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予想が外れた:サッカー女子ワールドカップ2019:FIFAランキング1位の優勝はない!?

2020-08-29 12:00:16 | サッカー女子ワールドカップ
いよいよ今日から第8回サッカー女子ワールドカップ2019フランス大会が始まる。これまで各代表国の親善試合や強化試合などをベースにワールドカップでの成績をいろいろと予想してみた。
  • 決勝トーナメント進出国
  • ベスト8進出国
  • 優勝国
ところが、不思議なことにFIFA女子ワールドランキング1位の国のワールドカップ優勝はランキングが採用されてから今日まで、即ち、2003年から4大会連続でない。2019年W杯の最大の注目はランキング1位のアメリカがジンクスを破って優勝するかどうか。

そこで過去4大会の優勝を振り返りながら2019年大会の優勝予想を展望してみましょう。 


FIFA女子ワールドカップランキングの目的や歴史

FIFA女子ワールドカップランキングは意外と興味深い事実を物語っているが、その前にランキングの目的や歴史やレビューしましょう。
  • 男子ランキングと同様、現時点における代表チーム間での力関係を比較
  • 男子よりも最近の試合結果を強調
  • おおよそ130の代表チームがランキング入り
  • FIFA加盟国女子代表チームの試合結果から算出されるポイントで決定
  • 歴史は意外と浅く2003年6月から公表開始
  • ランキングの公表は年4回(3月、6月、9月、12月)

  
FIFA女子ワールドランキングデータが語る3つの事実

ランキングはFIFA女子ワールドカップの成績との関連性で語っている点を3つまとめてみた。但し、
  • FIFA女子ワールドランキングはW杯開催前の最新ランキング
  • ランキング公表は2003年からなので、過去4回のW杯成績との関連性に限定

① ランキングTop10以外のチームがW杯でベスト8に入った?
  • 2003 2チーム
  • 2007 3チーム
  • 2011 1チーム
  • 2015 1チーム
  • 2019 2チーム(追記:ノルウェー、イタリア)

② ランキングTop10以外のチームがW杯でベスト4に入った?
  • 2003 1チーム
  • 2007 0チーム
  • 2011 0チーム
  • 2015 0チーム
  • 2019 0チーム
Top10以外のチームはベスト4になれないようだね!

③ ランキング1位チームのワールドカップ優勝はあった?
  • 2003 なし
  • 2007 なし
  • 2011 なし
  • 2015 なし 
  • 2019 アメリカ(追記:ジンクス破れたり)
そうなんだ、今回はどうかな? 詳しく見ていきましょう。 


2003年度のW杯成績とFIFA女子ランキング

開催地:USA
(右の順位はW杯直前のランキング)

ベスト8
  • USA                     1位
  • ノルウェー          2位
  • ブラジル              6位
  • スウェーデン      5位
  • ドイツ                 3位
  • ロシア                 11位
  • 中国                     4位
  • カナダ                 12位
ベスト4
  • ドイツ                  3位
  • USA                     1位
  • カナダ                 12位
  • スウェーデン      5位
決勝戦進出国
  • ドイツ                  3位
  • スウェーデン      5位
優勝国
  • ドイツ                  3位 

2007年度のW杯成績とFIFA女子ランキング

開催地:中国

ベスト8
  • ドイツ                  2位
  • 北朝鮮                  5位
  • USA                     1位
  • イングランド     12位
  • ノルウェー          3位
  • 中国                     11位
  • ブラジル              8位
  • オーストラリア  14位 
ベスト4
  • ドイツ                  2位
  • ノルウェー          3位
  • USA                     1位
  • ブラジル              8位
決勝戦進出国
  • ドイツ                  2位
  • ブラジル              8位
優勝
  • ドイツ                  2位 

2011年度のW杯成績とFIFA女子ランキング

開催地:ドイツ

ベスト8
  • ドイツ                 2位
  • 日本                     4位
  • スウェーデン      5位
  • オーストラリア  11位
  • イングランド      10位
  • フランス              7位
  • ブラジル              3位
  • USA                     1位
ベスト4
  • 日本                     4位
  • スウェーデン      5位
  • フランス              7位
  • USA                     1位
決勝戦進出国
  • 日本                     4位
  • USA                     1位
優勝
  • 日本                     4位 

2015年度のW杯成績とFIFA女子ランキング

開催地:カナダ

ベスト8
  • ドイツ                  1位
  • フランス              3位
  • 中国                     16位
  • USA                      2位
  • オーストラリア  10位
  • 日本                     4位
  • イングランド      5位
  • カナダ                  8位
ベスト4
  • USA                     2位
  • ドイツ                 1位
  • 日本                     4位
  • イングランド      5位
決勝戦進出国
  • USA                     2位
  • 日本                     4位
優勝
  • USA                     2位 

最新FIFAランキングと2019W杯優勝国展望

開催地:フランス

私のベスト8予想
  • ブラジル              10位
  • イングランド       3位
  • フランス              4位
  • スペイン              13位
  • オーストラリア   6位
  • カナダ                  5位
  • ドイツ                  2位
  • アメリカ              1位
女子ランキング13位のスペインをベスト8と予想しているので過去のFIFA女子ワールドランキングとの関連性に矛盾はありませんね。ホッ!
 
私のベスト4予想
  • イングランド      3位
  • フランス              4位
  • オーストラリア  6位
  • USA                     1位
まだランキングを決めるデータが不十分だった2003年を除くとベスト4に進んだ代表国のうち、最も低いランキングは
  • 2007年 8位
  • 2011年 7位
  • 2015年 5位
  • 2019年 9位(スウェーデン)
私のベスト4予想のオーストラリアは現在6位。大丈夫かな? オーストラリアとカナダがベスト4をかけて対戦すると予想。さて結果は?

