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「英語、苦手かも・・・?」と思った時におすすめしたい一冊  

2021-06-28 07:47:40 | 英語学習
デイビッド・セイン先生は来日して30年以上。日本での生活のほうが長くなってしまったそうだ。その間、英語に関する著書は400冊以上、累計部数は400万部以上。すごい実績を誇るバイリンガルの先生。
知らない日本語に出会うと「それ、どういう意味?」と目の前の日本人に聞いて覚えたそうだ。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」、言語の習得はこれに尽きると言っている。
日本語習得の経験があるからこそ、セイン先生からの英語の苦手な方へのメッセージには重みと説得力がある。
それではセイン先生が「英語、苦手かも・・・?と思った時に読む本」で伝えたいメッセージや内容のほんの一部を紹介しましょう。 

「英語、苦手かも・・・?と思った時に読む本」
 
  • デイビッド・セイン著
  • 2019年11月30日初版発行
  • 197ページ
  • 一通り読むのに2時間
目次 
  • 0日目 英語が話せなくても、人生は楽しい・・・だけど?
  • 1日目 目指せ1割打者
  • 2日目 「間違えないように」は間違っていますよ!
  • 3日目 会話では学校英語を忘れよう
  • 4日目 「インプット」から始めよう!
  • 5日目 英語力レベルアップ 実践編

本書が伝えたいメッサージ
  • 世界で一番使われている言葉が英語
  • グローバルな言語ゆえに英語を知れば「人生の選択肢が増える」
  • 選択肢が増えれば人生が変わるかもしれない
  • 英語は比較的覚えやすい簡単な言語
  • やる気次第では誰でも人生を変えられる
「人生を変えたいが英語が苦手」と思っている方の為に、効果的な英語勉強法を紹介している。詳しくお知りになりたい方は本をご覧ください。
  

0日目 英語が話せなくても、人生は楽しい・・・だけど?
 
ポイント
  • 英語は世界で最も話されている言語
  • ノン・ネイティブを含めると15億人
  • 英語は人生の選択肢を増やせる「魔法の道具」

 
1日目 目指せ1割打者
 
スポーツと同様、本番では10%の実力が発揮できればいいほうだ。 自己流のカタカナ読みの音読を繰り返してもネイティブに通じる英語は身につかない。
*カタカナ英語は外国人には通用しない
  • コンセント ⇒ outlet / wall socket
  • フライドポテト ⇒ French fries
  • オランダ ⇒ Holland (ハゥラン)
 個人的にはメキシコ(メクスィコゥ)の発音は今でも苦手だ。
 
*実際の発音に即したカタカナ英語を作るべき
  • ウイルス ⇒ Virus (ヴァイラス)
  • エネルギー ⇒ energy(エナジィ)
 
 
2日目 「間違えないように」は間違っていますよ!
 
  • 英会話は中学英語で十分(これは体験済)
  • 英語は間違えて上手くなるのに、日本では「上手くできたら楽しい」というよりも、スポーツと同じで「間違えたら X、ミスをしたら怒られる」という意識が先立ってしまう。「英語は間違えて当たり前」の意識で取り組もう

日本人がつい間違えて使ってしまう英語
 
正しいのはどちら?

「ちょっと手を貸して」と頼むなら?
A.Help me, please.
B.Can you give me a hand?
 
有名人に「サインをもらえますか?」と頼むなら?
A.Can I have your autograph?
B. Can I have your sign?
 
正解は順にB、A

あいづちフレーズ

  • 英会話はもっとも「いい加減で大丈夫!」
  • 会話で大事なのは「聞かれたら、即、答える姿勢」
  • 直ぐに言葉がでなければあいづち表現で返す
  
何にでも使える空極のあいづちフレーズ

1.Oh!(オー!)ビックリして言う驚きの表現
2.Oh…(オー…)残念そうに言う同情の表現
3.Oh?(オーウ?)しり上がりに言えば質問
4.Oh.(オウ)普通に言えば「へえ!」
 
 
3日目 会話では学校英語を忘れよう
 
  • 先生の話を聞く「受け身の授業」では英語を話せるようにはならない
  • 英会話は上下関係でなく「フォーマル、カジュアルか」で話し方を変えよう
 
カジュアル(上段)v  フォーマル(下段) 
 
窓を開けてもらいたい場合、
Can you open the window?
Could you open the window?
 
