160109

些細なことからの発見について
イノベーションの基本
ものごとや環境の変化にどれだけ敏感であるか
人の動きを観察していても新たな発見はすぐに見出せる
その着眼点としてのオリジナリティを率先して評価したい
視点の獲得
見えているものを見えない力でどう見るか
世の中の見方
世界をどう認識するかにまで通じること

160108

日々に経験することは山ほどあって
その中から伝えたいことも限りなく
文章化することによる精神的な代謝
流れをつくることの喜びを見い出す

160101

寝落ちして起きれば1時半。年越しまで映画でも見ようと言っていたのに、家族全員で落ちていた。猫も娘の布団の足元に入り込んでいて、全く平和な年明け。

今年は～なりますように、だとか、初詣に行って他力本願的にお祈りを済ませるのだろうけれど、良い年にするんだと思えば、するしかない。それでも予測不能な出来事や新しい出会いにワクワクし、少しでもギアシフトしていければ、それだけで御の字。

さっき見た夢ではないが、最近やたらと過去の懐かしい人のことを思い出す。コレは一体なんのモードなのだろうか。

記述の年にしたい。これでもか！というくらい文章を書きたい。ダラダラと書き続けたい。自分の中からズルズルと引きずり出されて、歩いた後の道の上に軌跡として這いずり回る線のような言葉たちを見てみたい。

151229

日常的なことや抽象的なこと
性愛的なことや肉体的なこと
世界のことや日本のこと
自然のことや人工のこと
現在のことや過去のこと
歴史のことや未来のこと

いろんな次元や時間や関係が
一緒くたになって眼前に立ち現れる時に
個人の情報処理能力の限界を超える

それにどう耐えうるか

もしくは精神が殺られるか

151221

常に全体感を持ち続け
荒波の中をさまよった挙句
貴方がここに来たという事実は
それがもはや必然でもなく
偶然でしかない人生に
幸あれ

151219

日々の生活における表現や
様々な主張やアートとしての自己表現は
いったい何のためにするのだろうか
という問いを長年してきたけれど
自己のアイデンティティのため
そのためだけであることに気がついた
全ては自己のために循環している
世界は自分
そして自分が世界
その認識は自己の生命体をもってのみ完結する

151218

もはや抽象的な思考の世界よりも
自分の中では圧倒的な経験という
リアリティを貪欲まで欲していて
言葉がついていくことが出来ずに
でも人生はその集積で良いのでは
そう思いながらも経験を分析して
内なるとも外なるとも言える世界
それを把握したいという動機が
すべてであることに思い至る

151130

もはや「東京」に何の価値があるというのかと
東京に生まれ育った自分が思う
グロテスクなまでに飽和した
東京を中心とした既成の価値などは
もういらない

151126

確信のない
期待と不安が交錯し

花と夢だけを見ていられたならば

151125

昨日より今日の気持ち
過去よりも今の気持ち
耐えきれぬほどの矛盾を抱えながら
それでも人生は続いていく

150810

都市の幻影の中にて
自然なるものを追い
諦めと絶望の果てに
自らの自然を感じる

暖気の篭った寝苦しさに窓を開ける
エアコンの室外機の熱風に晒される
それでも朝陽が出づる前の数時間は
夜を通して吐き出した熱容量が抜け
穏やかで爽やかな収束を見届けた後
僅かに植えられた樹々を通して来た
微風に全身を預け冷気を感じる時に
改めて都市における自然を知覚する

150809

夏の太陽の暑さを恨み
半年後にはその恵みにひれ伏す
夏の湿度の高さに辟易し
半年後には潤いを求める

常に自然の循環のなかにあり
我々は受容するしかないのだ
それをコントロールしてきた
歴史に背を向けるまでもなく

150808

今生きている時代性を全身体で感知する
知識と感覚そのすべてを総動員しながら
季節の移り変わりから最先端の現場まで
日々出会う人との縁から過去の経験まで
昔は良かったと郷愁に流されることなく
今この時代はこうだと断定することなく
自分が全身体性を掛けて感知したことが
世界を築いていくということに気づけば
今自分が存在していることの意味などが
それでもまだ薄っすらとかもしれないが
おぼろげにも見えてくるのかもしれない

それでいいじゃないか

150526

見たこともない風景を創造することは容易い

あれ、見たことあるような…
けれどやはりこんなの見たことない！
と思わせるような風景を創るのは難しい

けど楽しい

150524

身体詩

今ここで言葉にすることによって
その機能を見つめる身体詩
身体の気持ちになってみよう