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石ころ

「良くなりたいのか?欲しいのか?」


 エアコンの見積もりは無事に終わったが、一つの部品が特別な物らしくて、後に取り寄せになると言ったきり連絡がなくなった。
息子は「会社では、物事の進捗状況は日々報告するべきものだ。」と言うが、私は「駄目なら駄目でも良いよ。どうもリアル感がないもの・・」なんて思ってしまう。

しかし、昨日可笑しいことに、「不正な裁判官」(ルカ18:3~5)の聖書箇所が浮かんで消えなかった。「つまり、不正な裁判官さえも動かすほどのやもめの熱心。ああ、そういうことかなぁ・・」と思っても、まだグズグズしていたけれど、午後になってピシッとおしりを叩くように電話をすることを促された。

それは「欲しいのか?欲しくないのか」ということ。
「そりゃぁ涼しく眠れる気持ちの良い所に孫達を迎えたいし・・お客様も迎えたい。つまり必要なんだ。」「それなら、それで動け!」そんな感じ。

 しぶしぶ電話をしてお店に状況を話すと、後に折り返し係の人の聞き慣れた声で掛かってきた。時々話しをすり替えているように思える箇所があるけれど、どうも彼は憎めない。「何があっても、あなたの味方です。」と人の心に上手に入ってくる。さすがプロだなぁ・・なんて変な感心をしてしまった。

工事の人の連絡不足があったとのことで、幾度か電話のやりとりの後に工事日が確定した。その日は息子が工事を見守る事ができる願ってもない日だった!
なにしろ彼は何かとうるさくて、私一人に任されてはたまらないと思っていたから・・。私は交渉事が嫌いなのだ。


 昨日もうひとつ、私に言葉の力を主は見せて下さった。
先日スーパーで買ったサンダルを家で履いてみると、予想外にヒールが高くて、私にはとても履けないことに気づいた。
タグを切ってしまっていたし、一旦は仕方がないうっかりした罰だと諦めたけれど、思い直してスーパーで取り替えて貰えないか交渉してみようと置いていたものを、買い物のついでに持って出かけた。工事の交渉が上手く行って、ちょっとばかり自信がついたから・・。

レジで申し出てみると「大丈夫ですよ。タグは付け替えれば済みますから。」ということで快く返金して下さった。私を見て「なるほど無理だろうな」と思われたのかも知れないけれど・・、さわやかな解決となって、思わずふっとイエスさまを見上げた。

 今までも、「イエスさまにすべてをお任せして・・」と言っては、苦手なことから逃げようとする私を、どれほど忍耐強く主は導いて与え下さったことだろう。
旧約聖書では、神がすでに与えられた土地をであっても、イスラエルはそれを自分達のものとするには、信仰を持って祈り、知恵を尽くして考え、勇気を持って戦って取っていかなければならならなかった。それが主と共に生きると言うことなんだろうな・・。


またイザヤは大胆にこう言っています。「わたしは、わたしを求めない者に見いだされ、わたしをたずねない者に自分を現わした。」(ローマ10:20)

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コメント一覧

石ころ
みっこさんへ
実はねみっこさん。
私も祈ることも聖書を読むことも出来なかったのです。
でも、幼い息子が「死にたい」と言ったとき、私は自分の強情をすてました。
そうして、素直にイエスさまの胸に飛び込むことが出来ました。

でも、そのチャンスはイエスさまが準備して下さったのです。
みっこさんにも、イエスさまが時を備えて下さいますようにお祈りします。
みっこ
祈り
素直に祈ることのできる方が羨ましいです。
私は、聖書もお経も読めない。なぜなのか考えたけれど、まだ模索中です。
祈りが大事であること、最終的にそれが救われる道であるかもしれないと頭では想像をしているのに、ね。
ここのブログは自分を振り返ることができます。ありがとうございます。
石ころ
エシュコルさんへ
いつも見ていて下さって、ありがとうございます。
私は、おずおずと躓きそうな足取りで歩くことしか出来ない者なのですが、
それが主から出た事であるときは、駆けることが出来ます。

私もヨハネ5章を読みましょう。
エシュコル
ムベサンは・・・
http://yaplog.jp/sweetwordcanon
そちらの方を選びましたか。
私はヨハネ5章が真っ先に思い浮かびました。
そして、お前はいつもどっち付かずだな、どっちを選びたいんだ? と言われている様に思えました。有り難う御座います。
石ころ
ワッフル旦那さんへ
そういえば、ギデオンの中に自分を見いだして、本当に聖書には色々な人が書かれてあると、親しみを覚えたことがありました。
「弱さ故の、こういう従い方だって赦されてあるんだ・・」なんてね。

主は、知恵のない者に知恵を与え、弱虫を用いたりされますね。
時々私の中で、「恐れるな、虫けらのヤコブ」という言葉に叱咤激励されています。
ワッフル旦那です。
「なぜかびびるのです。」

そうなんですよ怖いもんなしのはずが(頭では理解してる、、)私も同じですよ。
だから主は「恐れるな」と
怖がりの私達だから声をかけてくださいます。
その声をもらうとこれが怖くなくなるんです。
私の魂の親だからですかね。

恐れを知らないような世の権力者の考え方が怖いです。

臆病者でいいんじゃないかなーって思ってます。
恐れて樽の中に隠れていたギデオンに「勇者よ」と声をかけて下さる方がいれば(まるで漫才か皮肉屋みたいですがこれがマジだから主は素晴らしい!)。
石ころ
ワッフル旦那さんへ
私のハイヒール姿!ワッハッハハ・・
いえいえ、そんなに高くはなかったのですが、今の私には躓きそうで恐かったのです。

これでも、若い頃にはハイヒールを履いていました。
あの頃は普通に靴屋さんに行って、手作りしてもらいました。

靴屋さんが跪くようにして、採寸して下さったことをなぜかはっきりと覚えています。
とっても歩きやすくて、履き心地の良い靴でしたよ。手作りは温かいです。

すべての事の中で、イエスさまの視線を感じることができるのは本当に感謝です。
恐い者無しのはずですが・・なぜかびびるのです。
ワッフル旦那
無事完了すると良いですね。

「さわやかな解決となって、思わずふっとイエスさまを見上げた。」

いいですね~
どんな小さな事にでも主に目を向け感謝する、そして人のした悪を思わない!なかなか出来る事ではないからこそ主が私達にはいつも必要ですね。

(ムベさんのハイヒール姿も見て見たかった旦那です。)
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