今朝は、嬉しいニュースが入ってきましたね。
kちゃん、ありがとう(*^-^*)
結弦くんが滑れるようになって嬉しいです(涙)
詳しくは、こちらです。
そして、いよいよ発売になる『蒼い炎Ⅱ』
2012年から2016年までの自叙伝。
小林孝延さんのブログで、紹介されています。
詳しくは、こちらです。
そこで、2012年の世界選手権を含めた、
羽生結弦選手の軌跡をまとめてみました。
お読みいただけたら嬉しいです。
~*羽生結弦選手の軌跡 2012年編*~
2012年 世界選手権
2012年 アメリカ大会
2012年 NHK杯
2012年 ロシア杯
2012年 全日本世界権
2013年 四大陸選手権
2013年 カナダ杯
◆高橋銀!羽生銅!W表彰台/フィギュア◆
[2012年4月1日12時20分 日刊スポーツ紙面から]
<フィギュアスケート:世界選手権>◇6日目◇3月31日◇フランス・ニース
初出場の羽生結弦(17=東北高)が日本男子最年少で表彰台に上がった。SP7位からのフリーは自己ベストを大幅に更新する173・99点で、総合251・06点の3位となった。仙台出身で、昨年の東日本大震災では避難所生活も体験。苦難を乗り越えた大舞台で、こん身の滑りをみせた。SP3位の高橋大輔(26=関大大学院)は2位で、日本男子の複数メダル獲得は史上初となった。パトリック・チャン(カナダ)が2連覇を果たし、小塚崇彦(23)は11位に終わった。
震えていた。右拳を大きく振り上げ、眼光鋭く前を見つめた。肩で息をしながら、思わず目頭が熱くなった。「ありがとうございます」。観客に、そしてエールを送ってくれた遠く日本の人々へ。羽生の額から滴る汗に、涙が混じった。
羽生 被災地の方々の応援を自分の中でしっかり受け止めた。
冒頭で、完璧な4回転トーループを着氷。波に乗った。途中のステップで転倒するアクシデントがあったが「逆に休めたと前向きにとらえた」。続く3回転半-3回転の連続ジャンプを決め、ミスを最小限に抑える。途中では、興奮に思わず雄たけびを上げた。
仙台市出身。昨年の東日本大震災では練習中に被害に遭い、スケート靴が脱げずにリンクにひざをついて逃げた。4日間は家族4人が避難所暮らし。畳1畳に毛布1枚の生活も味わった。その後は復興支援のショーに60以上も出演。「被災地代表みたいに何でも取り上げられるのが嫌だった」時期もあったという。
転機は1月。もらっていた500通のファンレターすべてに返事を書いた。「勇気を伝えようとしていた僕が、本当は支えられていたんだな」。1文字1文字をかみしめた。「自分が出せるのは結果。被災地代表として日本が頑張っているというアピールをしたい」。そう言っていた通りの演技を、大舞台で披露した。
02年大会で20歳で3位に入った本田武史の日本男子最年少メダル記録を大幅に塗り替えた。2年後のソチ五輪に向け、初の10代メダリストは伸びしろ十分だ。「(4回転)サルコーも練習しているので、来季は入れられるように」と飛躍を誓う。
演技中の鬼気迫る表情に、表彰台でみせたあどけない笑顔も魅力の新星。「最後はハッピーエンドになったかな」。これから、もっと多くの“ハッピー”を応援してくれる人たちに届けるだろう。【阿部健吾】
男子SPで7位となった羽生結弦=2012年3月30日
男子フリーの演技を終え、
阿部奈々美コーチと抱き合う羽生結弦=2012年3月31日、遠藤啓生撮影
メダルを手に笑顔を見せる(左から)2位の高橋大輔、優勝のパトリック・チャン、
3位の羽生結弦=2012年3月31日、フランス・ニース、遠藤啓生撮影
表彰式で声援に応える羽生結弦(宮城・東北高校)。
観客席には「絆」の文字が描かれた日の丸も掲げられた=2012年3月31日
記者会見後、メダルを披露する(前列左から)羽生結弦、高橋大輔、鈴木明子、
(後列左から)マービン・トラン、高橋成美=2012年4月3日
▼フィギュアスケート 氷上の華▼
◆17歳の羽生結弦の偉業をどう考える?◆
スケートアメリカで日本が表彰台独占。
田村明子 = 文
2012/10/24 10:32
「プレッシャーはまったくなかったです。でもプレッシャーを感じないほど緊張していたのか、あるいはリラックスしすぎてしまっていたのか、それはわかりません」
スケートアメリカの記者会見で、羽生結弦はそう口にした。