私の決勝戦進出国予想
  • フランス   4位
  • USA          1位
結果は準々決勝(事実上の決勝戦)でフランスを破ったUSAが優勝

 
私の優勝国予想
  • フランス   4位
これも過去4回のFIFA女子ワールドランキングとの関連性に矛盾はありませんね。ホッ! 
あれ、フランス優勝?

開催国の優勝は過去にないんじゃないの?
良いところに気づきましたね!私も気になっていたので調べてみました。ありました、FIFA女子ワールドランキング公表開始以前のW杯で!
  • 1999年度の開催地はUSA、そして優勝もUSA   
 

まとめ 

これまでワールドカップ出場国(特にTop10の強豪国)の過去1~2年の実績をベースに今大会のワールドカップでの成績をいろいろ予想。
  • 決勝T進出国
  • ベスト8
  • 優勝
しかし、FIFA女子ワールドランキングについては記事の中で何回も触れたが、ワールドカップ成績との関連性について詳しく調べたことはなかった。

今回の調査で、2019サッカー女子ワールドカップの成績予想はFIFAワールドランキングとの関連性に全く矛盾していない点に気付いてホッとしていると同時により予想に確信を持てた。

ただ、少しだけ気になるのはドイツである。ドイツはUSAとベスト4を掛けて対戦すると予想。もしドイツが勝ってそのまま決勝戦まで進めばフランスと対戦することになる。

そうなると開催国とFIFAランキングの関係からするとフランス優勝よりもドイツ優勝のほうがよりフィットする。

まあ、悩んでも仕方ない。むしろ、このようなFIFAランキングとの関連性のデータを知りながらワールドカップを観戦することで楽しみが増す。

いかがでしたか?皆さんは、FIFA女子ワールドランキングとの関連性をどのように受けとめますか?   

Play Back なでしこジャパンのベスト8進出はイングランド戦勝利が絶対条件?

2020-08-27 09:02:25 | サッカー女子ワールドカップ
FIFAワールドカップ2019フランス大会の一次リーグ組み合わせが決定!
なでしこジャパンはイングランドと同組のグループDとなった。
なでしこジャパンの決勝T進出は確実と言ってよい。そこで決勝トーナメント進出を前提に1次リーグでイングランドに勝利することがベスト8進出の絶対条件かどうかを考察してみよう! 


なでしこジャパンのベスト8 進出予想の分析プロセス 

  • 1次リーグで敗退する6チームを予想(各組4位のチーム)
  • 1次リーグで3位になる6チームを予想
  • そのうち成績上位の4チームが決勝Tに進めるのでその4チームを予想
以上で決勝トーナメントに進むであろう16チームが決定。次に
  • なでしこジャパンの1次リーグ成績別に対戦相手を予想
  • 1次リーグの成績別決勝トーナメント1回戦を勝ち抜く確率を予想 
それでは1次リーグの組み合わせからみてみましょう。


グループステージ組み合わせ

グループA

フランス
開催国枠
韓国
アジア
ノルウェー
ヨーロッパ
ナイジェリア
アフリカ

グループB

ドイツ               
シード国
中国
アジア
スペイン
ヨーロッパ
南アフリカ
 アフリカ

グループC

オーストラリア
シード国
イタリア
ヨーロッパ
ブラジル
南米
ジャマイカ
北中米

グループD
 
イングランド     
シード国
スコットランド
ヨーロッパ
アルゼンチン
南米
日本
アジア
 
グループE

カナダ                  
シード国
カメルーン
アフリカ
ニュージーランド
オセアニア
オランダ
ヨーロッパ
 
グループF

アメリカ               
シード国
タイ
アジア
チリ
南米
スウェーデン
ヨーロッパ
 

ノックアウトステージ(決勝トーナメント)

つぎに決勝トーナメント表をみておこう 


決勝トーナメント対戦表

(FIFA Women's Worldcup France 2019 Konckout Stage - WikipediA より) 





なでしこジャパン2019が決勝Tへ進む条件は3つ

グループステージの成績
  • D組1位
  • D組2位
  • D組3位
グループステージの成績によって決勝トーナメント1回戦で戦う相手が大きく変わる。前記の決勝トーナメント対戦表のが決勝T1回戦。
この対戦表を見ると

①なでしこジャパンがD組1位
  • Winner Group D(上から3番目の枠)に入り
  • B組かE組かF組の3位(3rd Group B/E/F)と対戦
②なでしこジャパンがD組2位
  • Runners-up Group D(下から5番目の枠)に入り
  • E組1位(Winners Group E)と対戦
③なでしこジャパンがD組3位
  • 3rd Group C/D/E(上から6番目の枠)又は3rd Group A/C/D(下から3番目の枠)に入り
  • A組1位(Winners Group A)かB組1位(Winners Group B)と対戦


1次リーグで敗退する6チームを予想

それでは分析プロセスに従って予想を進めていきましょう。 

1次リーグ敗退予想(各グループ4位)チーム

グループ
代表国
A組
ナイジェリア
B組
南アフリカ
C組
ジャマイカ
D組
アルゼンチン
E組
カメルーン
F組
チリ
  •  いずれのチームもFIFA女子ワールドランキングでは36位以下
  • ランキングによる実力の違いは男子チームよりはるかに大きいのでジャイアントキリングはまずあり得ない
  • ジャマイカはある程度の実力はあるが入った組が悪すぎる
  • チリは2018年度にオーストラリアに勝っているがタイに勝たなければ最下位となるだろう
  • タイとチリが引き分けて両チームとも勝ち点3を取れず一次リーグ敗退という可能性が高い 

1次リーグで3位となる6チーム内上位4チーム予想

ランキングは2019年3月29日に発表された情報より

グループ
代表国
ランク
上位4カ国
A組
ノルウェー
12
Yes
B組
中国
16
Yes
C組
イタリア
15
Yes
D組
スコットランド
20
Yes
E組
ニュージーランド
19

