石ころ

恐れてはならない ①(ヨシュア記8章)

 

主はヨシュアに言われた。「恐れてはならない。おののいてはならない。戦う民をすべて率い、立ってアイに攻め上れ。見よ、わたしはアイの王と、その民、その町、その地をあなたの手に与えた。(1)

 

失敗の後悔の中に閉じこもり、恐れていては従順することは出来ない。主は「恐れてはならない」と言われた。立ち上がる勇気はみことばに信頼するときにたまわる。

主はヨシュアにアイを与えたと言われた。それがすべてであり人がどのように変わったかではない。弱さのすべてをご存じの主の備えによって、神の栄光があらわれるのである。

 

すべてのものが神から発し、神によって成り、神に至るのです。この神に、栄光がとこしえにありますように。アーメン。(ローマ11:36)

 

あなたがエリコとその王にしたとおりに、アイとその王にもせよ。その分捕り物と家畜だけは、あなたがたの戦利品としてよい。あなたは町の裏手に伏兵を置け。(2)

 

主が知恵を与えてくださる。聴いたみことばによって働くなら、弱い者も愚かな者も神の栄光を経験して、主を喜びほめたたえる経験をする。
みことばに信頼してみこころを行う者に在る安息は、仮に敵と戦って倒れても、そこにも主が共に居てくださる安息である。

 

私の敵よ、私のことで喜ぶな。私は倒れても起き上がる。私は闇の中に座しても、主が私の光だ。(ミカ7:8)

 

主は兵士に戦利品を自分のものにすることを許された。兵士の心が貧しくなり、喜びが無くて盗みをしないためである。

今日の命を感謝するとき、主の豊かな備えに在る身の幸いに満たされる。人は明日のことを心配して思い煩い、心貧しくなって他人を羨むが、明日のことは、御子をたまわるほどに顧みて下さる父なる神が心配していてくださる。この平安こそキリスト者の戦利品である。

 

そこでヨシュアは戦う民すべてとともに、アイに上って行くために立ち上がった。ヨシュアは三万人の勇士を選んで夜のうちに派遣し、
彼らに命じた。「見よ、あなたがたは町の裏手から町に向かう伏兵だ。町からあまり遠く離れないで、みな身構えていなさい。(3~4)

 

ヨシュアは謙遜によって以前の10倍の兵士を選んだ。みこころを行うとき主は知恵を与えてくださる。神に応答して働くとき、自分がどのようであるかを心配する必要はなく、主に信頼する従順に拠るだけである。

働いている時にはその知恵が神からのものであるか、自分からであるかを問う必要もないほどに主と一つなのである。

 

私と、私とともにいる兵はみな町に近づく。アイの人々がこの前と同じように、私たちに立ち向かって出て来たら、私たちは彼らの前から逃げることにする。
彼らは私たちを追って出て来るので、私たちは彼らを町からおびき出すことになる。彼らは「この前と同じように、われわれの前を逃げて行く」と言うだろうから。私たちは彼らの前で逃げることにする(5~6)。

 

以前の失敗をフルに用いる戦略である。主は信仰者の失敗を益としてくださる。主によるならば失敗は謙遜となり、知恵になり、自分を知る時となりキリストにひれ伏すに至るのだ。

 

あなたがたは伏せているところから立ち上がり、町を占領せよ。あなたがたの神、主がその町をあなたがたの手に渡される。(7)

 

望みのすべては「主があなたがたの手に渡された」からである。失敗から学ぶことは多いが、それも造り主なる神のことばに在れば、いのちの実を結ぶのである。

 

その町を攻め取ったら、その町に火を放て。主のことばどおりに行うのだ。見よ、私はあなたがたに命じる。」
ヨシュアは彼らを派遣し、彼らは待ち伏せの場所へ行き、ベテルとアイの間、アイの西側にとどまった。ヨシュアはその夜、兵とともに夜を過ごした。(8~9)

 

主に聴きながら兵士と共にいる時がヨシュアの最善である。どちらを離れてもリーダーは失敗をすることになる。


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