに一生懸命
ふと気がつくとあなたを思い出す
その繰り返し



そうやって歳を取ってくんだねぇ


長生きはしたくないねぇ