F組
タイ
34


  • Yesと記した国が上位4カ国となり決勝トーナメント進出
  • タイはアメリカとスウェーデンにかなり失点するだろうから得失点差マイナスになるだろう
  • ニュージーランドにも同様のことが言える
  • 順当にいけば4、実力のあるノルウェー、中国、イタリア、スコットランドが勝ち上がる。
  • ただ、得失点差が絡むので実際どうなるか?
  • グループ内に極端に弱い国があれば得点を稼げるので上位4カ国に入りやすいのは確か
  • その視点でいえばニュージーランドが上位4カ国に入るかも?
  • なお、ニュージーランドは 6/1のイングランド戦で1-0で勝利。W杯直前のWarm-upマッチであったが勝利は立派
  • アメリカが準々決勝でフランスとの対戦を避けるため1次予選は2位狙をするかも?
  • そうなれば6チームの中からちーム上位4チームの予想は極めて困難
いろんな事情が絡んでくるのでこれ以上語るのは止めておこう。


Round of 16(決勝T1回戦)の組み合わせ予想

ということで決勝トーナメント進出国が順当に決まるとしたらRound of 16の対戦予想は次の通り。

グループ
代表国

グループ
代表国
A組2位
韓国
C組2位
ブラジル
D組1位
イングランド
B組3位
中国
A組1位
フランス
C組3位
イタリア
B組2位
スペイン
F組1位
アメリカ
C組1位
オーストラリア
A組3位
ノルウェー
E組1位
オランダ
D組2位
日本
B組1位
ドイツ
D組3位
スコットランド
F組2位
スウェーデン
E組2位
カナダ

太字の国はTop10チーム。現在はグループEの1位通過はカナダと予想。その場合、日本はオランダでなくカナダと戦う。
これで決勝トーナメントに進む16チームの予想が終了!


なでしこジャパンの決勝Tでの対戦相手と勝利の確率を予想 

次は、なでしこジャパンの決勝トーナメントでの対戦相手と勝利の予想を考察しよう。

①Group D 1位通過
  • 1位通過の確率 30%
勝トーナメント1回戦の予想対戦国
  • B組3位 中国(又はスペイン
  • E組3位 カメルーンとニュージーランドは1次予選で敗退すると予想したので除外
  • F組3位 タイとチリは1次予選で敗退すると予想したので除外
その結果B組の中国(又はスペイン)と対戦する可能性が極めて高い。

対戦国
勝率
中国
70%
スペイン
60%

なでしこジャパンの決勝Tで勝利する確率

中国とは2018年度に2戦2勝
  • 2018年度においてTop10以外のチームに負けたことがないが
  • アジア大会決勝では負けてもおかしくない試合だったので70%
  • ただ、2019年度にオランダと引き分けている(PK負け)
スペインとは2018年度直接対戦はない
  • スペインは2018年度ワールドカップヨーロッパ予選で6戦6勝
  • その他の試合も含めて10勝2分け
  • オランダに2-0で勝利
  • 直近の11月にはドイツと0-0の引き分け
  • 2019年度の強化試合でもブラジルに勝利するなど好調を維持
  • 失点の少ないチーム
  • 6/2のW杯直前の試合ではなでしこジャパンと1-1の引き分け
  • 決して簡単ではないがなでしこジャパンの勝利する確率は60% 

②Group D 2位通過
  • 2位通過の確率 60%
決勝トーナメント1回戦の予想対戦国
  • E組1位 オランダ(又はカナダ)
対戦国
オランダ
50
カナダ
40


なでしこジャパンの決勝Tで勝利する確率
  • オランダとは2018年度に直接対戦で2-6の負け
  • ただし、2019年度に入ってランク28位のポーランドに負けるなど精彩がないが、W杯直前の6/2オーストラリア戦では 3-0で勝利
  • カナダとは2018年度に直接対戦で0-2の負け。2019年4月にはイングランドに勝利するなど安定している
  • カナダは5/25スペインとの親善試合で 0-0の引き分け
負けた時期(2018年)がチーム作りの最中だったとはいえ
  • 最新ランキング8位のオランダと5位のカナダに勝利するのは容易ではない
  • なでしこジャパンが勝利する勝率は40~50%というのが妥当
追記:W杯ではなでしこジャパンはグループD2位となりオランダと決勝T1回戦で当たり敗退(予想的中)


③Group D 3位通過
  • 3位通過の確率 10%
決勝トーナメント1回戦の予想対戦国
  • A組1位 フランス
  • B組1位 ドイツ
対戦国
フランス・
10
ドイツ
30

なでしこジャパンが決勝Tで勝利する確率

フランスとの2018年度に直接対戦はないが
  • 2019年4月の欧州遠征の結果が示す通り
  • フランスに勝利する確率は多くて10%
ドイツとも2018年度に直接対戦はないが
  • 日本と同様にメンバー選出は試行錯誤中で世代交代途中
  • 2018年度の成績は不安定
  • ただ、2019年4月の欧州遠征の結果が示す通りで運が良ければ引き分け
  • よって隙のありそうなドイツに勝利する確率は30%


ベスト8進出の確率

なでしこジャパンのベスト8の確率を表にまとめると次のようになる。
勝利に絶対などない」点を考慮すればおおむね妥当な予想と思う。
表から分かるがイングランドに勝つことがベスト8へ進む絶対条件ではない
2位通過でも3位通過でも厳しくはなるが、ベスト8の可能性はあるので1次リーグの結果にこだわり過ぎないことだ。
どのチームにも言えるが、決勝戦までたどり着くには実力に加えて運も必要。

ベスト8進出の確率

1次リーグ成績
1位通過の場合
60~70
2位通過の場合
40~50
3位通過の場合
10~30


まとめ  

FIFA女子ワールカップ2019フランス大会においてなでしこジャパンが決勝トーナメント1回戦を勝ち抜いてベスト8 になる確率を2018年度の成績+対戦予想国+なでしこジャパンの2019年度の強化試合などの結果をベースに予想。

その結果はなでしこジャパンが1次リーグD組を
  • 1位通過した場合のベスト8になる確率 60%~70%
  • 2位通過した場合            40%~50% 
  • 3位通過した場合            10%~30%
この確率から分かるように1次リーグのイングランド戦での勝利はベスト8に進出する絶対条件ではない
2位や3位通過でもそれなりの確率があるので決勝トーナメント進出だけに集中して戦ってほしい。

ガンバレ、なでしこジャパン!

