石ころ

死からの勝利(民数記19章)

 

死人に触れる者は、それがどの人のものであれ、七日間汚れる。(11)
死人、すなわち死んだ人間のたましいに触れ、身の汚れを除かない者はみな、主の幕屋を汚す。その者はイスラエルから断ち切られる。その者は汚れを除く水を振りかけられていないので汚れていて、その者の中になお汚れがあるからである。(13)

 

人に死が入ったのは神の警告を聴かず、アダムが善悪知識の実を食べたからである。神は人を死ぬ者として創造されたのではない。
死はアダムが神のことばを軽んじた罪の結果であり、神の姿として完全に造られた者が、その時から罪に汚れた不完全な者となった。衰えゆく体をもつ限りある命となったのである。

 

人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっているように(へブル9:27)

 

それゆえ誰であれ死に触れるとき、その罪の汚れをきよめなければ、聖なる神に近づくことが出来ないのであった。
しかしそれは、繰り返し繰り返し死にふれるたびに、きよめの儀式を行っても、神に近づくには不完全なのである。

 

人に入った死の汚れを完全にあがなうために、神はイエス・キリストを世に遣わした。罪に拠る汚れから来る、死から救い出すためである。キリストは十字架の上で、すべての人の罪の身代わりとなって、人類が負い続けている死の呪いから、解放してくださったのである。

 

この事実を信じる者は肉体の死を経て、霊は天に召されてキリストと同じ姿にをたまわり、御許で二度と死の無い永遠を生きるのである。
キリストの聖い血潮が捧げられたとき、人のすべての罪が、神の御前にあがなわれたからである。

 

キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分の栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。(ピリピ3:21)

 

そうして、今やキリスト者のうちに、父なる神、御子イエス・キリスト、聖霊の三位一体の神が、共にいてくださるほどに、近しい者としてくださったのである。これほどの奇跡を、キリストのあがないを受けた者は、皆たまわっているのである。

 

この朽ちるべきものが朽ちないものを着て、この死ぬべきものが死なないものを着るとき、このように記されたみことばが実現します。「死は勝利に吞み込まれた。」(Ⅰコリント15:54)

 

キリストが十字架で人の罪をあがなって死に、墓に葬られ、黄泉に下り、三日目に墓よりよみがり、500人以上の弟子の前で天に昇られた。キリストのあがないを信じる人は、キリスト信仰によって義とされてあり、神のさばきを免れて、罪の呪いである死に勝利している。

彼らは、キリストの御わざの故に、永遠のいのちを得ているからである。彼らの死は晴れがましくもキリストが待ち受ける、パラダイスへの聖なるゴールインなのである。


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コメント一覧

ムベ
デ某さんコメント感謝いたします。
消えたコメントを思い出してくださって感謝します。嬉しいです。

意味深な先生の涙はなんだったのでしょう。
子どもたちは、この歌を聞く度に先生の涙を思い出すでしょうね。

私もこの歌が大好きです。
そうなのですか、「故郷」と同じ方の作品だったのですか、雰囲気がよく似ています。

私は今の環境をとても感謝だと思っています。
自然の中にある季節の移ろいは、暑くても、寒くても、イエスさまの備えてくださった癒やしを感じてることが出来ます。

チルコット編曲「紅葉(もみじ)」合唱
ありがとうございます。ゆっくり聞かせていただきます。
デ某
少し前の項で“消えた”のは 何だったか改めて考えて…(笑)
唱歌「紅葉(もみじ)」を想い 記した一文でした。
「死からの勝利」のこのブログ記にはなじみませんが、
この燃える紅葉の写真に免じお赦しください。

唱歌「紅葉(もみじ)」の作詞は高野辰之、作曲は岡野貞一。
はい。あの「故郷(ふるさと)」と同じコンビの作品です。

1.秋の夕日に照る山紅葉/濃いも薄いも数ある中に/
  松をいろどる楓や蔦は/山のふもとの裾模様

2.渓の流に散り浮く紅葉/波にゆられて離れて寄って/
  赤や黄色の色さまざまに/水の上にも織る錦

小学校4年か5年の時…音楽だけ若い女の先生が来られました。
ピアノにあわせて みんなで声を合わせて歌います。
先生は「紅葉(もみじ)」を歌った後 目にいっぱい涙を浮かべ
『素晴らしかったです』『こころがいっぱい』と
胸に手をあて ちょっと上を見上げながら仰られました。
私たちは 先生が泣いているのに ただただびっくり!でした。
懐かしくも印象的な思い出です。

チルコット… やや風変わりな しかし素晴らしい作曲家です。
音の組立てが独特で 同じ歌でも大きく異なる印象になります。
そのチルコット編曲「紅葉(もみじ)」合唱をお聴きください。
https://www.youtube.com/watch?v=7vL-evQTMN4&t=50s
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