スポーツ新聞に映っているスケーターの写真は
ほぼジャンプをしている写真ばかりでした。
しかし、ここ数年は写真集が出されるほど、
美しい表情ばかり。
スポーツ新聞のカメラマンさんの
スケーターに対する敬意を感じるのです。
どのスケーターでも
ジャンプのときは必死だと思います。
表情なんて気にしていられないと
思うのです。
歯を食いしばったり、
みんなすごい形相ですよね。
でも、誰だって、写真に写るのであれば、
美しく写りたいもの。
スポニチさんの写真集には
羽生結弦をよりキレイに写したい
そんな想いが感じられました。
長久保さんや小海途さんは
ずっと結弦くんをレンズで
追ってこられたと思います。
そのなかで、結弦くんが
今まで誰もしたことがないような経験を
レンズを通して見ていて、
そして感じるものがあって・・・
お2人の中に、羽生結弦という存在が
カメラマン魂を震わせたのだと思います。
ただ単に美しいスケーターというだけではなく、困難な時期を乗り越え、偉業を成し遂げ、
レンズを通して感じる結弦くんの男気に惚れ込み、その想いを写真に託したいという気持ちが感じられるのです。
世界と戦う羽生結弦というスケーターに影響され、カメラマンさんも、もっともっと美しい写真を撮ってやる!と数秒での戦いにさらに挑んだことと思います。
結弦くんの負けず嫌いで野心的で、
その闘争心の高さが周りにも影響し、
負けたくない、良いものを作り出したいという気持ちを抱かせるのです。
結弦くんに対してこの人はすごい!という気持ちを抱いたとき、敬意を感じているということになるのです。
そんな想いを感じた
スポニチさんの写真集
実は、この写真集・・・
まだ最後まで見ていません。
見ているうちに
涙が溢れてしまうから・・・
1枚1枚、丁寧に
ゆっくりと楽しみたいと思います。
*画像は感謝してお借りしました。