W杯アジア2次予選:日本代表メンバー予想、モンゴル戦・タジキスタン戦

2020-08-23 09:33:51 | サッカー日本代表試合
2022年ワールドカップ カタール大会アジア2次予選F組日本代表の2戦目モンゴル戦と3戦目タジキスタン戦がそれぞれ10月10日と10月15日に開催される。

初戦のミャンマー戦では「ベストメンバー」で戦った日本代表。ベストメンバーでの試合(2-0勝利)に賛否両論はあるが、若手の招集がたった4名だったのは東京五輪世代の北中米遠征と重なったからだと思いたい。

その上、東京五輪世代のU―22日本代表は10月15日ブラジルでブラジルU-22代表と親善試合を行うようだ。またもや五輪世代の招集はごく限らる

大迫勇也選手は「重度の太腿の怪我を負った」ということで彼を召集するは当分無理。こんなことを言っては失礼になるが、日本代表を底上げする上で却って絶好の機会。大迫選手には3次予選で活躍してくれれば十分だ。

こうした視点を踏まえてモンゴル戦・タジキスタン戦の日本代表メンバーを予想したい。
なお、アジア2次予選の見どころ、日本人選手の評価などは下記の記事をどうぞ!

 
アジア2次予選をベストメンバーで臨むのはベストではない!

この戦いはまだ2次予選。しかも組み合わせに恵まれ対戦相手は極めて格下五輪世代起用に絶好のチャンス。私にはベストメンバーでこのW杯アジア2次予選を臨むのはベストのオプションとは思えない。
  • 日本代表のレベルアップ+底上げ
  • 東京五輪でのメダル獲得
  • 2022年W杯でベスト8
これらは誰でも望んでいるハズ。そのためには若手の成長と突き上げが必要
 

モンゴル戦・タジキスタン戦でターンオーバー制採用!?

モンゴル戦とタジキスタン戦では半数以上のスタメンが入れ替わると予想。ターンオーバー制を採用する可能性が十分考えられる。
その理由と理想とするシナリオはこうだ。
  • 当面の敵はタジキスタン(勝点6)
  • しかしタジキスタンへのアクセスは非常に悪い
  • 直行便はない
  • 往路だけで1日見た方が良い
  • 長旅で相当疲れる
  • そのためホームゲームとなるモンゴル戦には1.5軍を起用
  • 次にタジキスタン戦は「ベストメンバー」で臨む
  • 2連勝して勝点9でF組トップ
  • 次回から五輪世代を使える
 

モンゴル戦とタジキスタン戦招集メンバー展望 

五輪世代を10名召集してほしいがそれは無理だろう。森保監督は歴代監督と同様、ある程度代表メンバーを固定して戦うはずだ。大事な試合ではわずかなリスクとて取りたくないと考えている。ただ、歴代監督よりもスタメン選考は柔軟に考えている。

モンゴル戦は五輪世代主体で臨んでも十分勝点3をゲットできるが、そうはしないだろう。モンゴル戦・タジキスタン戦召集メンバーはパラグアイ戦・ミャンマー戦とほぼ同じと見てよい。
 

モンゴル戦・タジキスタン戦日本代表メンバー予想 

赤字が招集された選手。残念ながら永井謙祐と鎌田大地は外してしまったが、ほぼ予想通りベストメンバー招集という結果。

なお、鎌田大地の市場価値が9億€に倍増。今シーズンのフランクフルトでの成績は全14試合1001分出場1ゴール2アシスト。一方、浅野拓磨選手のパルチザンでの今シーズンは全11試合751分出場1ゴール1アシスト。

GK 3名
  • 川島 永嗣、権田 修一、シュミット・ダニエル
DF 7名
  • 長友 佑都、吉田 麻椰、畑中慎之介、植田 直通、冨安 健洋、酒井 宏樹、安西 幸輝 
MF 10名
  • 柴崎 岳、中島 翔哉、南野 拓実、伊東 純也、堂安 律、板倉 滉、久保 建英、遠藤 航、橋本 挙人、原口 元気
FW 3名
  • 鈴木優磨、永井 謙佑、鈴木 武蔵
鈴木優磨選手はこれまで召集されたことはあるがケガで辞退した。ただ、国際試合では非常に良い結果を残している。鹿島アントラーズ時代、ACLやFIFAクラブワールドカップなどで、計27試合1788分で9得点。なお、コパアメリカで2得点の三好康児選手の招集は無いだろう。


サッカー日本代表招集予想メンバーのプロフィール

9月のミャンマー戦のメンバープロフィールと同じ(代表試合時間除く)。大迫選手に代わって招集されると予想した鈴木優磨選手のみここに掲載。 
東京五輪代表が見えてくる アジア2次予選ミャンマー戦メンバー発表+結果
  • オーバーエージは1996年12月末以前生れの選手
  • A代表歴は実際にプレーしたデータ
  • 2019年9月現在
 
