石ころ

今日の歌(2022.05.07)

 

紫の五三の桐は高く在り
コントレールを指して咲きたる


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コメント一覧

ムベ
デ某さんコメントの一つ、ひとつをありがとうございます。

実は西陣で色々家紋を織っていた経験から、桐の花を見ますと豊臣家の五三の桐や、日本国の五七の桐という家紋を思い浮かべるのです。
藤の花に似ているのですが、木の高い所で上を向いて咲きます。この花を家紋にした人の心を感じ、キリっとした品格を思い浮かべて私にはちょっと特別です。
飛行機雲はより高く在って、それは意味深くちょっと面白く感じました。

宅地を探していた息子が、やっと決めたとグーグルマップで教えてくれました。望みに叶った地を探すのは大変だったことを聞いていたので、ホッとして見ていたのですが、計画と共に息子もそれだけ年を取ったのだと・・しみじみ感じたのです。

春ゼミの姿は見えませんでした。鳴き声は耳鳴りのようで・・地味です。ふふ・・

北の海のあの画像が繰り返し流されて、ご家族のことを思うといたたまれませんね。心の底から船に向かって「帰れ」と叫びたくなります。

あらっ「おやよう」なんて書きました?「おはよう」のつもりでした。あはは・・

何事につけてもかの戦地を思ってしまいます。命の価値は一般人も兵士も同じだと・・男の子を持つ親として心が痛みます。
実はね、私もクマガイソウの花にちらっとそのようなことを感じて、あわてて振り払っていたのです。
デ某
少しまとめて!

>紫の五三の桐は高く在り コントレールを指して咲きたる 
 最近は桐を育て婚礼の際に箪笥に仕上げて…は殆どなさそうです。でも コントレールと対比して描写されると 俄かに現代風に…(笑)

>グーグルマップ選びし土地を案内す 息子は少し歳を取りたり
 「息子は少し歳を取りたり」… 母親にしか見えない心に映る情景でしょうか。ちょっと切なくうんと寂しく…。

>春ゼミや地味に鳴きたり雨模様
 春ゼミ。大阪でも郷里でも見た(聴いた)ことがありません。見たい! 聴きたい!(笑)

>次々と目覚む双葉を愛おしむ 産湯のごとき春の雨かな
 春の雨降る産湯の如し生命みなぎる光景かな。これは ムベさん 男には無理です。女性にしか詠めませんね。

>海に散る直前の船穏やかな映像遺す呼び戻したし
 未だ見ぬ知床の海。いつか…と函館出身の妻と話していました。でも暫く行けそうにありません、こころがちぎれます。

>濡れてなを声艶やかにホーホケキョ
 ここ暫く腰痛で休止していましたが、毎夕ジョギングする公園の鶯さんの見事な啼き聲を…ムベさんにきかせたし。でもなかなか求愛が成就しないようで もどかしいです。

>少しずつ土持ち上げて芽が覗く ずっと見てたよ「おやよう」オクラ
 「おやよう」の言い方が今様なのでしょうね。オクラさんも現代っ子なり。

>ホーホケキョ聞きつつ暮れる平和かな
 思わず…ウクライナの鶯さんは どう啼いているのかな? と思いました。

>兵士とて妻子も在らば父母もあり使う命は戦地にあらじ
 「命棄てよ!」と命じるのはプーチンもゼレンスキーも同じとはいえ…ですね。人間のこころが麻痺するのでしょうか。

>庭の春クマガイソウの行列は 一本足に花ぶらさげて
 一本足にぶらさげているのが 「花」ならぬ「首」に思える今年の春。どれだけの花が咲き どれだけの命が捥ぎ取られたことでしょう。
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