天瀬ひみかのブログ 『不思議の国のAmase』 AMaSe IN WONDeRLaND

僕たちの旅、ここではないどこか、幸福な場所へ。

天国の階段

2015-03-19 21:29:20 | 日記

私は三にして一なる神である。ゆえに私の次には、四にして一なる神々がいる。

そうだ。私にその四人の子があるように、永遠普遍の真理にして正義たるプロパテールについてもまた同様である。

その四人の子は、プリンキピア(原理) プロトコール(規則) プロノイア(摂理) ピロソピア(愛知)である。

それらは、おまえたちが天国に至るための四つの梯子である。

だから、もしおまえたちが永遠普遍の真理と正義を求め、それを地上にもたらしたいと真に心から願うのであれば、それら四つのものを熱心に学び、そして深く理解しなければならない。

しかし、それよりもっと重要なのは、おまえたちがそれらを学び、理解することに先立って、その実在と力能(潜在能力)をまず疑いなく信じることだ。

なぜなら、信仰こそは、真理と正義のうちに帰される栄光の四属性、すなわち、信仰、奉仕、私捨、帰命という、汚れなく完全なる生命たちが具える四本の足の一つだからである。

その四つの足がなければ、おまえたちは誰も四段階の梯子を昇ることはできないだろう。

それと言うのも、おまえたちの手は、原罪によってすでに汚れたものと化しており、聖なる梯子を昇るためにその手を使うことは最早適わなくなっているからだ。

さらに言えば、四本足のものは、二本足のものより、天への素直さと地への自然さにおいて遥かにまさっている。

なぜなら、四本足のものは、天に向かってこうべを高く上げず、地に対しては愛の口づけを惜しまないからである。

真理にして正義たる男女(おめ)が最も喜び愛しく思うのは、彼らの中にある、その素直さと自然さなのである。

だからおまえたちは、動物たちを自らの教師とし、誠の気持ちを以て恐れずに天国への階段を昇り行きなさい。

そうすれば、おまえたちはその昇行の一段ごとに地の動物に宿る本能の満月のように欠けることなく、神の太陽を仰ぎ見る宙空の天使のように輝く存在へと変化し、また、偽りの世界の中にあって真実の存在となった者、悪に対して屈せぬ正義の力に満ち溢れた者として、私がおまえに託した聖なる使命を果たすべく、再び地上に降り立つことになるだろう。