鈴木 優磨
  • 生年月日     1996.4.26
  • 身長/体重    182cm/75kg
  • 所属              シント・トロイデン(ベルギー)
  • A代表歴           なし
鎌田 大地
  • 生年月日     1996.8.5
  • 身長/体重    180cm
  • 所属               フランクフルト(ドイツ)
  • A代表歴            2試合95分
浅野 拓磨
  • 生年月日     1994.11.10生 24歳
  • 身長/体重    173cm
  • 所属               パルチザン(セルビア)
  • A代表歴           18試合660分3ゴール1アシスト
 
 
モンゴル戦の開催場所とテレビ放映
  • 埼玉スタジアム2002にて行われる。
  • 19時35分キックオフ
  • テレビ朝日系列、NHK BS1にて全国生中継
  

2019年度の日本代表日程
  • 9月10日   2020W杯アジア2次予選 ミャンマー戦 A (済)
  • 10月10日 2022W杯アジア2次予選 モンゴル戦 H
  • 10月15日 2022W杯アジア2次予選 タジキスタン戦 A
  • 11月14日 2022W杯アジア2次予選 キルギス戦 A
  • 11月19日 キリンチャレンジカップ2019 ベネズエラ戦 H 
  • 12月10日 E-1 サッカー選手権 中国戦
  • 12月14日 E-1 サッカー選手権 香港戦
  • 12月18日 E-1 サッカー選手権 韓国戦 
なお、E-1選手権は国際Aマッチデー期間の開催でないため欧州で活躍している選手を招集するのは困難である。Jリーグでプレーするベテラン選手はE-1選手権に召集されると推察する。
 

おわりに 

2020年W杯アジア2次予選第一ラウンド直後の7月には2020東京五輪が控えている。JFAは東京五輪での男女メダル獲得を目標に掲げているが、そのためにはアジア2次予選を東京五輪メンバー主体で戦えるのが理想

2次予選の組み合わせ抽選に恵まれたもののそれを活かす機会は訪れそうもない。若手主体でも十分勝てるのにもったいない話だ。この機会を活かさないという事は、これまでの監督と同様、ほぼ固定メンバーで戦うのか?そうなれば日本代表の底上げはおろか、若手の成長もあまり期待できない

ベテラン・中堅・五輪世代間の代表争いを促せば、必ずや、日本代表のレベルアップになるはず。せっかく日本A代表監督と日本五輪代表監督を兼任しているのだからそのメリットを最大限に活かすべきだ。

なるべく早い時期に五輪世代を10名ほど召集した陣容でアジア2次予選に臨んでもらいたい。これは東京五輪メダル獲得と2022年W杯ベスト8を目指す上で避けてはならないチャレンジ

12月のE-1選手権で若手を試して結果が良ければ2020年度3月下旬の2次予選に大量召集するというシナリオ?かもしれない(延期)。当面?ずっと?ほぼ固定された「ベスト」のメンバーで戦うのだろう。

固定メンバーで戦うのは、2022W杯出場に最もリスクの少ない選択、同時に、W杯でベスト8の目標を達成する上で最もリスクの高い(目標達成が難しくなる)選択。立場上仕方ないのでしょう!?

余談だが、モンゴル戦のオッズは、
  • 日本勝利   1.002倍
  • 引き分け   26.0倍
  • モンゴル勝利 41倍
リスクは1%でもとりたくない、のが現実的な予想だ。JFAのチャレンジを期待するしかない!

東京五輪サッカー男子:五輪世代の代表候補はこれで決まり!

2020-08-21 16:19:30 | 東京オリンピックサッカー
U-23アジア選手権は歴史的敗戦でグループB最下位となり決勝トーナメントへは進めなかった。3月に予定されている強豪、南アフリカ戦とコートジボワール戦の強化試合2試合にはベストの五輪代表候補メンバーで戦ってU-23アジア選手権敗戦の不名誉挽回だ!(新型コロナウィルスで中止)

これまで選手のテストは十分すぎるくらいしてきた。早急にメンバーを固定してチームの連携強化を図らなければならない。それには、まず、五輪世代を絞り込むこと。それでは森保監督より一足早く五輪世代の代表候補を発表しましょう。
なお、ご参考までの五輪世代の日本人サッカー選手の市場価値も掲載していますのでご覧ください!


五輪世代招集経緯

11月17日 国際親善試合 コロンビア戦

いわゆる海外組+国内組五輪世代のベストメンバーで戦ったが不発に終わり0-2の完敗。しかし、初めての融合なのでNo Problem。

12月 E-1サッカー選手権

なんと23名中14名の五輪世代が招集されたのには驚いたが、初めてのOA候補と五輪世代の融合。優勝するよりも大きな財産を手にした。

12月29日 国際親善試合 ジャマイカ戦

なんと9-0の圧勝であったが、どの程度評価したらよいものか?

この3つの大会全てに招集された選手はFWとGKを除けば皆無に近い。簡単に言えば、森保監督は、これまで招集した五輪世代を絞り込む為に選手をこの3つの大会に振り分け、自分の目で一人一人チェックしたわけだ。


1月9日からのU-23アジア選手権

この大会には、上記の3つの大会での選手の出来を確認して招集。ただ、食野以外の欧州勢の招集はできなかったのでベストメンバーではなかった。ただ、その点は想定内。むしろ、国内組五輪世代の最終テストが目的。

これまでにも唱えてきたが、U-23アジア選手権メンバーから東京五輪代表に当確できるのは8名前後(オーバーエイジ枠活用前提)。残りの7名は欧州組から選出されるだろう。 


五輪世代招集実績一覧

最終的には18名ないし15名に絞られる。
五輪世代とOA候補の融合を図る時間が取れないので「東京五輪ではオーバーエイジ枠は使わない」と思っていたが、U-23の最近の成績を見ると使わざるを得ない。

