上図のベトナムの地図を見て、改めて気付くことは有りませんか？
私は、日本列島の形象の転写を感じています。
歴史の流れの中で、周囲の強力な軍事国家の中を生き抜いた形が、今のベトナム国家の形です。偶然とは言え、大国を相手にした戦争を経験した上で日本の形象に似るとは、そこに大地（大龍神）の意志の不思議を感じます。
ベトナムは、アメリカ、カンボジア、中国、という軍事的強国と１９６０年以降に近代戦争を行って、驚くことに地上戦では負けなかったのです。
つい最近の１９８０年代まで、国民全体で戦ってきた国家です。
つまり、口だけではなくて本当に行動する国としては、ベトナムが一番その可能性があります。
私の脳内の長期のタイムスケジュールでは、未来にユーラシア大陸の東側が、日本海に面する地域まで、国旗の色が大きく２回変わります。
２回めに制する大国は分かるのですが、その始まりとなるキッカケの１回めの流れが、今の平和なアジアからどのように始まるのかが、もう１つ疑問でした。
今からのアジアの流れには、今回のベトナムとの争いは、隣国が脅迫だけで穏便になると思っていますと、大きな判断を誤るでしょう。
昨日の外国のニュースを見ていますと、なんとロシアが、最新鋭の戦闘爆撃機（Su-34）をベトナムに今年の「２月」から既に納入を始めていたのです。重い兵器を持てる爆撃機ですから、おそらく核兵器の搭載も新たに可能にされているでしょう。
これは隣国の大国には、ロシアが戦闘機のエンジンのコピー販売を激怒して、最新型はまだ販売していないはずです。
去年には、同時期にロシアがベトナムと大国に販売した潜水艦が、ベトナムだけに最新型を提供したことが問題にもなっていました。
ここにロシアの本音が分かります。ロシアと大国が接する国土の境界の距離とは、大変な長さです。１９６９年には、核戦争の手前までいった紛争をしています。
しかも近年にも、ロシアの生命線であるアジアに近い虎の子の不凍湾を、大国が奪回宣言もしています。これをロシアが見逃すことは無いです。
そして興味深いことは、去年にアメリカの軍人が、ベトナム戦争以来の和解として、ベトナムを訪問した報道がされていました・・・・。
つまり、ベトナムを非力な小国と思い込んでいますと、背後に巨大な存在がペアで居るかも知れません。
そして、ベトナムは口にはしませんが、ベトナム戦争時のアル半島に対しても、忘れない強い思いを秘めています。女性や子供たちに関することです。アル半島からの謝罪と弁償も、断っていることに強い意志を感じます。
黙っているほうが逆に怖いです。
「窮鼠（きゅうそ）猫を噛む」という団結力が、ベトナムにはあります。強大なアメリカとの戦闘で屈しなかった民族は、只者ではないでしょう。
ここで、このような怖いことに成らないように、日本が和解のために色々な国に「ささやく」ことも役目かも知れません。
やはり、道徳を高めて、大地への感謝をしておくことが大事です。
その運気が、正しく反射することでしょう。
アジアが平和に推移するように思いましょう。
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