「あなたが主役ですよ」（２０１１－０１－０５）
神社へ参拝に行きますと、その後は出来るだけ寄り道をせずに自宅へ直帰するのが良いのか？
と、心配をする人は多いです。
これは厳密に言えば、霊的にはそうなのです。その時の参拝で入手した神札が、神様の神気を宿すヨリシロと成り、それを自宅まで運ぶ一つの神事（しんじ：神を祭る行為）です。
しかし、遠方の神社では、そうはいきません。
金銭と時間を掛けて、せっかく家族や親友と行く場合は、参拝後の交友を楽しむことを優先すれば良いです。これも大切な現実界の神遊びの神事と成ります。
つまり、何かをして無くすような神気は、もともと不要でもあります。身に付かないのです。
それよりも、“神社への参拝”という大きな鏡に、自分の“内在神を写した”ことが大切なのです。
神社への参拝とは、自分の内在神を参拝により、自分へ反射させる行為です。分かりにくいですか？
要は、どこの神社へ参ろうとも、自分自身の内在神の発露具合に応じた参拝と成るのです。
では、神社の御祭神の違いは、何なのか？
一言で言えば、“目には見えない”鏡の性能の違いです。反射率が、神社により全然違うのです。
曇った鏡の神社もあれば、伊勢神宮のようなピカピカに磨かれて「いる」神社もあります。
私は神宮の外宮へ参拝しますと、心身が素直な状態では、北斗七星と北極星が脳内に浮かびます。
伊雑宮と内宮では、オレンジ色の呼吸する日輪がハッキリと脳内に現れます。
これは、自分に内在する宇宙が、その神社の鏡（スクリーン）に反射して観ているのです。要は、私の内在神（太陽神）の神格が、映像データの元なのです。
そして、この反射を脳内で確認した後に目を開けますと、御正殿の神域に黄金色の光の柱（直径２ｍ以上）が天に向かって起立しているのを確認します。特に近年の内宮では、黄金の光柱が何本も起立しています。これは、今の地球上では、ここだけで起こることだと思います。
面白いのは、外宮の鏡は、北斗七星と北極星。伊雑宮と内宮は、太陽の日輪。と、鏡の性質が決まっているのです。これは、浄化が進めば誰でも分かり出します。
つまり、神社の鏡にも個性が在るのです。これが、御祭神の違いとして、この世的に表現されています。
だから、神社の参拝の主役は、自分自身です。
神社でお願いをするとは、鏡に映る自分の心に願っているのです。なんか、こっけいに思いませんか？
自分の深層意識に、暗黙のプレッシャーを掛けることに成ります。心が縛られて、チャンスに動け無い弱さが出ます。
それよりも、神社という鏡に対して“生かされている”感謝を捧げますと、自分の深層意識を励まし元気付ける事に成ります。
神に感謝をする人は、自分が“生かされる”のです。
他の人に感謝を思っていますと、その他人も自分も生かされます。
この世は、自分自身が感謝磁気の発電機に成りますと、それから先が明るく開く世界です。感謝一本道を歩きましょう。
（感想）
皆さんが神社に行かれるときは、本当の自分（素の自分）に会いに行くのだと思って見ましょう。
そう思いますと、参拝する時に思う内容が少し違ってきます。
単純な表現をしますと、自分が神様を助けたい・守りたい・ただ感謝をしたいと思えますと、生きる活力が自分の心の深奥から湧いて来ることに成ります。
これの真逆の参拝をする人々が大半ですから、もったいないことです。
人間は生きる活力や勇気が湧いて来ますと、金銭や仕事・生活すべてを良くして行くことが可能なのです。
生きる生命力・勇気とは、金銭では買えない最も貴重な神気です。それなのに人間は、金銭や仕事・異性などの「副産物」を直接に願ってばかりいます。
要は、すべての元に成る最高の宝を得ようとはせずに、宝の幻影を欲しがるという変な行動を人間はしているのです。
アノ世から観ますと、これは本末転倒と言いますか「影を欲しがる」人間の姿に、高貴な魂たちも開いた口がポカンとしています。これは魂が肉体を持つ間の、サガかも知れません。
人間とは生きる間は、「今の自分が欲しいモノとは、いずれは消えて行く影を追っているのか？」
それとも、「自分の良心が欲するモノなのか」を、静観できる視点を持つことが大切です。
この視点を持つだけで災難は無難となり、痛い思いを経験せずに済みます。
「汝の良心が欲することを望め。」と神示は示します。
これが素直に出来る人は、この世の貧富を超えた真の成功者と成れます。
ある報道番組では、一カ月のバイト収入から家賃を引いた残金５万円で暮らす、イギリス留学からの帰国女性の生活をインタビューしていました。
「あなたは、自分が貧困だと思いますか？」との問に対して彼女は、
「本当に自分がしたい生活が出来ていますので、十分に満足して今を楽しんでいます。」と、笑みを浮かべながら堂々とした態度で返答されていました。
その顔には無理が無くて、とても自然体でした。無理に我慢するのでは無く、自分の生活に自然体で居られることは幸福なことです。
彼女には、この世の影にダマされない強さを感じました。
ただ言えますことは、神社のどんな参拝方法であろうが、見えない存在（神）へ敬意を持った上でのことですから、とても良いことです。
見えないことを大切に出来ることは、生物としての高度な進化の結果です。
神社へ見えない神様に会いに行くことは、本当の自分に会い（愛）に行くことに繋がります。
自他を大切に出来る人間に成れます。
生かして頂いて ありがとう御座位ます
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