辞書を使っていいか訊ねる場合、
Can I use this dictionary?
May I use this dictionary?
 
 
4日目 「インプット」から始めよう!
 
  • 英検・TOEICなどの検定試験は速読力が求められる
  • 「スピード」を上げるにはスピードリーディング(シャドーイング)
  • 英文は頭から読む 
  • テスト結果に縛られないこと
 
正解はたくさんある

学校のテストだと、答えは一つ(採点しやすいような問題作り)なので英語嫌いを増やすが、実際はたくさんの表現がありどれも正解だ。
例えば、
トイレに行きたくなったら、英語でどういいますか?
  • I want to go to the restroom.
  • I need to go to the restroom.
  • I need to excuse myself.
  • Excuse me, can I use the bathroom?
  • May I use the restroom?
  • Where’s the restroom?
どれも正解だ!
私は公の場所では最後のフレーズをよく使った気がする。
今度チャンスがあったら I need to excuse myself.を塾の先生に言ってみたら? 即、理解できたらすごいと思う。英語圏での生活経験があるのかも!
 
好きこそ物の上手なれ

動画・音楽・映画・スポーツ、何でもいいから好きなものを英語で見聞きして大量のインプットをすれば自然で正しい英語の習得を効果的に行える。
我が家に来るヨーロッパからの日本語留学生は、ほとんどこのパターン。アニメを見て日本語を覚えたのだ。
 
 
5日目 英語力レベルアップ 実践編
 
  • 会話では難しい単語はほぼ使わない(中学英語で十分)
  • 単語で大事なのは「使い方」
 
基本動詞を使いこなそう

基本動詞 have の「使い方」はこんなにある。
「私は犬を飼っています」
  • I have a dog.
「私には妹がいます」
  • I have a sister.
「私は学校があります」
  • I have school.
「私は時間があります」
  • I have time
「パーティーを開こう」
  • Let’s have a party.
「夕食を取ろう」
  • Let’s have dinner.
「楽しもう」
  • Let’s have fun.
 
ネイティブは句動詞を多用

句動詞は暗記しようとせず、前置詞や副詞そのものが持つニュアンスを感覚的に身につけよう。 
代表的な句動詞をチェック、意味はどうなるでしょう?
  • break down
  • call off
  • carry out
  • come across
  • come up with
  • get over
  • look up to
  • make out
  • put off
  • set out 
意味は上から順に、
  • 故障する
  • 中止する
  • 実行する
  • 出くわす
  • ~を思いつく
  • 克服する
  • ~を尊敬する
  • 理解する
  • 延期する
  • 出発する
 
冠詞の違いで意味が変わる

ネイティブは名詞と冠詞をセットにして覚える。そうすれば自然に身につき、迷わなくなる。

a は「どれでもいいひとつの個体」に使う
 a cat どれでもいい一匹の猫

the は「改めて説明しなくともわかることを、一括りにまとめるため」に使う
 Pass me the salt. 「(あなたのすぐ目の前にある)その塩、取って」

無冠詞は「数えられない不定形のもの」に使う
 国・数字・曜日・季節・スポーツ・食事・液体・粉末など
 a hamburger ⇒ ハンバーガー
 hamburger ⇒ ハンバーグ
 
短縮形にするとニュアンスが変わる
  • 短縮形は日常会話や文章で使う。通常は短縮形を使いましょう
  • 大げさに言う必要がある場合や演説では、短縮形は使わない。因みに、2016年7月23日の大統領候補に指名されたトランプ氏の受諾演説の最初の1000文字をチェックしたが、短縮形は一つもなかった。
I am a student.(私は学生であります)
I’m a student. (私は学生です)
 
I do not like English(私は英語を好きではないのだ!)
I don’t like English. (私は英語を好きじゃない)
 
  
おわりに
  
「なぜ英語を学ぶのか?」という問いは、今は無意味な時代。グローバルなコミュニケーションの手段として知っておいて損はない。

しかし、日本では生活や仕事に直結していないので「英語が苦手」なら学ぶ必要はない。一方、多くの国では「英語は人生を変える手段」。一部の人には「趣味を極める手段」。

フィリピンではテレビチャンネルの半数以上が英語放送。誰でも24時間英語に触れられる。子どもはアニメが大好きなので英語放送をたくさん見る。そんな環境なので英語を習っていない子供でさえ幼稚園に入ると英語を話しだす。

