東北地方太平洋沖地震～明日は来るから～

たくさんの方がWEB上で書かれていることを存じ上げていますが・・・

日本の広い範囲が被災した今回の地震で、痛みつつも、確実なパワーも感じています。
阪神淡路大震災を経験し、日本海側で続いた、災害や地震を経て、日本全体が痛みから何かを得て
きたことが、無駄ではなく、大きな力になっていること・・・
これから始まっていく、困難を伴う復興の内にも、その力と助け合いが生かされていきますように。
アメリカCNNニュースでも、この状況の中でも、整然と行動する日本人の国民性を賞賛する報道が
なされていました。

そして、時代の流れの中で生まれてきた、新しいメディアの力も強く感じたことでした。
固定電話が繋がらない中でも、携帯やスマートフォンを通じて、多くの情報が共有され、必要な情報が
交換されたこと。TwitterやFacebookを通じて、日本への応援や祈りが、瞬時に届き、励まされている
こと。祈りの課題が共有され、必要な情報が交換され・・・


東京で帰宅難民になった友人は、web上で知り合いになった友人の家へ、iPhoneの地図を頼りに
深夜３時間かけて歩き、ふとんで眠ることが出来た、と。

同じように、大学から帰宅できなくなった友人は、同じ学校のお友達がアップしてくれた情報を元に
友達の家に行くことができて、寒さの中でひとり怯えて一夜を明かさずに済んだと・・・

横浜で、深夜、停電の中クルマで携帯を充電しながらの友人から
「まわりのマンションも真っ暗で、娘とふたりだけだと思うと涙が出そうだけど、私が泣いたら娘が不安になるから・・・
それでも、こうやって、メールでメッセージをもらって、ひとりじゃない、と思えたらがんばれる！」と気丈なメールを送ってきたり。

そして私自身も、Facebookで知り合ったモルドバ共和国の友人が心配して、何十通にも渡るメッセージを
受けて（最初の数時間、携帯の受信状況が悪く、返信が遅れたため）連絡が付いてからは、日本での状況
お友だちが住むという東京の状況を知らせたことでした。

実害はありませんでしたが、会社にいる夫は、私と連絡が取れず心配をしていたようで・・・
現在、お互いにiPhone同士ですので、今回の震災を機に、何かの時には、携帯会社の回線に頼らない
連絡方法を見つけて、確認し合ったことです。

親戚が、茨城で被災しています。余震も続いているので、こちらへ避難してくることも検討中。
ライフラインの復旧と、何よりみんなが健康であることを祈りつつ。

海外のアーティストたちも、WEB上で日本へのメッセージを発信しています。

日本にいて、地震を共に経験したシア・ジュンスは・・・帰国後、全文ひらがなで

「あめふるときにはきみのかさになろう…かぜふくときにはきみのかべになろう…
どんなに…やみのふかいよるでも…かならずあすはくるから..かならずあすはくるから。^^」

と呟いていました。



「明日は来るから」東方神起