私が韓国のアーティストを意識したのは、いつだったかな・・・といろんな記憶を思い起こしています。
「ぴあのれっすん」の過去ログを追ってみましたら、2008年の年末からイ・ジフンのドラマ『ワンダフル・ライフ』を見始めたと、ジフンの姿に
注目していました。ご存知の方もおられますが（笑）私は、いわゆる「冬ソナ」ブームの頃から、まったく冬ソナにも興味を示さず、韓国ドラマも観た
記憶がなく、海外旅行先で、韓国の方から「日本では、今、ヨン様ブームなのでしょう？」と聞かれて反応に困った上「誰のファンですか？」と聞かれて
唯一名前を記憶していた「ウォン・ビン」の名前を出したはいいが・・・作品名も何も知らず。。。相手の方は、一生懸命話してくださっているのに一人も
（ウォン・ビン以外）アーティストの話ができず、冷や汗をかいた記憶がありました(^^ゞ
ジフンさんのことを知りたくて、ネット検索をして、まだ日本で、きちんと組織化されていないファンクラブの記事や、そこから飛んで韓国で応援している方の
サイトを必死になって、読んでいました（当時からハングルはダメでしたので、当然、翻訳をかけたり、調べて、大変でした。。。）
その最初の頃に彼がクリスチャンだと知って喜んでいたのですが、その直後に今でも忘れられない記載を見たのです。
当時から、彼はお姉さんご家族と同居していてました。その家を訪ねていくファンがいる、と。それも、韓国だけでなく、日本からも・・・
そして、ジフン本人がいなくても、ご家族がファンに気付くと、せっかくこんなところまで来たのだから、と家に招き入れている、という記載でした。
もちろんアーティストには、プライバシーがあり、ましてやご家族にはそれ以上に守られなければならない生活がある。それにも関わらず・・・
本当に驚きでした。その上、その直後には、ジフンが自分のファンに向けて「日本と韓国のファンを、クリスマスに１０人ずつ自宅に招待する」と書いて
あるのです・・・冗談かと思ったのですが、これは実際に行われ、それも一度きりではありませんでした。クリスチャンのジフンがクリスマスに何かをしたい
そして、それをカタチにした結果が『ファンの招待」だったのです。
訪れたファンはジフンとご家族と一緒にクリスマスを祝い、帰りには聖書をプレゼントされたと聞きました。
彼は少し前にも、対談番組で「ある日、姪っ子たちに起こされて、起き抜けの姿のまま庭にいる姉のところへ、食事にしてほしい、と頼みに行ったら
姉と一緒に年配のご婦人がいらして、下着姿のような格好で恥ずかしくて大慌てした。でも、よく見ると、その方はずっと前から応援してくれている日本の
ファンの方だった」と笑って話していました。
このことを知ってから、私はジフンを心から応援したいと願うようになりました。そして、ジフンをきっかけに、韓国メディアにふれ、彼を通じて・・・
本当にたくさんのドラマや歌、アーティストたちに出会って来ました。意識した訳ではないのに、アンテナに触れるアーティストはクリスチャンであることが多く
それも大きな衝撃でした。関連の過去記事はこちら
とにかく韓国のすべてに疎かった私に、このブログを通じても、hirohirohiroさんや、グレースさんや、monaさんやたくさんの方が、いろんな形で情報を下さり
たくさんある作品の中で、どれを観たらよいのか、この曲は、あのドラマのOSTなどと、教えていただいて来ました。
まずは１曲、ジフンの声をお聴きください。日本語でがんばって歌っています。
イ・ジフン～091224（live）雪の華
この曲は中島美嘉さんの曲として日本でも大ヒットした曲ですが、韓国でもドラマ『ごめん、愛してる』（ソ・ジソブ主演）の主題歌としてハングルで歌われた曲が
ヒットしていました。ジフンもその流れで、日本語バージョンを歌ったのだと思います。
ジフンを通じて、彼の歌を聴く中で、彼の親友ふたり、カンタ（Kangta）とシンファ（SHINHWA）のシン・ヘソンに出会います。
暇さえあれば一緒にいる、と話していた三人。そして、それぞれに素晴らしい歌声の持ち主。カンタは、２００６年に、当時としては異例のレーベルを超え
国を超え、所属事務所を超えてのコラボ 『Kangta & Vanness』としてアルバムをリリースしています。
二人の出会いは２００４年５月に台湾で行われた金曲獎（Golden Melody Awards)での共演でした。ヴァネスとの繋がりの中で、カンタの声には先に会って
いましたが、いろんな意味で大変なところにあったジフンを立ち上がらせる形で、カンタが曲を書き、ジフンとシン・ヘソンが歌う曲がジフンのアルバムに収録
され発売されたのが以前にもご紹介しました「人形」という曲です。
イ・ジフンDuet Withシン・ヘソン『人形』
この曲は、今も後輩たちにも愛され、スーパージュニアのイトゥクとイェソンがコンサート（SUPER SHOW）で歌ったり、動画サイトでは東方神起や
ジュンスがひとりで歌っているものがたくさん再生されています(^^)
そして、３人が１枚のアルバムを発表・・・当時はSHINHWAの移籍問題に揺れる中、３人が実質的に別の会社に所属する状況でのアルバム発売でした。
彼らがいかに力を入れて準備し、なんとしてもアルバムを出したい、と望んだかがわかる一枚です。
念のため（笑）一番左からシン・ヘソン、イ・ジフン、一番右がカンタです。２００３年９月の発売です（日本発売は２００４年２月）
（韓国の発売元は、SMエンターテイメント、日本での発売元はエイベックスでした、収録曲等が少し違います）
代表曲 I swearを日本で歌った動画をアップして下さっている方がありましたので、お借りしてきました。
日本でペ・ヨンジュン主演の映画『４月の雪』のコンサートが開催された時の動画です。
Group S~Breath ＆ I swear~
ジフンから始まって・・・SHINHWAや東方神起やSUPER JUNIOR数えきれないほどの出会いがありました。
今現在、韓国ではジフンは「俳優」「ミュージカルスター」という演技者としての認識が強くなっています。それでも、彼は「自分はステージで歌を歌いたい」と
心から願い続けています。幸いなことに、日本にはまだまだ「ボーカリスト イ・ジフン」を待っているたくさんのファンが居て、来月７日から約２ヶ月かけて
日本でのイ・ジフンのコンサートツアーが実現することになりました！幸せなことに、初回公演となる７日の開催地は静岡！！！
今まで、ファンミーティングやディナーショーなど、機会がなくて会うことができなかったジフンに、いよいよ、コンサートで会ってきます(^^)
決して大きなホールではありませんが、日本の１４都市を周ります。１０月１１日に、東京で会見も予定されているそうですので、また続報をお伝えします。
来年３月頃には、日本で新しいCDの発売、との報もあり・・・今度こそ、レーベルともきちんと話し合って、継続的に活動ができるように祈っています。
