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石ころ

山にて

桜はすっかり葉を落としていたけれど、天に無数の枝を広げ、秘かに沢山の芽を蓄えているよ。

春風に花びら散らして・・焼けつく太陽に木の葉広げて・・秋風に赤い葉散らして・・凍える日白い雪が積もっても・・じっとそこに居るだけ。

桜は置かれた場所に居るだけ。そこで花を咲かせて喜びを分け、花を散らせて何かを教え、緑を繁らせて木陰を作る。今は、誰も忘れているけれど、今はすべての準備中。

桜は造り主のプログラムのままに、人に褒められたり、重宝がられたり、忘れられたり・・・
桜はそんな日々を繰り返し、何十年も繰り返して、造り主を喜んでいる。きっと喜んでいる。

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