東京五輪U-23候補を当確(◎)など区分説明
  • ◎15名(OA枠を利用しても召集される選手)
  • 〇3名(OA枠活用で外れる選手)
  • △補欠(上記18名の選手が何らかの事情で召集不可となった場合)
前提条件
  • オーバーエイジ枠はDF2名、ボランチ1名
  • 3バック採用

赤字:海外組


選手名
時間
大迫敬介
540

谷晃生
0
小島亮介
0

山口瑠伊
90

小久保玲央
0
立田悠悟
196

瀬古歩夢
90
岩田智輝
329

原輝綺
118
渡辺剛
257

古賀太陽
180
岡崎慎
252

大南拓磨
0

町田浩樹
180
板倉滉
268
冨安健洋
270
橋岡大樹
444
杉岡大暉
458

鈴木冬一
0

長沼洋一
90

菅大輝
152

菅原由勢
90
相馬勇紀
321

高宇洋
18
田中碧
292
田中駿汰
357

松本泰志
172
齊藤未月
135
中山雄太
270

遠藤渓太
135

渡辺皓太
0

岩崎悠人
32

東俊希
81

三笘薫
32

旗手怜央
196

森島司
266
三好康児
217
堂安律
83
食野亮太郎
247
久保建英
277

田川亮介
139
安部裕葵
157
上田綺世
465
小川航基
291

一美和成
32
前田大然
129


 
3月のU-23国際親善試合にOA候補招集?

(残念ながら新型コロナウィルスの影響で中止)
マスコミなどは、大迫・柴崎などの選手をOA候補としてリストアップしているが、私の推す候補と違う。いずれにしてもリオ・オリンピックの失敗を活かして早めにOA候補と五輪世代候補の融合・連携を進めチーム力アップを図るのが唯一のメダルへの道

 
リオ・オリンピックの失敗とは

U-23アジア選手権で優勝したリオ五輪世代があえなくリオ五輪ではグループ・ステージで敗退、その理由はOA組とU-23組の融合時間が取れなかったため(実質ゼロ)。
従って、
  • 指揮を執る時間がないなら森保監督は交代すべき
  • OA枠を使うなら戦略ファースト


おわりに


3月の強化試合はFIFAが認める国際マッチデーなので欧州勢も召集可能。2回目のベストチームで臨むことになるので強豪を相手にした結果も楽しみだが、この2試合に五輪世代のだれが収集されるのか、最大の注目点。

更にもう一つの大きな注目点はOA候補の招集。戦略ファーストならDFとボランチだが、はたしてどのポジションの選手が招集されるのか、誰なのか?
多少の入れ替わりがあるとしてもこの記事で紹介した23名が東京五輪代表メンバーのベースとなるのは間違いない。

いかがでしたか?皆さんの予想とほぼ同じだったでしょうか?少しでも参考になったならうれしい限りです。

11月17日:U-22コロンビア戦は初の東京五輪代表メンバー選考会だ!

2020-08-18 09:56:06 | 東京オリンピックサッカー
予想と比較すると5名外した。ただ、うれしい誤算。敢えて外した久保・堂安・板倉を招集したのは非常に評価できる。今回召集された22名のメンバー+冨安が現時点でのベストメンバーという事になる。

何よりもうれしかったのはJFAの東京五輪戦略がある程度見えたからだ。今回の招集メンバー+冨安で東京五輪先発候補は8名となる。これで五輪世代間の連携・融合を図る第一歩を踏む出すことになり、五輪世代主力メンバー同士の完成度を積み上げることができる

あとは、このメンバー+OA候補のチーム完成度を上げるだけだ。ただ、監督はOA枠活用に関しては明言を避けているが「金メダルを目指しているのでそのために必要なら招集」というスタンス。

U-22日本代表は素晴らしい結果を残している。
  1. 6月トゥーロン国際大会 2019で準優勝(優勝はU-22ブラジル代表)
  2. 10月ブラジル遠征でU-22ブラジル代表に逆転勝ち
それ故、U-22日本代表の日本での実質的初披露となる「キリンチャレンジカップ2019」U-22コロンビア代表戦が非常に楽しみ!

しかし、五輪世代にとっては、このコロンビア戦が東京五輪世代枠15席に座れるかどうかの第一関門。この関門をくぐり抜けた(この試合に招集された)選手だけが第二関門へ進む権利を手にする。そういう意味で五輪世代にとっては最初の五輪代表メンバー選考会

さらにコロンビア戦に招集されたとしてもパーフォーマンス次第ではU-23アジア選手権2020に招集されないだろう。親善試合とは言え、五輪世代にとっては将来を左右する極めて大事な試合。前置きはこのくらいにして予想召集メンバーを紹介しましょう。


久保・冨安・堂安・板倉の招集はないだろうが・・・

フル代表のキルギス戦が11月14日なのでわざわざ日本に戻るのは酷だが、無理してでもベネズエラ戦に招集すべきだ。その理由は、
  • E-1選手権には招集できない
  • 次に予定されている12月28日の親善試合に久保の招集はないだろう
  • さらに2020年1月8日から始まるU-23アジア選手権2020への参加は所属チームの合意が得られないだろう
4名を召集しないと、これまでほとんどない五輪世代同士の「融合」・「連携」はしばらくお預けになる、というか、このままだと2020年6月まで無理のような感じだ。果たしてそれでいいのだろうか?この点は「おわりに」で付け加えたい。
 

招集メンバー決定

不参加
  • ケガ:遠藤渓太、田中 碧、渡辺 剛
  • FIFA通告:町田浩樹
追加招集
  • 高宇 洋(レノファ山口)
  • 鈴木冬一(湘南ベルマール)
  • 長沼洋一(愛媛FC)
  • 瀬古歩夢(セレッソ大阪)

