最期のオオキンケイギク

時々「知らなければよかった・・・」と思うことがあります。

実は昨日、晴天のもと、ようやく株いっぱいに満開になった
オオキンケイギクを撮影しました。
その後、ブログにアップするために、花の名前を、もう一度
確認しようと、ネット検索をしたのです。

すると、この「オオキンケイギク」が特定外来生物に指定されて
種の販売、栽培、運搬が法律で禁止されたことを知ってしまいました。
これは、業者だけでなく、個人にも適用されるそうです。

この花、ガーデニングを始める以前から、この季節になると
高速道路の路側帯や、一般道の中央分離帯の植え込み、畑の隅や
通りの脇で、鮮やかにゆらゆらと揺れながら咲いている姿に、
「なんていう花かしら？」と思っていました。

お庭を始めて、苗を探していましたが、なかなか巡りあえません。
道路や、よその畑からいただくわけにもいかず、あちらこちらで
咲くのを、眺めるだけの年が何年も続きました。

そして、昨年の今頃、１つだけ、売っている鉢を見つけたのです！
喜んで買ってきて、鉢植えで楽しみ、花が終わったあと、庭にそっと
下ろしました。冬の間も（必要なかったかもしれませんが）寒さで傷む
かもと思い、マルチングまでして保護して・・・

ご近所で、盛りが過ぎても、ず～っとつぼみのまま。
毎日のように、「今日は咲いたかな？」と朝一番に見に行って・・・
ようやく先週から花がいっぱいに開き始めたのです。

大好きな花が、ようやくお庭で、大株に育って咲いた！と本当に
嬉しかったのですが・・・生態系に影響があるそうです。

ネット上では、いろんな意見を見ましたが・・・

我が家では、今年の花が終わったら、抜いて処分しようと思います。
もう少しの間だけ、法律違反ですが、お庭で咲いてもらいます。