柿の実の色鮮やかに空は青
緊急事態宣言解除で久しぶりに次男が帰って来た。有休をとって一日早く帰って来たので、久しぶりにスーパーに付いて来てもらった。
タクシーと電車に乗るのも久しぶりで、少しウキウキしていた。
買い物を終えてレジで支払いを終えようとしたのだが、コロナで閉じ籠っている間に、支払い方法は変わっていることに、私は気付かなかった。
たまたま息子が側には居らず、事情がわからなくてまごまごして「初めてなので」と言ったけれど、店員さんの早口の説明が私には要領を得ず・・、困っているとき同年輩の女性が教えてくださった。お礼を言ってやっと買い物を終えることが出来た。
少し遠ざかっている間に、もう様変わりしていたことは軽くショックだけれど、実は、大したことでないことも経験した。教えてくださる方は何処にでもいて下さるし、初めてのことを教えてもらうのはちょっと楽しい。
ただ、店員さんの様子が以前とは違っているように感じた。たまたま・・だったのかもしれないけれど、友人が見聞きしていることからしても、以前の気さくさや、ちょっとした気働きが見られなくて・・、それは老人には心細さを感じることでもあった。
その分を埋めるおばちゃんの親切は本当に嬉しかった。私もそのようにありたいけれど、サッと行動できる親切が苦手であることを反省させられた。少なくとも「こんなことも知らない」と人を侮ってはいけないと身をもって教わった。
それに、誰にでも分かるように伝えることが、どんなに大切であるか・・それを実感した。このことは私には重い課題となる。イエスさまに願い求めなければ・・。