GK
  •  大迫敬介
  •  谷 晃生
DF
  •  立田悠悟
  •  渡辺 剛
  •  岩田智輝
  •  原 輝綺
  •  町田浩樹
  •  板倉 滉
MF
  •  田中 碧
  •  菅 大輝
  •  中山雄太
  •  菅原由勢
  •  三好康児
  •  橋岡大樹
  •  遠藤渓太
  •  田中駿汰
  •  堂安 律
  •  久保建英
  •  食野良太郎
FW
  •  上田綺世
  •  前田大然
  •  小川航基


メンバー・プロフィール

  • 2019年11月5日現在
  • 予想的中メンバーは召集予想メンバーに掲載 
久保建英  
  • 生年月日          2001.06.04
  • 身長/体重      173cm/67kg
  • 所属               RCD Mallorca
  • A代表歴           7試合268分 
  • LaLiga     9試合452分1アシスト
堂安 律  
  • 生年月日          1998.06.16
  • 身長/体重    172cm/70kg
  • 所属       PSV(オランダ)
  • A代表歴           18試合1285分3ゴール3アシスト
  • Eredivisie         9試合607分2G
  • 欧州EL             3試合168分2A 
谷 晃生
  • 生年月日     2000年11月22日
  • 身長/体重   189cm/82kg
  • 所属       ガンバ大阪
  • A代表歴      なし
  • J-1                  なし
田中駿汰
  • 生年月日   1997年5月26日
  • 身長/体重  183cm/68kg
  • 所属     大阪体育大学
  • A代表歴    なし
  •  J-1               なし      
食野亮太郎
  • 生年月日      1998年6月18日
  • 身長/体重  171cm/68kg
  • 所属      ハート・オブ・ミドロシアンFC(スコットランド)
  • A代表歴     なし
  • Premiership  8試合500分2G1A
 

U-22日本代表招集メンバー予想

  • 実績は10月23日現在
  • 久保・冨安・堂安・板倉の招集はないという前提
  • C:センター、R:右、L:左、W:ウィング、B:ボランチ
  • ポジションはこれまでの実績ベース
大迫敬介 GK 
  • 生年月日    1999.07.28
  • 身長/体重 186cm/86kg
  • 所属    サンフレッチェ広島
  • A代表歴      1試合90分
  • J-1           24試合2160分
  • AFC         4試合390分 
小島亨介 GK 
  • 生年月日     1997.01.30
  • 身長/体重 183cm/79kg
  • 所属    大分トリニータ
  • A代表歴      なし
  • J-1           なし 
オビ・パウエル・オビンナ GK 
  • 生年月日     1997.12.18
  • 身長/体重 193cm/83kg
  • 所属    流通経済大学サッカー部
  • A代表歴      なし
  • J-1           なし 
立田悠悟 DF(C/R) 
  • 生年月日   1998.6.21
  • 身長/体重  191cm/
  • 所属            清水エスパルス
  • A代表歴    1試合3分
  • J-1     23試合1551分1A  
渡辺剛 DF(C/R) 
  • 生年月日   1997.2.5
  • 身長/体重  184cm/76kg
  • 所属            FC東京
  • A代表歴    なし
  • J-1       16試合1433分1G 
岩田 智輝 DF(C/R) 
  • 生年月日   1997.4.7
  • 身長/体重  178cm/73kg
  • 所属            大分トリニータ
  • A代表歴    2試合177分
  • J-1       22試合1954分3G1A 
原 輝綺 DF(R) 
  • 生年月日  1998.7.30
  • 身長/体重 178cm/72kg
  • 所属           サガン鳥栖
  • A代表歴        1試合90分
  • J-1               17試合1448分2A  
瀬古歩夢 DF(C)
  • 生年月日  2000.6.7
  • 身長/体重 183cm/72kg
  • 所属           セレッソ大阪
  • A代表歴        なし
  • J-1               11試合905分1G1A 
町田浩樹 DF(C/L) 
  • 生年月日  1997.8.25
  • 身長/体重 190cm/
  • 所属         鹿島アントラーズ
  • A代表歴   なし
  • J-1     17試合1456分1G1A
  • AFC      9試合737分 
田中 碧 MF(B) 
  • 生年月日  1998.9.10
  • 身長/体重 177cm/69kg
  • 所属           川崎フロンターレ
  • A代表歴        なし
  • J-1               19試合1517分3A
  • AFC             4試合315分1G 
菅 大輝 MF(L) 
  • 生年月日  1998.9.10
  • 身長/体重 171cm/69kg
  • 所属           北海道コンサドーレ札幌
  • A代表歴        なし
  • J-1               26試合1994分1A 
中山雄太 MF・DF 
  • 生年月日  1997.2.16
  • 身長/体重 181cm/76kg
  • 所属           PECズヴォレ(オランダ)
  • A代表歴        1試合90分
  • Eredivisie      4試合360分 
菅原由勢 MF(R) 
  • 生年月日  2000.6.28
  • 身長/体重 179cm/
  • 所属           AZアルクマール(オランダ)
  • A代表歴        なし
  • Eredivisie      8試合343分1G1A
  • UEL本戦  3試合168分1G 
板倉 滉  DF(C) 
  • 生年月日  1997.1.27
  • 身長/体重 186cm/75kg
  • 所属           FCフローニンゲン(オランダ)
  • A代表歴        3試合192分
  • Eredivisie      11試合990分 
安部 裕葵 MF(L) 
  • 生年月日  1997.1.28
  • 身長/体重 171cm/65kg
  • 所属            FCバルセロナB(スペイン)
  • A代表歴        3試合99分
  • Grupo III  7試合371分 
三好康児 MF 
  • 生年月日  1997.3.26
  • 身長/体重 167cm/61kg
  • 所属           ロイヤル・アントワープFC
  • A代表歴        3試合189分2G
  • Jupiler Pro    5試合50分1G 
渡辺皓太 MF 
  • 生年月日  1998.10.18
  • 身長/体重 165cm/61kg
  • 所属           横浜F・マリノス(8月東京ヴェルディから移籍)
  • A代表歴        1試合90分
  • J-1                6試合230分 
橋岡大樹 MF(R) 
  • 生年月日   1999.5.17
  • 身長/体重  182cm/
  • 所属            浦和レッズ
  • A代表歴         なし
  • J-1            14試合1169分2G1A
  • AFC     6試合534分2G1A 
遠藤渓太 MF(L) 
  • 生年月日   1997.11.22
  • 身長/体重  175cm/
  • 所属          横浜Fマリノス
  • A代表歴    なし
  • J-1       28試合1732分4G8A  
杉岡大暉 MF(L) 
  • 生年月日   1998.09.08
  • 身長/体重  182cm/75kg
  • 所属     湘南ベルマーレ
  • A代表歴  3試合270分1A
  • J-1       27試合2312分2G4A 
上田綺世 FW(C) 
  • 生年月日   1998.08.28
  • 身長/体重  180cm/72kg
  • 所属     鹿島アントラーズ(2019.7.27入団)
  • A代表歴    3試合126分
  • J-1       9試合318分4G1A
  • AFC          2試合42分  
前田大然 FW 
  • 生年月日   1997.10.20
  • 身長/体重  173cm/67kg
  • 所属     CSマリティモ(ポルトガル)
  • A代表歴    2試合68分
  • Liga NOS  8試合562分2G 
小川航基 FW(C) 
  • 生年月日   1997.8.8
  • 身長/体重  183cm/
  • 所属     水戸ホーリーホック
  • A代表歴    なし
  • J-2      13試合1023分5G1A