SPで95.07という史上最高スコアを叩き出した翌日、フリーではミスが続いて2位に終わった。「SPでのスコアがプレッシャーになったのでは」と米国の記者に聞かれて、そう答えたのである。
ロックブルース「パリの散歩道」のSPは、見ていて鳥肌がたつほどの出来だった。3回転かと見間違えるほど楽々と降りた4回転トウループ、そしてきれいに着氷が流れる3アクセルと、3ルッツ+3トウループのコンビネーション。ギターの音色に合わせて、独特のステップシークエンスもそつなくきめた。元世界チャンピオン、ジェフリー・バトルによる振付の洗練されたプログラムを、17歳の羽生はみごとにこなしてみせた。
さぞ良い点が出ることだろう。そう予想してはいたものの、95.07という数字がスクリーンに出た瞬間、会場は驚きのどよめきに包まれた。
氷上の華はこちらです。
◆羽生結弦、SP歴代最高得点の真実◆
2012年11月02日
グランプリシリーズのアメリカ大会で2位になった羽生結弦(左。中央は優勝した小塚崇彦、右は3位の町田樹=AFP時事
フィギュアスケートの羽生結弦(宮城・東北高)が、今シーズンを最高のかたちでスタートした。グランプリ(GP)シリーズ第1戦のスケートアメリカ(米ワシントン州ケント)のショートプログラム(SP)で、これまでの高橋大輔(関西大学大学院)の記録を上回る歴代最高得点95・07を出したのだ。今シーズンからSPの後半のジャンプに得点が出やすいルール変更があったとはいえ、彼の急速な成長ぶりを物語る快挙だ。練習拠点をカナダのトロントに移した17歳はどこまで進化し続けるのだろうか。
◆フィギュア羽生「NHK杯、優勝したい」 カナダから帰国◆
2012/11/17 19:25
カナダから帰国し、NHK杯に向けて抱負を語る羽生結弦(17日、成田空港)=共同
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯(23日開幕・宮城県利府町)に出場する男子の羽生結弦(宮城・東北高)が17日、練習拠点のカナダから帰国して「やるべきことはやってきた。自信はある。もちろん優勝したい」と成田空港で力強く語った。
GP第1戦のスケートアメリカではショートプログラムで世界歴代最高得点をマークしながらフリーは崩れて2位に終わり、課題の体力面を強化してきたという。生まれ育った宮城で開催されるNHK杯では、12月のGPファイナル進出を高橋大輔(関大大学院)らと争う。町田樹(関大)小塚崇彦(トヨタ自動車)は既に進出を決めており「僕も出たい」と意気込んだ。〔共同〕
◆羽生が男子SP世界最高得点で首位 NHK杯開幕◆
男子SPの演技を終え、観客の声援に応える羽生結弦
Photo By 共同
フィギュアスケートのGPシリーズ第6戦・NHK杯は23日、宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで開幕。男子ショートプログラム(SP)は羽生結弦(宮城・東北高)が自身の持つ世界歴代最高を0・25点更新する95・32点をマークして1位、高橋大輔(関大大学院)は87・47点で2位につけた。
高橋、羽生は2位以内に入れば、自力でファイナル行きの切符を獲得できる。
アイスダンスのショートダンス(SD)でキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)は5位発進となった。
GPシリーズは6大会あり、出場2大会の獲得ポイント合計で6位までがファイナルに進める。
[ 2012年11月23日 18:31]スポニチアネックスより
◆羽生 地元・宮城で「笑顔で終わることができて良かった」◆
フィギュアスケートGPシリーズ第6戦NHK杯女子フリー (11月24日 セキスイハイムスーパーアリーナ)
男子で初優勝を果たし、メダルを手に笑顔を見せる羽生結弦
Photo By 共同
宮城県で行われたフィギュアスケートのNHK杯で24日、男子で仙台市出身の羽生結弦選手(17)=宮城・東北高=が初優勝した。東日本大震災の復興支援を掲げた地元の大会で、2種類の4回転ジャンプに果敢に挑んで大きな歓声を浴び「皆さんの前で、笑顔で終わることができて良かった」と目を輝かせた。
