断崖に立つ白亜の灯台―――安乗の灯台。今日は、ここへ行ってきました。
ここは、映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台となった場所として有名ですね。かつて日本帝国海軍駆逐艦「春雨」が座礁し、44名が命を落とすという大惨事が起きた場所でもありますが、今では灯台周辺の広場には芝生が敷かれ、子供達の遊び場ともなっています。
安乗灯台は、かつては木造八角形の建物でしたが、その建物は現在は東京の博物館の方へ展示されていて、今はこんな灯台です。
そして、この灯台が建てられている場所ですが、現在でも波による浸食で土地が削られている為、建てられた当時よりも5メートル後方に移動しています。その時の礎石は現在も残されています。
灯台の展望台からの眺望は、とても素晴らしかったです。ちなみに、左は伊勢湾、右は的矢湾になります。
かつての灯台のミニチュアモデルが、広場の片隅でひっそりと佇んでいました。
久々の海の風景、いかがでしたか?
やはり海はいいですねぇ。