先日、憧れの方とツーショットの写真を撮った。
私は昔、写真が大嫌いだった。
だって、そこには醜い私がいるから・・・・
中学生くらいの頃、どんどん背が伸びて
それが終わると今度は横に広がってきて
鏡を見るのは大嫌い!!
ある日、母の友達が家に遊びに来てて
私をみて
「すごいね、お嫁に行けるの?その体で」って言われた。
笑って、ごまかしたけど
その時の言葉が今も忘れられない。
それから密かにダイエットしてみたけど
益々太るばかり・・・
その時から、私は人並みに恋なんて出来ないんだ と思って
2次元の世界に逃げた。
高校時代は、誰かに憧れるとか好きになるとかなかったなぁ
私の恋人はポールマッカートニーかブライアンメイかアンドレ
大学に入ってから、たまたま男女比9:1ぐらいの大学だったので
恋人が初めてできた。
その頃から(実はその前から徐々には変化してたんだけど)何もしないのに
痩せ始めて、いつのまにかデブを卒業してた。
考えれば、小さいころは痩せていたので、
太ったのは思春期のホルモンバランスのせいだったのだろう
お化粧も覚えて、周りの友達も華やかな人たちになって
男性からのお誘いも増えていったけど
客観的に自分自身を見ることが出来なかった。
心の中に
「すごいね、お嫁に行けるの?その体で」って言葉がこびりついて
醜い自分に周りはチヤホヤするけど
憐れんでいるんだって斜に構えていた。
だから、自分を客観的に映す写真は大嫌いだった。
とくに、華やかな友達と写真を撮ると
凄く凄く見劣りする自分がいた。
今、写真を見ると
長身で、そこそこイケてるし←自分で言うか~~(笑)
顔だってまぁ、美人ではないけど普通に可愛かった。
しかし当時、周りにいた友達が美人過ぎた・・・比べちゃうとね~~
ツーショットの写真はいつも私が卑屈な感じで
気に入った写真が一つもなかった。
それが、去年アイスショーに行った時
ゆづ友さんと撮った写真
自分でもびっくりするくらいの晴れやかな笑顔!!
そして、羽生くんの衣装を手掛けている伊藤先生のセミナーに行ったときに
先生と撮ったツーショットの写真
伊藤先生に会ったことのある人は知っているとおもうけど
先生は長身でスマートでテレビよりもずっと美人
客観的には還暦おばさんかもしれない私だけど
その写真は、とっても素敵なツーショット!!
生き生きしてるの、私の顔が
とっても幸せそうで、
何で、今まで気が付かなかったのだろう
魅力的な人がなぜ、魅力的に見えるかって
人生を楽しんでいるからなのね。
先週、仕事でとてもあこがれている人と撮った一枚
その中の私は、彼女に会った喜びで
笑顔がはじけてた。
自分史上、一番の笑顔のツーショット
シンプルに、自分の感情に素直になった私は
自分史上、最高の幸せカモ
何で、今まで気づけなかったんだろう
人生最大の損失。
でも、気づけて良かった。
うん、知らないままよりずっと良かった。