前日のショートプログラムで自身の世界歴代最高得点を塗り替える圧巻の演技を披露し、迎えたフリー。午前中に宮城県を地震が襲い、約1年8カ月前の悪夢も脳裏をよぎったが、最後まで力を振り絞った。先に演技した高橋大輔の得点を上回ると、テレビカメラの前に座っていた羽生はのけぞり「今日は本当に自分に力を与えてもらった」とファンの後押しに感謝した。
避難所での生活も経験し、練習拠点も失いながら復興支援の慈善演技会を何度もこなした。逆境をはねのけ、急成長を遂げる若きホープは「地元だったからやれた部分もある。もっと力をつけたい」と意気盛んだった。
女子は優勝した浅田真央とともに、東北福祉大出身の鈴木明子が2位に食い込んでファンを魅了した。仙台市内に住む中学3年生の木村颯君(15)は震災で自宅アパートが半壊したといい、「初めて見る国際大会で地元選手の優勝を見ることができて良かった。パワーをもらった」と話した。
[ 2012年11月24日 22:25 ]スポニチアネックスより
◆羽生結弦、ソチへ出発…搭乗便7時間遅れもなんの!◆
ロシアのソチに出発前、取材に応じる羽生結弦
Photo By 共同
2014年冬季五輪の会場で開催されるフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(7、8日)に出場する羽生結弦(宮城・東北高)が3日、成田空港からロシアのソチに向けて出発した。搭乗便が7時間以上遅れるアクシデントもあったが、気にする様子もなく「五輪のためにも(リンクの)感覚をつかみたい。五輪への意識に負けるようではいけない」と強い精神力で臨むことを強調した。
過去最多の4人が出場する男子の日本勢で、羽生への期待は高い。地元の宮城県で開催された11月下旬のNHK杯で優勝した後は実家がある仙台で調整した。ショートプログラムが行われる7日に18歳となる。「誕生日をソチで迎えて、1年後の19歳までにどれだけ成長できるか。自分に多くのことを課していきたい」と意気込んだ。
[ 2012年12月3日 21:36 ]
◆羽生“世界最高”97・68点で首位発進!高橋が2位◆
男子SPでトップに立った羽生結弦
Photo By 共同
フィギュアスケートの全日本選手権は21日、世界選手権(来年3月・カナダ)の代表選考会を兼ねて札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕し、男子SPでは18歳で初優勝を目指す羽生結弦(宮城・東北高)が4回転などジャンプをきっちり決めるなど、国際スケート連盟の公認記録とはならないが、今季NHK杯のSPで出した世界最高の95・32点を更新する97・68点で首位に立った。
2連覇を狙う高橋大輔(関大大学院)は4回転の着氷でバランスを崩し、88・04点で2位。小塚崇彦(トヨタ自動車)4回転でバランスを崩したものの、ほかのジャンプなどはきちんと決め、84・58点をマークし3位に付けている。無良崇人(中京大)が84.48点で4位。織田信成(関大大学院)は、冒頭の4回転で転倒。3回転半、コンビネーションはきれいに着氷したが80・75点で5位だった。
[ 2012年12月21日 20:45 ]
【2012 フィギュアスケート全日本選手権 写真特集 2012年12月21日
男子SPで華麗に演技する羽生結弦=真駒内セキスイハイムアイスアリーナで2012年12月21日、貝塚太一撮影
男子SPでスピンする羽生結弦=真駒内セキスイハイムアイスアリーナで2012年12月21日、貝塚太一撮影
男子SPの演技を終え、胸をなでおろす羽生結弦=真駒内セキスイハイムアイスアリーナで2012年12月21日、貝塚太一撮影
男子フリーで演技する羽生結弦=真駒内セキスイハイムアイスアリーナで2012年12月22日、貝塚太一撮影
メダルを手に笑顔を見せる(左から)2位の高橋大輔、1位の羽生結弦、3位の無良崇人=真駒内セキスイハイムアイスアリーナで2012年12月22日、貝塚太一撮影
全日本フィギュアスケート選手権のエキシビションで演技する羽生結弦=真駒内セキスイハイムアイスアリーナで2012年12月24日、貝塚太一撮影
http://mainichi.jp/graph/2012/12/21/20121221org00m050018000c/114.html
http://sp.mainichi.jp/graph/2012/12/21/20121221org00m050018000c/114.html