我が家にくる欧米からの留学生で来日前に正規に日本語を学んだ学生さんは少ない。大好きな日本アニメを見て学んだ学生さんの方がはるかに多い。

いずれにせよ、日本でも英語教材となり得る情報はネット上に溢れている。英語を話せるようになるかどうかはセイン先生と同じく「学習に掛ける費用」でなく「個人のやる気」次第であると思う。ただ、学ぶ時間は限られているので学習方法は選ばなければならない。

今回もセイン先生の「英語、苦手かも・・・?と思った時に読む本」を紹介しましたが、苦手意識を少しでも取り除くことができたなら幸いです。

クイズ de ネイティブの英語表現の使い分けをおさらい

2021-06-26 11:00:45 | 英語学習
これまでデイビッド・セイン先生の本をたくさん紹介してきましたが、特に日本人の間違いやすい英語表現についておさらいできるよう7冊の本からリストアップしました。 
皆さんの良く知っている間違いやすい英語表現ばかりをクイズ形式で紹介。使い分けのポイントもつけていますのでおさらいにちょうど良いと思います。 
本記事で紹介する表現以外にもたくさんありますが、リストに加えられないのが残念。詳しくお知りになりたい方は、セイン先生の本をご覧ください。


「日本人の知らないネイティブ英会話 130 のルール」より
 
質問1
 
ホストに「パーティーは楽しかった」と伝えるのにどちらがより適切な表現でしょうか?
 
I had a great time at your party.
I had a good time at your party.
 
質問2
 
友人に「妻は料理がいまい」と言うのにどちらがより適切な表現でしょうか?
 
My wife is a great cook.
My wife is a good cook.
 
ポイント
自分や身内には 謙遜の goodを使う。
相手をほめる場合は greatや fantastic を使う。
 
正解
順に great、good
 
 
質問3
 
What are you doing?(何しているの?)と尋ねて、
次のどちらの返答をもらったら話しかけても大丈夫?
 
Watching TV.
Just watching TV.
 
ポイント
Just があると「話していいよ」という気遣いが込められている。
 
正解
Just watching TV.
 
 
質問4
 
ちょっと具合の悪そうな同僚をみて声をかけるとしたらどちらの表現が適切?
 
What’s the matter?
What’s the matter with you?
 
ポイント
with youをつけると「おまえ、一体何やってんだ?」「何考えているんだ?」を表す。
 
正解
What’s the matter?
 
 
質問5
 
上司から
Do you think you’ll be able to finish by Friday?
(金曜日までに終えられそうかな?)
と訊かれて返答する時のより適切な表現は?
 
I’ll try.
I’ll do my best.
 
ポイント
I’ll try. には「ムリだと思うけど」というネガティブな結果予測を含む表現。
 
正解
I’ll do my best.
 
 
質問6
 
電話が鳴っているので「自分がでる」と伝えたい。適切な表現は?
 
I will get it.
I’ll get it.
I am going to get it.
 
ポイント
I will は強い意志、I’ll は今決めたこと、I am going to は前もって決めていることに使う表現。
 
正解
I’ll get it.
 
 
質問7
 
ディナーに招待され、珍しい料理をみて言う場合、どちらの表現が適切でしょう?
 
What’s that?
What’s this?
 
ポイント
that を強調して言うと「それは何?」ではなく、「それ、何!? なんか気持ち悪い~」というニュアンスに使われることが多い。
 
正解
What’s this?
 
 
「英会話 その勉強ではもったいない!」より
  
質問8
 
「その電車に乗ることができた」の適切な表現はどちら?
 
I was able to catch the train.
I could catch the train.
 
ポイント
過去に可能であった能力を表す場合には could、一度きりの可能な動作は was / be able toで表す。
 
正解
I was able to catch the train.
 
 
質問9
 
「(たとえ嫌でも)3時までにこのレポートを仕上げなくてはいけない」に適した表現は?
 
I must finish this report by 3:00.
I have to finish this report by 3:00.
I need to finish this report by 3:00.
 
ポイント
mustは最も強い義務や必要性を表す、have to は外的要因により「・・・せざるを得ない」と嫌がるニュアンス、need to は「・・・しなくては」という一般的な義務を表す。
 
正解
I have to finish this report by 3:00.
 
