ぴあの れっすん

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映画『ハート・ロッカー』観ました

2010年03月19日 14時18分04秒 | 日記
う~ん。。。何と書けばよいでしょうweb上では、どこも大絶賛されていますし、たくさんの賞を受賞した作品です。

映画は・・・イラクに駐留しているアメリカ軍、その中でも危険な任務についている爆弾処理班をメインに描いています。
この映画の脚本を書いたマーク・ボールは、ジャーナリストでもあり、彼の取材がなかったらこの作品はなかったと思います。
危険な現地に入っての取材、そして「真実の戦場を伝えたい」という強い思いがあったことだけは伝わってきました。

ただ、私の頭には理解のできないことが多く、また度々描かれる状況から「これは伏線?」と思って観ていても
最後まで、何もなく終わるストーリーの破綻を感じてしまい、どこにも感情移入できないまま・・・
あ~、やっぱり、というエンディングで映画が終わってしまいました。

戦争、自体に救いがないのだから、と云ってしまえばそれまでですが、人と人が関わり合うなかで、もう少し踏み込んだ
ストーリーや映像がほしかった、というのが率直な感想です。感動しておられる方が多いのに、、、よくないレビューで、ごめんなさい。
夫と「アメリカの方たちは、アメリカ軍に私たちには理解できない思い入れがあって、その上に成り立った映画かしら?」
とも話したのですが、世界でも評価されている?のでしょうか・・・

これなら、息子と一緒に「アバター」をもう一度観た方がよかった、と思いました。


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2 コメント

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イラクの「現実」 (グレース)
2010-03-24 20:20:21
zionさん今日の写真広大なアルプスの山々が美しいですね!山と共に暮らす人の暮らしも。
清らかな写真を見て
「ハート・ロッカー」で見た荒廃しきったバクダッドの街を想いました。。。なんという違いかしら?
自分の愛する街が破壊されるって耐えられないことですよね~。

イラク侵攻のニュースに驚いたのは2003年3月
私は盲腸で入院中でした。あれから7年~その間イラクはずっと戦場だったなんて!

キャスリン・ビグロー監督のメッセージを感じたくて見たこの映画で現実の戦場の人間爆弾や爆弾処理班の緊迫した実態も初めて知りました。
戦場のイラクの人々への彼女の思いは?~遠まわしに伝えようとしたのかしら?

ジェームズ軍曹の心理描写には引き込まれました。
そうですね。アメリカの人の目に彼の姿はどう映るのでしょう?戦争の捉え方も様々だからとても気になるところですね。

サンボーン軍曹の家族を想う気持ちの告白にもまるで共感を示さなかったジェームズ軍曹は人との関わりにも関心がなくなっていたのでしょうか?でも
イラクの少年との交流やアクシデントで見せた心のパニックは彼の本心を物語っていましたね。
家族との日々の回想にも心の揺れを感じました。

なのに息子に語った言葉は悲しすぎました!心が蝕まれていく怖さそれはやはりdrugと通じる気がします。
人の平常心ではとてもこなせるはずのない危険な仕事を強いるこの戦争はいったい??? 改めて問いたくなります。
世界中の人が考えるきっかけになるといいですね。


「アバター」には胸にじーんとくる感動がありました。
それを思うとイラクの「現実」がいかに乾いているか教えられる気がします。。。

息子さん「アバター」は受験で見れなかったんですね。まだスクリーンで見れるところがあるといいですね~♪楽しい春休みになりますように!
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グレースさんへ (zion)
2010-03-25 09:57:55
ハートロッカー、ご覧になったんですね。
監督や脚本家の方たちの、伝えたい思いは伝わってきたのですが・・・
最初の字幕メッセージが、最後には現実となって、戻っていく・・・
「軍」という過酷な、その上「自分が確実に必要とされる場所」に救いを求める気持ち
戦争、とか、紛争以前に「私自身を、認めてほしい、誰かに必要とされたい」という
人間の深い、切実な欲望を感じました。

息子は、私たちが「ハート・ロッカー」を観ている間に
同じ施設内の別のスクリーンで「アバター」を観てきました。
その夜、将軍が夢に出てきて・・・戦ったそうです(^^)
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