◆羽生結弦 / 全日本フィギュアスケート選手権◆
2012年12月22日 13時56分 フォート・キシモト
フィギュアスケートの全日本フィギュアスケート選手権、男子ショートプログラム(SP)から。 前半のSP、羽生結弦が97.68点をマーク。国際連盟主催大会でないため参考記録となるが世界最高得点、首位に立った。 得点結果は、以下のとおり。 1位:羽生結弦 97.68点 2位:高橋大輔 88.04点 3位:小塚崇彦 84.58点 4位:無良崇人 84.48点 5位:織田信成 80.75点 (撮影:フォート・キシモト) [2012年12月21日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ/北海道
http://news.livedoor.com/lite/article_image_detail/8015303/
◆羽生結弦が初優勝 全日本フィギュア男子◆
2012年12月23日 12時54分 J-CASTニュース
フィギュアスケートの全日本選手権男子シングルのフリープログラムの演技が2012年12月22日、札幌市でおこなわれ、羽生結弦(18)が初優勝を決めた。
前日のショートの1位を守りきった。 4回転トゥループと4回転サルコウを降り、後半のコンビネーションジャンプを難なく決めた。フリーの点数は95.32点で、スケートアメリカで記録した歴代最高得点を上回った。
高橋大輔(26)も2回の4回転ジャンプを決めたが、前日のショートでミスの目立った分の挽回はならなかった。3位は無良祟人。上位2人は2013年3月にカナダ・ロンドンでおこなわれる世界選手権への派遣を確実にした。
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/7260068/
【写真特集】
http://m.zimbio.com/photos/Yuzuru+Hanyu/81st+Japan+Figure+Skating+Championships+Day/brdYlB2y1jt
【フィギュアスケート】 別次元の戦い。
羽生結弦と髙橋大輔が生み出す頂点への推進力
2012.12.23
折山淑美●文・取材 text by Oriyama Toshimi 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)
2012年の全日本選手権を制したのは初優勝となる羽生結弦。2位に髙橋大輔、3位に無良崇人が入った。
NHK杯とGPファイナルに続く今季3度目の髙橋大輔と羽生弦結の対決は、過去2戦以上にハイレベルなものになった。
12月21日のショートプログラム(SP)、最初に滑ったのは髙橋だった。GPファイナルと同じ演技構成の冒頭、4回転トーループは回転不足でGOE(出来ばえの加減点)も減点されたが、その後は立て直す。そして終盤は持ち前の表現力の高さを発揮し、ステップでは7名の審判全員からGOEで最高の3点の加点をもらう圧巻の演技。4回転を成功したGPファイナルの得点には及ばないものの、88・04点を獲得してトップに立った。
「4回転は上がった瞬間にヤバいと思った。これまでだったら転倒をしているところだったが、ダウングレードながらも4回転と認められて降りられたのは、少しずつ自分のものになっているということだと思う。この緊張感の中ではまぁまぁの演技ができました」と、髙橋は笑顔を見せた。
一方、昨年のこの大会ではSP最終滑走者となりプレッシャーでメロメロになっていた羽生は、今季の成長ぶりを遺憾なく発揮した。
演技前の6分間練習は出来が悪く、「緊張感と不安に襲われた」という羽生だったが、最初の4回転トーループを完璧に決めると勢いに乗った。各要素を丁寧にこなし、ジャッジのGOEスコアは、ほぼ2点と3点で埋められる上々の出来。
演技の迫力が、そのままリンクを支配する緊迫感となって観客席まで伝わってくるような密度の濃い2分40秒間。GPシリーズで連発した世界歴代最高得点を(国際大会ではないため)非公式ながらもさらに上回る97・68点を出して髙橋を抜きトップに立った。
「去年、最終滑走でダメだったイメージも残っていたので緊張したし、6分間練習も今までにないくらいダメだったので……。得点にはビックリしているが、緊張している中でもああいう演技ができたのが嬉しい」
