野菜作りを甘く見ていた。土と肥料と苗と水があれば当然収穫できるものだと思っていたが・・、どっこいそんなに簡単ではなかった。
私が育てているのは、花が咲いても実がならないというめずらしい茄子。だって昔から「親の小言と茄子の花は万に一つの無駄もない」って言うのに・・。
やっと二本収穫したけれど、ぐずぐずと大きくなった茄子はご近所で頂いたもののように瑞々しくはなかった。
だから茄子を食べることはもうあきらめた。がんばって紫色の可愛い花を咲かせ、小さな実が一個成っているのでこれは愛玩用にした。
それでも、プランターに植えた二株のキュウリは、私ひとりならこれでいいほどに、ぼつぼつと実が成って、ネットにぶら下がっているのはそれは嬉しいけれど、これも下から葉が黄変して枯れたようになっている。誰でも作れる病気に強い品種ということだったが、これはたまたま例外なんだろう・・。
サニーレタスは葉を時々剥がして食べられるほど、それなりに成長している。私ひとりこれで十分・・
春菊の種を蒔いて小さな芽が出たときは嬉しかった。
葱は虫と病気で雨の間に全滅していた・・。
鷹の爪はアリマキにやられたので、安全な殺虫剤というのを買って使ったけれど、それは虫にも害はないようで流れるほどかけても平然と生きている。虫が強いのか、薬が単なる理論上は死ぬはずというものだったのか・・。
息子が気持ちが悪いからと、キンチョールを発射したら居なくなった。彼は「ごめん。よく洗ってね。」と言ったけれど・・、良く効く。どれほどの害が残るのかそれがわからないけれどこう連日雨が降っていると、少々何を掛けられてもどうってことはないだろう。
安直な経験だけれど野菜を育てることは気がかりでもあり、時に悔しくてもそれなりに楽しく、少しペット気分も味わえる。
それは良くも悪くも時々刻々と変化してドキドキやハラハラがあるから・・。どんなに奇麗に見えるものでも何の変化もないものはつまらない。
コメント一覧
ムベ
電気屋
ムベ
ムベ
電気屋
ムベ
電気屋
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事