 
質問10
 
「前もって飛行機を予約したほうがいい」と軽いアドバイスをするのに適した表現は?
 
You should book your flight in advance.
You’d better book your flight in advance.
 
ポイント
had betterは「・・・したほうがいいぞ(さもないと大変なことになる)」と警告に近いニュアンスをもつ。
 
正解
You should book your flight in advance.
 
 
質問11
 
食事の席でお酒をすすめられて断るのに適した表現は?
 
No, thank you.
I’m fine.
 
ポイント
No thank you.は強い拒絶に聞こえる。やんわり丁寧に断れる表現は I’m fine.
 
正解
I’m fine.
 
 
質問12
 
上司に訊かれて「もう少しで終わりそうです」と答えるのに適切な表現は?
 
I almost finished.
I’m almost finished. 
 
ポイント
I almost finished. は「もう少しで終わりそうだったのに(終わらなかった)」という意味。
 
正解
I’m almost finished.
 
 
質問13
 
「ハンバーガーいかがですか?」と尋ねるのに適切な表現は?
 
Would you like a hamburger?
Would you like hamburger?
 
ポイント
a hamburgerは「1個、2個と数えられる」が hamburger は冠詞がないので「数えられない不定形」のハンバーグを指す。
 
正解
Would you like a hamburger?
 
 
「英文法、ネイティブがもっと教えます」より
   
質問14
 
「どうぞお座りください」と言う場合の適切な表現は?
 
Please sit down.
Please have a seat.
 
ポイント
Please sit down はかなり高圧的で相手をけん制するようなイメージ。have a seat は控えめで冷静・客観的な視点での表現。
 
正解
Please have a seat.
 
 
質問15
 
恋人に「昨晩、君の夢を見たよ」と言うのにふさわしい表現は?
 
Last night, I dreamed about you.
Last night, I had a dream about you.
 
ポイント
「have a xxx」は控えめで冷静・客観的な視点での表現。
 
正解
Last night, I dreamed about you.
 
 
質問16
 
テーブルの上にあるお茶をすすめるのに適した表現は?
 
Do you want a cup of tea?
Would you like a cup of tea?
 
ポイント
Would you like~? は仮定法なので、おそらくテーブルの上には何も用意されていない状況がイメージされる。目の前にお茶が入ったティーポットが置かれていて「あとは注ぐだけ」の場合は Do you want~?
 
正解
Do you want a cup of tea?
 
 
「もしもネイティブが中学英語を教えたら」より
  
[rakuten:rakutenkobo-ebooks:13951493:detail]
 
質問17
 
富士山の高さを訊く場合、どちらが適切でしょうか?
 
How high is Mr. Fuji? 
How tall is Mt. Fuji?
 
ポイント
「How high・・・」はネイティブにはぽっかり浮かんだイメージ。即ち、(地面から離れて)高いところにあるイメージ。一方、tallは「背(身長)が高い」というイメージ。
 
正解
How tall is Mt. Fuji?
 
 
質問18
 
「英語を話しますか」と訊くのに適切な表現は?
 
Can you speak English?
Do you speak English?
 
ポイント
Can you・・・? は実は相手の能力に言及している失礼な言い方。能力でなく習慣として話すかを尋ねるならば、現在形の Do you・・・? を使う。
 
正解
Do you speak English?
 
 
質問19
 
「私は宿題をやらなければいけない」と言う場合、どちらが適切でしょうか?
 
I have to do my homework.
I must do my homework.
 
ポイント
must は自主的に「~せねばならないのだ」。 外的な要因で何とかしなくてはいけない場合、have to を使うと「嫌々な感じ」が出せる。
 
正解
I have to do my homework.
 
 
質問20
 
「私はとてもおなかがへっている」と言う場合、どちらが適切でしょうか?
 
I’m very hungry.
I’m really hungry.
 
ポイント
客観的な very、主観的な really。考えや感想を述べる際にreallyを使う。
 
正解
I’m really hungry.
 
 
質問21
 
「いい旅でしたか?」と尋ねる場合、どちらが適切でしょうか?
 
Have you had a nice trip?
Did you have a nice trip?
 
ポイント
「まだ動作が完了していない」なら現在完了形に。「動作が終わったあと」なら過去形。
 
正解
Did you have a nice trip?
 
 
「マンガで分かる形容詞・副詞」より
 
質問22
 
「彼は食品を冷凍するうまい方法を発明した」と言う場合、どちらが適切でしょうか?
 