2週間前のGPファイナルでは、連続ジャンプで無理をして跳んだ後半のジャンプで転倒するというミスを犯したが、それを除けばGPシリーズの初戦と第2戦から確実に得点を伸ばす結果。昨季は失敗を繰り返していたSPを、新たな武器とするまでに自信を深めた。
SPで9・64点の大差がついたふたりの戦いは、翌日のフリーでは最終組第1滑走者の髙橋が攻めた。
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/2012/12/23/post_169/?mode=pc
◆高橋と羽生が振り返る名勝負の裏側◆
全日本フィギュア男子、激闘の2日間。
松原孝臣 = 文
text by Takaomi Matsubara
photograph by Takuya Sugiyama
筆者プロフィールRSS 2012/12/25 11:25
メンタルの重要性が浮き彫りになった試合だった。
真駒内で開催されたフィギュアスケートの全日本選手権。男子は12月21日にショートプログラム、22日にフリーが行なわれたが、あらためて、そう感じさせる結果となった。
グランプリファイナルを制した高橋大輔、2位の羽生結弦、5位の小塚崇彦、6位の町田樹。さらにフランス大会で優勝した無良崇人、昨シーズンの故障から復帰を果たした織田信成ら、一段と層の厚くなったのが男子だ。2013年3月にカナダで行なわれる世界選手権代表選考がかかった大会は、厳しい戦いが予想された。
その中で、表彰台の真ん中に立ったのは、羽生だった。
羽生は、ショートプログラムで非公式ながら今シーズンの最高得点となる97.68点を出していた。結果的に、ここで高橋に9点以上の大差をつけたことが勝因となり、285.23点で優勝したが、実はショートは緊張で足が震えるほどだったと言う。その中で、緊張をクリアした理由を聞かれると、こう答えた。
「(ブライアン・)オーサーコーチの言うことを聞いていればなんとかなると、コーチを信じてやりました」
優勝後にも、こう語った。
「(コーチは)試合に対するペース配分がうまいなと感じています。6分間練習とか公式練習とか、自分のことをすごくコントロールしてくれます」
圧巻の演技でフリーでは1位をもぎ取った高橋。
もともと負けず嫌いで、気合いと闘志を前面に出すのが羽生である。ときに、それが災いすることもあっただろう。その部分をコントロールしてくれる存在があったことが、精神面でも好影響をおよぼしている。
総合2位ではあったものの、圧巻の演技でフリーでは1位だった高橋は、ガッツポーズで、自身がつかんだ手ごたえを表した。
それだけの演技ができた理由をこう振り返った。
「いつも気持ち、気合いは入っていますが、今シーズンの中でいちばん気合いが入ったと思います。ショートであれだけ点数を離されてしまったので、思い切りやるしかないというのもありましたし。悔しい部分もあったと思いますので……いつも以上に気合いが入っていました」
悔しさが、強いモチベーションになったのだ。
http://number.bunshun.jp/articles/-/320183
◆四大陸フィギュア、男子のSPで演技する羽生結弦(大阪市中央体育館)(2013年02月08日)◆
◆四大陸フィギュアの男子フリーで演技する羽生結弦(宮城・東北高)。前日のショートプログラム(SP)で首位に立った羽生だが、フリーではミスがあり、合計246.38点で2位に終わった(大阪市中央体育館)(2013年02月09日)◆
◆四大陸フィギュアの男子で2位となりメダルを手に笑顔を見せる羽生結弦(宮城・東北高)(大阪市中央体育館)(2013年02月09日) ◆
◆チャンが3連覇、羽生は日本勢最高の4位 世界フィギュア 国際ニュース:AFPBB News◆
2013/03/16 16:13(ロンドン/カナダ)
【3月16日 AFP】世界フィギュアスケート選手権は15日、カナダ・オンタリオ州ロンドンのバドワイザー・ガーデンズで男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、カナダのパトリック・チャンが大会3連覇を達成した。
