「私は誰か？」「それ、は本当の自分なのか？」という、ただひたすらな問いかけを自分の生活の中で行うことで、人間の本当の正体である内在神（真我）に目覚めたのが近代インドの真の聖者であるラマナ・マハルシです。
私が彼の写真を見て、その目の中に地球が存在すると認めた唯一の御方です。（参考記事：目に地球を宿す人 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/a48dbca67c5facb7daaaa9fc24b74401）
ラマナの興味深い発言に、
「瞑想は、自分の想念（自我）が遠ざけられるという消極的な効果しか持っていない。
自分が瞑想しているという感覚を持つ間は、それは真の瞑想では無い。
わざわざ瞑想のために座る間は、自我のリーラ（幻想）から出ることは無い。
真の瞑想とは、自分が瞑想しているという感覚などないままに、生活の中で真我（内在神）にとどまることである」
つまり、自分の生活の中で、「自分を静観すること」が既に「真の瞑想」をしていることに誰もが成ります。
そして、
「人は、神への深い帰依・お任せ・信頼の感覚なしに、ただ機械的に表面的に神の御名・マントラを使ってはならない。
神の御名を使うためには、人は神への熱望と「情熱」、率直な自己放棄をもって神を求めねばならない。
その放棄の後にのみ、神の御名（真我、内在する神、真の私）がその人とともに“既に在った”ことに気付く」
すなわち、外在神への情熱を持った信仰でも、正しく進めば自分の中にも同じ神が存在することに人は気付きます。
逆に言えば、心の内在神への信仰を深く進めれば、外の景色にも同じ心中の神を感じ出すのです。
究極の１つなる神＝外在神＝内在神＝自分も神そのものの内だった、ことに人類は気付くことに成ります。
６月２４日は、伊勢神宮伊雑宮の大祭でした。
私は、この日の夕方に名古屋での打ち合わせの約束が以前から決まっていましたので、約１ヶ月前から２４日の午前中に先に伊雑宮へ参拝するつもりでした。
しかし、２４日（月曜日）が伊雑宮の大祭であることを完全に忘れていました。前日に読者のコメントで知った次第でした。
もし自動車が大祭のために駐車出来なければ、あきらめて帰るつもりで行きました。
すでに伊雑宮の前の道路には露天商が並び、道路が封鎖されていました。
これは困ったと思い国道をUターンしますと、たまたま伊雑宮の近くの場所で１台だけの駐車スペースを見つけることが出来ました。
その場所を見た時、
「ああ、伊雑（イザワ）の神様に呼んで頂いた」と、確信しました。
駐車してから伊雑宮に向かって歩く時、海の方向に顔を向けた時、二匹の巨大な夫婦サメが湾の近くに来ていることを感得しました。（参考記事：http://luce-tabi.jp/index.php?word=%E2%97%87%E2%97%86%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%99%BD%E5%B1%B1%E9%81%93+%E4%BC%8A%E9%9B%91%E5%AE%AE+%E5%A4%AB%E5%A9%A6&type=and&sort_flg=0&encode=utf-8）
今回の大祭も、伊雑の母なる女神に会いに来たようです。
伊雑宮の御正殿の前では、いつもは閉じられている御門のトビラが開けられており、御白石の上で正座する多数の奉納者への神官の大祓詞が奏上されていました。
その前で参拝をしますと、お若い神官の大祓詞が私には、
「アマテラスオホミカミ アマテラスオホミカミ」
という「フトノリト」に脳内の霊聴で聞こえ響き渡りました。
この時、アマテラスオホミカミ アマテラスオホミカミ、
という二十音＝大祓詞の全文、ということを再確認しました。
つまり、アマテラスオホミカミの２回発音は、長い大祓詞の１回分に相当します。
そして、伊雑宮の田んぼでは、母なる天照太御神への「情熱」が多くの人々により準備されていました。
大いなる神様にとっても、生きる人間が不可欠なのでした。
つまり、苦しみながらも生きる人間の全員が、神にとってのかけがえの無い存在（ミコ・御子・巫女）なのです。
自分に内在する大いなる神様と共に生きる意識を持てば、すべては大丈夫なのです。
アマテラスオホミカミ アマテラスオホミカミ、のパッション（情熱）が宇宙に響き渡ります。
生かして頂いて ありがとう御座位ます
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