ちりめんじゃこを買った。綺麗なおいしいジャコだけど、ひとつ残念なことは、タコもイカも入っていないこと。今の人は知らないだろうけれど、昔はジャコの中にはいろいろなものが入っていて、それがとても楽しかった。可愛いイカの赤ちゃんや、タコの赤ちゃんを見つけては、並べて遊んだものだった。
息子は聴覚障害がある。兄弟や地域のお友達と一緒に通学して、同じ学校で共に学びたいと願って、地域の学校で学んで来たが、困難の連続だった。困難のすべては、本人の能力に関わりないところで決められた、もろもろの選別のための決まりだった。今では少しは変わっているかな・・それだったら良いけれどと思う。
いろんな人が居ると、どんな人でも誰かを助けてあげることが出来る。同じ年では弱い子でも、もっと幼い子には頼りがいのあるお兄ちゃんやお姉ちゃんになれる。障害のある子には教えてあげることも、手を貸して助けてあげることも出来る。
人は、自分のためにだけなんて生きられない。そんなことをしていたら、何のために生きているのか分からなくなってしまう。第一、少しも楽しくない。子供だって誰かのために、何かをして上げる時は無条件に楽しいと思う。そんな喜びをいっぱい味わうために、チャンスを与えてあげて欲しいと思う。
それには、いろんな人と一緒に住むこと。完全な人はひとりも居ない、人は自分の中にある弱さを受け入れ、他人の中にある自分との違いを受け入れるしかないのだから。
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