アラカンADDのつぶやき

60代のADD(注意欠如障害)おばさんのリアルな日常。
羽生結弦選手を応援しています。

ツーショットの写真

2020年01月15日 00時24分42秒 | 日記

先日、憧れの方とツーショットの写真を撮った。

 

私は昔、写真が大嫌いだった。

だって、そこには醜い私がいるから・・・・

中学生くらいの頃、どんどん背が伸びて

それが終わると今度は横に広がってきて

鏡を見るのは大嫌い!!

ある日、母の友達が家に遊びに来てて

私をみて

「すごいね、お嫁に行けるの?その体で」って言われた。

笑って、ごまかしたけど

その時の言葉が今も忘れられない。

それから密かにダイエットしてみたけど

益々太るばかり・・・

その時から、私は人並みに恋なんて出来ないんだ と思って

2次元の世界に逃げた。

高校時代は、誰かに憧れるとか好きになるとかなかったなぁ

私の恋人はポールマッカートニーかブライアンメイかアンドレ

 

大学に入ってから、たまたま男女比9:1ぐらいの大学だったので

恋人が初めてできた。

その頃から(実はその前から徐々には変化してたんだけど)何もしないのに

痩せ始めて、いつのまにかデブを卒業してた。

考えれば、小さいころは痩せていたので、

太ったのは思春期のホルモンバランスのせいだったのだろう

お化粧も覚えて、周りの友達も華やかな人たちになって

男性からのお誘いも増えていったけど

客観的に自分自身を見ることが出来なかった。

 

心の中に

「すごいね、お嫁に行けるの?その体で」って言葉がこびりついて

醜い自分に周りはチヤホヤするけど

憐れんでいるんだって斜に構えていた。

だから、自分を客観的に映す写真は大嫌いだった。

とくに、華やかな友達と写真を撮ると

凄く凄く見劣りする自分がいた。

 

今、写真を見ると

長身で、そこそこイケてるし←自分で言うか~~(笑)

顔だってまぁ、美人ではないけど普通に可愛かった。

しかし当時、周りにいた友達が美人過ぎた・・・比べちゃうとね~~

 

ツーショットの写真はいつも私が卑屈な感じで

気に入った写真が一つもなかった。

 

 

それが、去年アイスショーに行った時

ゆづ友さんと撮った写真

自分でもびっくりするくらいの晴れやかな笑顔!!

 

そして、羽生くんの衣装を手掛けている伊藤先生のセミナーに行ったときに

先生と撮ったツーショットの写真

伊藤先生に会ったことのある人は知っているとおもうけど

先生は長身でスマートでテレビよりもずっと美人

客観的には還暦おばさんかもしれない私だけど

その写真は、とっても素敵なツーショット!!

生き生きしてるの、私の顔が

とっても幸せそうで、

 

何で、今まで気が付かなかったのだろう

魅力的な人がなぜ、魅力的に見えるかって

人生を楽しんでいるからなのね。

 

先週、仕事でとてもあこがれている人と撮った一枚

その中の私は、彼女に会った喜びで

笑顔がはじけてた。

自分史上、一番の笑顔のツーショット

 

シンプルに、自分の感情に素直になった私は

自分史上、最高の幸せカモ

 

何で、今まで気づけなかったんだろう

人生最大の損失。

でも、気づけて良かった。

うん、知らないままよりずっと良かった。