藤井孝次朗さん、小淵沢での個展案内ハガキから。
染絵/田中隆夫さんから「練馬区美術家協会展」のご案内をいただき、
彫刻家/島田紘一呂さんも参加されていると聞いて、
中村橋の練馬区立美術館へ行ってきました。18日まで。
田中さんのF50号の唐辛子の染色作品は、美しくカラフルでした。
島田さんの不思議なネコの彫刻は、椅子に座ってしばらく眺めてきました。
見覚えのある抽象画、
息子たちの絵画教室の先生、藤井孝次朗さんの作品でした。
と、そこへ藤井先生が。
「今、こんな絵を描いています。息子さんに伝えてください」と
個展の案内ハガキをいただきました。
下の息子はたったの3か月、上の息子はしばらく通って
カブトムシやクワガタばかり描いていました。
藤井さんが思い出してくださったのは上の息子。
小淵沢での開催ですし、何よりも息子と会話がないので・・・伝えることもできず。
10年以上前の同じころ、この美術館の講座にも申し込んで
毎月のように息子たちと通っていました。
学芸員さんから「藤井先生は体調のすぐれない奥様にかわって、この近くのお豆腐屋さんに
よく買いにいらっしゃるんです」と聞いたことがありました。
生活感のある藤井先生と抽象画、ほほえましく思いました。
もう一つの目的は、美術館前の緑地にある木のネームプレート裏にひそんでいる
ヤモリを見つけることでした。
少なくなった木のどこにもかわいい一匹を見つけられず残念!
息子たちは講座の前にプレートをパカパカひっくり返してはヤモリを見つけて、
紙袋に落ち葉を入れた中に隠して参加。
ひとしきり遊んだあと、虫を食べるヤモリの世話はできないと逃がしていました。
無邪気だった彼らの笑顔と、美術館での思い出です。
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