おもへはこの世は程も 　なし　栄花は○な是 　　　　　　　　　春の夢 名利のこころを 　　いとひつゝ一心に 　　　　　　　弥陀を念べし 　　　　　　　　　　　　　し ...

たとひ千秋をくるとも 歳月程なくすき 　　　　　　やす 　　　　　　し いは○や老少不...

長夜の○ふり○とり 　　さめ五○○夢おと 　　　　　　　　　○ 　　　　　　　　　きて しつかにこの世を 観するれはわつかに 　　　　　　刹那のほ○○○ 長夜の眠...

……も…つ…き 　ふ…… 　　　　見 　こよひむなしく 　　　　あけなは○おきて 　　　　　　　　　　何...

初雁やならべて聞くは惜しいこと この句も千代女７歳の時の作と伝えられている。 これも７歳...

つくらす。つちゐをくみうちおほ ひをふきてつきめことにかけか ねをかけたり。もしこころ...

文治二年ノ春建礼門女院世をすてゝこもりゐ させたまへるもとにいかさまにしていまそかるら むとて夜おこめてしのひ乃御幸ありけり。そ乃 をハします所にいと（あやし）けなるあま乃と...

たのにはにこもんはなさくみにこんか この句は、千代女が最初に作ったものとされておりま...

いてゝ佛乃みくにゝむまれんとねか者ん人いかてか すつとならはなをさり乃事侍へきさき乃よ...

たれもあ者れとやおほされけん。あるはなおしの そてをかほにあ○あるはおもてをかへにむ可へ...