空はため息が出るほどの茜色 お父さんの車も茜色 主が染めてくださったからそれは高級車 夕暮れの花嫁衣装 ふわりと掛けられた甘い色 私も主に似せられて 高価で貴いのです ひとときの色は暮れ落ちて・・ いつしか集く虫の音 永久に嫁ぐ日を 待ち焦がれます 我が内に居ます主よ 主の内にある私 ああ・・今もひとつでした