週末、街中が浮き足立っている気がした。
車越しに見えた駅前の風景はコロナ前ところは同じだった。
レストランの駐車場も
ショッピングセンターの駐車場も満杯だ。
いよいよ東京もGo to解禁。
コロナ前の日常が戻りつつある。
社会に活気があるのは嬉しいが
大災害の前の平穏な街のように
底知れぬ恐怖が拭えない。
このところの患者数は停滞しているが
決して数は減っていない。
軽症者が多いと言っても
死者数は常に更新されている。
マスクはつけているものの
正しい付け方をしている人は少ない。
スーパー入口のアルコールには
誰も目もくれない。
トイレでも石鹸をつけてしっかり洗う人は稀だ。
決定的な予防策もないままに
元の世の中に戻ってしまった。
それが良いことなのか
それが悪いことなのか
今はわからない。
ただ、コロナに対して
ハイリスクのある私にとっては
ますます出かけにくい
世の中になってしまった。