FSで最高得点を記録したカザフスタンのデニス・テンが合計266.48点としたものの、チャンは合計267.78点で逃げ切り、地元カナダの観衆を沸かせた。しかし、チャンはフリーの演技で2度転倒しており、今季最終戦は不安を残す形に終わった。
総合3位には合計249.06点を記録したフィギュアスケート欧州選手権王者ハビエル・フェルナンデス(スペイン)が入った。
13日に行われたショート・プログラム(SP)で2位のテンに大差をつけて首位に立っていたチャンだが、この日のフリーではテンが174.92点でトップとなり、チャンは169.41点で2位に、羽生結弦が169.05点で3位となった。
チャンは世界最高得点を記録したSPと同じ勢いで、ジャコモ・プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』に乗せて演技を行い、立て続けに4回転ジャンプを2度決めた。しかし、その後にチャンのプログラムは崩れ、3回転ルッツと3回転アクセルで着氷に失敗した。
しかしながら、4回転ジャンプで高得点の30点を記録していたチャンは、他者とは比較にならない熟練の表現力が評価されたことや、SPで獲得した大量リードに守られ、世界選手権のタイトルを手にした。
一方、故障に悩まされたシーズンを過ごしたテンだったが、チャンと同じように演技の序盤で4回転トウループを披露した。
映画『アーティスト』のサウンドトラックに乗せて表情豊かなパフォーマンスを見せたテンは、2度のトリプルアクセルも成功し、演技終了時には総立ちの観客から嵐のような喝采を受けた。
SP終了時点で7位だったフェルナンデスは、FSでチャーリー・チャップリンのメドレーに合わせた演技で魅了し、2種類の4回転を成功させて総合3位入賞を果たした。
また、SPを9位で終えていた羽生が合計244.9点で総合4位に浮上し、SP3位だったカナダのケヴィン・レイノルズは合計239.98点で5位に終わった。
表彰台入りが期待された高橋大輔は合計239.03点で6位に、無良崇人は合計234.18点で8位に終わっている。
2014年のソチ冬季五輪前に行われる最後の世界大会となった今大会では、出場選手の結果によってそれぞれの国の出場枠が与えられることになっており、日本とカナダは男子シングル出場枠「3」を確保した。(c)AFP/Laurie Nealin
◆羽生結弦、6分間練習中にも負傷していた 2013年世界選手権◆
2013年3月17日 04時30分 更新
フリー演技後、倒れこむ羽生結弦(18)。16日の世界フィギュアにて。 ロイター
16日、カナダ・オンタリオ州ロンドンで行われた世界選手権フリーの演技で、羽生結弦(18)がフリー直前、6分間練習中に負傷をしていたと報じられている。練習中に2度転倒し、その際に右足首(訂正)を負傷していたそうだ。
今大会に臨む直前、インフルエンザで20日ほど練習ができず、さらに大会直前に痛めた膝に加え、フリー当日の朝に右足首の痛みも訴えた。処置をほどこしても痛みが引かなかったという。
両膝と両手を氷につき、倒れこむようにフリー演技を終えた羽生は、ソチ五輪の枠への責任を支えにしていた。「1年間やってきたことは、1か月くらいではなくならないなと思った」「こんな状態で挑んではいけないと、すごく申し訳ない気持ちだったけど、最後までやりきろうと思った」と述べている。(MSN産経)
ブライアン・オーサーコーチは、今回不調を押してショート・フリーを演じきった羽生に対してこう述べている。「結弦を誇りに思う。左膝痛で苦しんでいたが、練習は裏切らないと伝えて送り出した。4回転サルコーへの挑戦は賭けだった」(共同)。4回転サルコーへのコメントは羽生のフリー演技2つ目の4回転ジャンプについてのもので、男子の4回転ジャンプは現在トゥループが主流。羽生が、不調の中でもプログラム難度を落とさなかったことを示している。
15歳の年に世界ジュニア選手権で優勝を飾り、シニアデビューした昨シーズンは、四大陸選手権において2位を獲得、当時最年少のメダリストとなった。その直後に震災で練習場所を失うという試練を乗り越え、世界選手権の代表に選出、ここでも最年少でメダルを獲得。そして、今期は日本のエースとしてトップに立つ高橋大輔に3勝しているなど、ここ数年おそろしいほどのポテンシャルを発揮している。重なる負傷と悪条件という今回の経験を、ソチ五輪に向けて刻んでいくのだろう。
