またしても、JRにしてやられた。保線工事のために運休ということで、乗り換えの駅で呆然。年末の前回は注意していたので、迎えにきてくださるようお願いしていたけれど、今回はまったく想定していなかった。そういえば、年末に運休を知らせる駅の小さな張り紙に2月8日という字もあったような気もする。
その前は、同じ方向に行きたいというお爺さんをつまえて、割り勘で一緒にタクシーに乗ったのだけれど、今回はすぐにタクシーに乗ることに決まった。ひとりでタクシーに乗るなんて、よほど重い荷物を持って、それも知らない土地を行く時くらいしかないのだけれど。
今日は、サッサと客待ちのタクシーの最前列に歩いていって颯爽と乗り込む。イエスさまが勧めてくださっているのを感じたから!
タクシーに乗って行き先を言う時、よくわからないでウロウロされるのが嫌なので、ケチな私は駅名を言ってそこから歩くのだけど、今日はなにしろ主に奢られるのだからと気が大きくなって、たぶん分からないだろうと思いつつも、「天理カナンキリスト教会」と告げた。
行き先を無線で調べながら、「カナンはカタカナですか、」と聞かれたので、「そうです」と答えると「プロテスタントですか」と聞き返された。「え、そうです。どうして知っているのですか。」「実は、私はカトリックです。こんな仕事をしているので、あまり日曜のミサにも出られないので不良信者です。」「私はこうして日曜日に働いてくださる方に、運んで頂いているのですから・・・何とも言えません。でも、いつでも聖書は読めますし、お祈りをすることも出来ますね。」それから聞かれるままに、カナンの教会のことや、家族のことなど、信仰のことをお話しして、車の中は思わぬお交わりの時となった。
教会が見えるところまで来た時、「ありがとう。此処で結構です。」と、下りようとしてメーターを倒した後も、「教会はどれですか。」と教会の側まで乗せてくださった。
私は教会に入って静まっている時も、賛美をしている間も、主に愛されているその運転手さんのことを思っていた。
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