He invented a clever way to freeze food.
He invented a wise way to freeze food.
 
ポイント
wise は「経験に基づいた人生の知恵」というニュアンスを含む「賢さ」。clever は「巧妙な」「頭の回転がよい」という意味。
 
正解
He invented a clever way to freeze food.
 
 
質問23
 
「今日は、これが最後の授業です」と言う場合、どちらが適切でしょうか?
 
This is the last lesson today.
This is the final lesson today.
 
ポイント
final は「次がない/決定的に終わる」という意味の最後。last はある連続した順序の中の最後で「完結」を示してはいない場合の使い方。
 
解答
This is the last lesson today.
 
 
質問24
 
「映画に行ける時間が滅多にありません」と言う場合、どちらが適切でしょうか?
 
I seldom have time to go to the movies.
I hardly have time to go to the movies.
 
ポイント
seldom は「頻度・回数」を表し「発生が滅多にないこと」を伝える。hardly は「量・程度」が少ないことを表す。
 
正解
I seldom have time to go to the movies.
  
 
「英文法、ネイティブが教えるとこうなります」より
 
質問25
 
「手伝おうか?」と言う場合、どちらが適切でしょうか?
 
Do you need some help?
Do you need any help?
 
ポイント
some は「ある」という肯定的な返事を予期、any は「ない」という否定的な返事を予期して使い分ける。any を使うと冷たいやつと思われる。
 
正解
Do you need some help?
 
 
質問26
 
「今年は新しいことにチャレンジするぞ!」と言う場合、どちらが適切でしょうか?
 
I will try something new this year.
I will challenge something new this year.
 
ポイント
日本語と違い「新しいことに挑戦する」には try を使う。challenge は「異議を唱える」「抗議する」という挑戦的な言葉。
 
正解
I will try something new this year.
 
 
「ざんねんな学校英語」より
 
[rakuten:book:19239988:detail]
 
質問27
 
「彼はなぜお坊さんになったの?」と訊く場合、どちらが適切でしょう?
Why did he became a monk?
How come he became a monk?
 
ポイント
Why~?は否定的なニュアンスを含むので、失礼な印象になることもある。ただ、尋問には Why を使う。会話の中で尋ねる時は、What makes や What brings、 How come などを使う。
 
正解
How come he became a monk?
余談:今でも思い出す。18歳、高校レスリング代表(親善試合)の日本選手団に潜り込んでアメリカ初入国。入国審査官に「Why did you come to USA?」と訊かれたが、聞き取れなかった。私を見て審査官は「こいつレスラーじゃないな」と感じて問いただしたのだろう。同僚が質問の意味を教えてくれたので助かった。
 
 
質問28
 
「これを速達で送りたいのですが」と伝える場合、どちらが適切でしょう?
I want to send this by express.
I'd like to send this by express.
 
ポイント
I want to~は人に頼むためのフレーズではなく、「私は~したい」と言う自己発信的な表現。 I 'd like to~は、「~したい」と伝えつつ、相手に暗に対応をお願いする表現。
 
正解
I'd like to send this by express.
 
 
質問29
 
名前を訊きたいとき、どちらが適切でしょう?
(名乗ってから訊きましょうね)
What's your name?
Could I have your name?
 
ポイント
What's your name?(名前は何だ?)は感じの悪い言い方で Who are you?(誰だ?)と同じくらい失礼な表現。
 
正解
Could I have your name?
 
 
質問30
 
「どういたしまして」と伝える場合、どちらが適切でしょう?
You're welcome.
My pleasure.
 
ポイント
 You're welcome. は冷たい響き。 
 
正解
My pleasure.
 
 
おわりに
 
いかがでしたか?これまで紹介した記事をお読みいただきた方には、簡単だったかもしれませんが、少しでもプラスになったなら幸いです。
「間違いやすい英語表現を間違えてはいけない」という事ではありません。英会話で一番大事なのは「トライ」する事。間違いを恐れずにトライして下さい。
もし、自分の英語表現が気になったときは「Did I say it right?」と尋ねれば、たいてい、丁寧に応えてくれるでしょう。頑張って下さい!
 
 
参考:英語・英会話学習に役立つ記事

デイビッド・セイン先生の書籍を紹介していますので、ご興味のある方は、こちらにアクセスください。



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