こんにちは。本日は、北海道正心館のヘルメス大祭に、ようこそお越し下さいました。
今回は、通常とはやや毛色の違ったお話をします。
今回のヘルメス大祭では、通常の祈願の他に、5月5日の
総裁先生ご法話『大黒天の使命』のときよりご下賜いただいている、
「大国主之命」特別霊指導、『大黒天成長祈願』をはじめ、もう一つこれは、
7月までの期間限定ですが、『貧乏神追い出し祈願』を総本山より
下賜いただいております。
この『貧乏神追い出し祈願』は、ご存知のとおり、ナポレオン・ヒルという方の
特別霊指導なのですが、この方は、アメリカの「成功哲学」の元祖にあたる方です。
今回、ヘルメス大祭という場ではあるのですが、こういうタイトルの内容で
お話してもよいかなと思った理由は、「『貧乏神追い出し祈願』を霊指導いただいて
いる方の、生前の代表作である」ということと、
「先日の御法話『大黒天の使命』の中核の部分が、
大ベストセラー『思考は現実化する』のミソの部分と
軌を一にしていた」ことに、改めてビックリしたからです。
単なる「光明思想」を超えた、
奥の深い内容を含んでおりましたので、「紹介したい」と思うようになりました。
20世紀に、全世界で3000万部以上売れた超ベストセラーです。
今回お話する趣旨は二つあり、一つは、祈願を受けていただきたいというのもあるのですが、
英語のタイトルはすごくストレートで、
『Think and Grow Rich』、
関西弁風に言えば、「こう考えよ!金持ちになれまっせ!」
ということなのですが、内容はかなり奥深く、仏法真理の核心にあたる部分を含んでいます。
考え方によって運命が開け、大黒天になれる。「大黒天波動を、自分の心の内から発信(発射)
することができるようになる」というものです。そのまま、祈願を受ける心構えにもなります。
二つ目として申し上げると、昨日も新聞で、
「国が政令を出して、この夏、大口需要家(工場など)の電気使用量を15%カットする」
とありましたが、戦争中でもあるまいし、「企業の自家発電や、緊急電源装置の調達・
相互融通などを総動員して、絶対に電気の使用カットは起こさせない!」
くらい、気骨のある発言・決断をする政治家はいないのかと、腹が立ってきました。
一昨日も、会議で東京に行ってきましたが、相変わらず羽田空港や品川駅の暗いこと、暗いこと。
アレ、本当に、集合想念に影響を与えますよ。
国もそうですが、個人もそうです。もしかしたら、皆さんの活動も、結構、
貧乏神波動にやられているかもしれません(笑)。
「これは、何としても打ち返していかなければならない」と、断固たる決意を固めた次第です。
とにかく、世の中全体、考えていることが、"貧乏臭い"んです。
個人でも、皆さんが歩いていったら、"そのあまりの明るさに、貧乏神が、
ぱーっと蜘蛛の子を散らすように逃げていく"くらいの波動を、全身から放射しなければいけない。
心の中心部から、そういう波動をバーンと出していかなければなりません。
そのためにはどうしたらよいかというと、『大黒天成長祈願』の経文の中にも、
「心の富を積み続けることによって、大宇宙と世界中の富を引き寄せる磁石となり」
とありますが、心に富(智慧)を積み続けると、この世の「富」というのは、
心の富(智慧)に使われたがって、その僕(しもべ)となりたがるが如く、
あなたの「心の富」に引き寄せられてきます。
これを具体的に、『思考は現実化する』の中から見てみましょう。
、肝の部分を2つ取り出して、ポイントをお話します。
失敗は、姿を変えた神の恩寵である
「Think and Grow Rich」お金持ちになるための考え方の一点目。]
私も、真理に出会う前、20代(前半)でこの本に出会ったら、
「自分の人生がもう一段変わったものになっていただろう」とつくづく思っ
た肝の箇所というのは、
「人生のおける失敗とは、形を変えた神の恩寵(おんちょう)だと思え」。
5月5日の『大黒天の使命』の御法話で、同じことをおっしゃっていましたが、
この世的に失敗と見える事態に遭遇しても、それはこの世的な理解であって、
「失敗は、次なる成功を生み出すための、神からの贈り物だと考えなさい」、
「だから、失敗に出会ったら、よく分析することだ。何故それが起きたのかをよく分析して、
事柄が起きた道筋(原因)を解明しなさい。それがよく理解できるようになると、
失敗の原因は、次回、成功の要因に変わっている」、
「そうやって、失敗を成功の種に変えていったのが、真の金持ち(成功者)の姿なのだ」と。
これは、『大黒天の使命』の中の、「私の中で一番強い力は、"失敗を成功に変える力"である。
そして、これこそが、大黒天になるための"王道"である」という御言葉と同じです。
奥が深いでしょ。「表面的な光明思想とは全く違う」のが、よくお分かりいただけると思います。
そして、これが「豊かさ波動」の本質の一つなのだということです。
「豊かさ波動」とは、「こういう考え方ができる」ということなのですね。
確かに、こうやって、「成功からも失敗からも」、延々と、新しい成功の要因を創り続けている人の
前からは、「貧乏神が裸足で逃げ出す」感覚はよくわかります。
(確か、『『常勝思考』の最終章に、同じようなことが書いてありました。)
こういう考え方をしていると、あなたに不幸をもたらす(財産を奪う)波動が遠ざかり、
あなたに幸福をもたらす(富のチャンスを与える)波動が近寄ってくる
感覚というのは、実によくわかります。