 
コロンビアU-22代表:直近の試合結果

(U-22は見つからず)
  • 9月9日 アルゼンチン U-23 3-1負
  • 10月14日 ペルー U-23 1-0負
 

試合結果と寸評

U-22日本代表 0-2 U-22コロンビア代表

多くのファンは前評判と今試合の内容(パーフォーマンス)に大きなギャップを感じたのではないでしょうか?しかし、落胆することはない。これは新チーム構築の第一歩で東京五輪に向けて最高のチームを作り上げるのに非常に参考になった試合であったと理解したい。

新チーム?そうです。ブラジルを破るなどこれまでに活躍した国内組東京五輪世代から東京五輪でスタメンを勝ち取る選手はせいぜい4~5名。新チームでは半分以上が入れ替わる。

技術的な面はさておき、やることは2点。
  • 久保・堂安・板倉などA代表組と五輪世代の融合を強力に進める
  • OA候補と五輪世代との融合を早急に進め東京五輪代表候補チームとして試合を重ねながらチーム力を上げる
今回の結果を見ても過去の五輪でベスト4に入ったチームの成績を見ても五輪では守備力が最重要という事を思い知らされたはず。であるならば「早めにDF主体のOA候補選出して今回のチームとの融合を進めるべき」というのが私のこれまでの主張であり願いでもある。

絶対的な実力があるわけではない五輪世代が東京五輪で金メダルを取るにはチーム力を最高レベルに仕上げることが必要だ。

幸いにもE-1サッカー選手権がある。その大会で五輪世代とOA候補を招集して融合とチーム力の構築の第一歩を踏み出してほしい。今回の親善試合の結果はそれを暗示しているような気がしてならない。
 

日程・会場・放映
  • 2019/11/17(日) 12:50 キックオフ
  • エディオンスタジアム広島
  • フジテレビ系列にて全国生中継

 
おわりに 

スポーツ報知は「U-22ミドル3発でブラジル撃破 東京五輪「金」いける」と報道。「東京五輪へ期待が膨らむ大きな一歩」となったのは確か。ただ、U-22がトゥーロン国際大会で準優勝したのはよく知られているが、その大会第3戦でポルトガルU-19に1-0で負けていることはあまり知られていない。

すなわち、U-22日本代表の実力は確かだが、絶対的な力を持ったチームではない。これまで培ってきた30試合+で築き上げたチーム完成度の高さが最近の成績に表れている。

ところがその完成度が大きく下がる。何故なら五輪代表は15名~18名でそのうち海外組7名との融合実績はないが、海外組は間違いなく召集される、つまり
  • 3枠はオーバーエイジ
  • さらに五輪世代のなかで4名(久保、冨安、堂安、板倉)
という事は「完成度の高い」これまでのチームからは東京五輪でスタメンとなる選手はたった4名。

そうなると「指定席の7名の選手とブラジル戦やトゥーロン国際大会で活躍した選手の融合・連携がほとんどないので現時点での五輪代表チームとしての完成度はゼロと言ってよい。このままではリオ五輪の二の舞を踏んでしまう。

アジア2次予選では東京五輪世代を多く起用すべき」と主張してきたのは完成度問題解決のため。「五輪世代+オーバーエイジ候補」主体のチーム編成でアジア2次予選に臨めば五輪に向けて万全な準備ができる。金メダルも夢ではない。

たた、超格下相手にベストメンバーで戦い続けるアジア2次予選を見ると「五輪世代+オーバーエイジ候補」戦略は「夢の夢」のような話ではあるが、目先の勝ち点よりも将来の勝利を期待して止まない。

無責任な発言と思われても仕方ないが、転んでも1位通過できる超格下相手のアジア2次予選。マスコミは視聴率を稼ぐため「何が起こるか分からないのがアジア予選」と視聴者を煽る。そのためこの千載一遇のチャンスは逃すでしょう。JFAに大胆な戦略の実行を求む!