石ころ

ひとり暮らし




 ひとり暮らしの 落とし穴
ぽっかりと時が止まることがある。
そんな日に、あるアドレスをクリックして、
マーラーの「復活」と出会った。

クラシックは何でも、理屈も知らずに好きだけれど、
どっぷりと浸かるに戸惑いもある。
揺さぶられる感情の掘り起こすものが恐くて・・。

自己憐憫に堕ちることを恐れて、
鎧を纏って仁王立ちで生きて来たから。
でも、鎧の中で心は勝手に涙を流しもするものだ。

 激しい旋律が続く中、小舟のようにもみくちゃにされた時、
自己憐憫も後悔も、血も涙もすべてを持ってこいと命じられた。
「さあ、来たれ。論じ合おう」と主は仰せられる。

たとい、あなた方の罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。
たとい、紅のように赤くても、羊の毛のようになる。(イザヤ1:18)


五楽章の合唱は、力強く主を賛美する言葉が染みた
「信じなさい。お前は何も失ってはいないことを・・」
「復活するために私は死ぬのだ」

アーメン

慰めの主は、すべてを用いて受け止めてくださる。
耳の不自由な息子が、pcに素晴らしいスピーカーを備えてくれたことにも、
改めて気付いた昨日、今日。

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コメント一覧

ムベ
ありがとうございます
これもマーラーですか?
あまり探らない方が良いかも・・と、
思ってしまいそうです。アハハ・・

でも、聞いてみたい気もします。
つい好きなものですから・・。
Sahara
よろしければ交響曲第3番も・・・。
http://blog.goo.ne.jp/maitre_du_monde
 よろしければ交響曲第3番もお聞きになってみてください。ニーチェ「ツァラトゥストラ」の一節に曲を付けるという「ぶっ飛び」様から「ペテロの罪は晴れた」と続く構成に魂消ました。
 ※「ツァラトゥストラ」:ニーチェが「神は死んだ」と説いた哲学書。
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