~*2012年 まとめ*~
大会会場で公式練習に臨んだ羽生=2012年10月18日
男子SPで首位にたった羽生結弦=2012年11月23日
フィギュアスケートNHK杯で優勝し、観客の歓声に応える羽生結弦=2012年11月24日午後4時27分、宮城県利府町の宮城セキスイハイムスーパーアリーナ、遠藤啓生撮影
フィギュアスケートのNHK杯で優勝した羽生結弦(中央)。左は2位の高橋大輔、右は3位のロス・マイナー=2012年11月24日
演技を終え、得点
発表を待つ間、コーチのブライアン・オーサー氏(左)と笑顔を見せる羽生結弦=2012年11月24日午後4時26分、宮城県利府町の宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
エキシビションで演技する羽生結弦=2012年11月25日
SP3位の羽生結弦の演技=2012年12月7日
羽生結弦のフリーの演技=2012年12月8日、飯塚晋一撮影
GPファイナルで優勝した高橋大輔(右)と2位の羽生結弦=2012年12月8日、飯塚晋一撮影
メダルを手にポーズを取る優勝した高橋大輔(中央)、2位の羽生結弦(左)、3位のチャン=2012年12月8日
アイスショーで演技する浅田真央(左)と羽生結弦=2012年12月24日、川村直子撮影
公式練習に臨む羽生結弦(右)、高橋大輔=2013年2月6日
四大陸選手権に出場する(左から)羽生結弦、高橋大輔、無良崇人=2013年2月6日
SPで首位に立った羽生結弦の演技=2013年2月8日
2位に入った羽生結弦は表彰式後、声援にこたえて手を振る=2013年2月9日
フィギュアスケート世界選手権の男子ショートプログラムで演技する羽生=カナダ・オンタリオ州ロンドンのバドワイザー・ガーデンズで2013年3月13日、山本晋撮影
フィギュアスケート世界選手権の男子ショートプログラムで演技終了後、左ひざに手をやる羽生=カナダ・オンタリオ州ロンドンのバドワイザー・ガーデンズで2013年3月13日、山本晋撮影
フィギュアスケート世界選手権の男子ショートプログラムで失敗が続いた演技後に手を合わせて謝るような仕草をする羽生=カナダ・オンタリオ州ロンドンのバドワイザー・ガーデンズで2013年3月13日、山本晋撮影
フィギュアスケート世界選手権の男子フリープログラムで演技する羽生=カナダ・オンタリオ州ロンドンのバドワイザー・ガーデンズで2013年3月15日
フィギュアスケート世界選手権の男子フリープログラムで演技を終えて氷上に倒れ込む羽生=カナダ・オンタリオ州ロンドンのバドワイザー・ガーデンズで2013年3月15日、山本晋撮影
フィギュアスケート世界選手権の男子フリープログラムで演技を終えて顔をしかめる羽生=カナダ・オンタリオ州ロンドンのバドワイザー・ガーデンズで2013年3月
フィギュアスケート世界選手権の男子フリープログラムで演技する羽生=カナダ・オンタリオ州ロンドンのバドワイザー・ガーデンズで2013年3月15日、山本晋撮影
男子フリーの演技を終え、ひざから崩れおちリンクに両手をつく羽生結弦=2013年3月15日
フィギュアスケート世界選手権の男子フリープログラムで得点発表後、
目元を腕でぬぐう羽生=カナダ・オンタリオ州ロンドンのバドワイザー・ガーデンズで
2013年3月15日、山本晋撮影
~*フォトギャラリー*~
私は、羽生選手のファンになってから、
人としての感性を磨かれたような気がします。
羽生選手のスケーティングに感動し、
羽生選手の笑顔に幸福感を覚えます。
羽生選手のお陰で、感動を味わえ、幸福感に満ちあふれ、
毎日が更に楽しくなりました。
これも羽生選手を支えて来られた
コーチ、トレーナー、ご家族のお陰だと感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、この時期から羽生選手を支えて下さっている
先輩ファンの皆さまにも感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。。
これからも成長し続ける羽生選手を
全身全霊応援していきたいと思います。
読んでいただいて、ありがとうございました。
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