田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

七木地蔵尊の秋季大祭

2023年08月28日 | 日々の出来事
 24日は七木地蔵尊の秋季大祭と聞き出かけました。しかし閑散としていて、駐車場の誘導員も手持無沙汰です。4のつく日は恩日で結構賑わうのですが拍子抜けしました。  特に祭礼の飾りもありません。私が行ったのは暑い盛りの昼過ぎ。午前中はもう少し人出があったそうです。  お詣りして帰ります。ここは小さな地蔵尊ですが、寺務所と土産売り場があります。詰めているのは世話人会の人です。信仰心の薄い私で . . . 本文を読む
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「アーツ・アンド・クラフツとデザイン」展

2023年08月25日 | 美術館・博物館
 17日まで久留米市美術館で「アーツ・アンド・クラフツとデザイン」という長い名前の展覧会が開催されていました。  アーツ・アンド・クラフツ運動は19世紀後半にイギリスで起きた美術工芸運動です。産業革命以後に機械工業で生み出された大量生産品ではなく、手づくりから生まれる美しさを生活の中に取り入れようとするものです。趣旨に賛同する人々の工房から様々な生活用品が生み出されました。この運動は世界に広まり . . . 本文を読む
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4年ぶりの夏祭り

2023年08月21日 | 日々の出来事
 土曜日に町内の夏祭りがありました。4年ぶりの開催です。  ただ今年は規模を縮小しての開催です。以前はのど自慢に民謡やフラダンス、子ども達のダンスなどが披露され、小さな町にこんなにも芸達者がいるのだと感心したものです。テントでは地域のグループが食べ物などを売る夜店を出していますが、これも数が減りました。  まずはやれる範囲でということでしょう。会場では顔見知りに声を掛けられたり、この人も町 . . . 本文を読む
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谷内六郎の「週刊新潮」表紙絵

2023年08月17日 | 話の小箱
 先月の「週刊新潮」で横尾忠則が谷内六郎との交流を書いていた。サイケデリックな前衛画風で知られる彼と童詩画の谷内との取り合わせは奇異ではあるが、二人は家が近くで親しく行き来していたそうである。家の本棚に谷内の小さな画集があった。  「谷内六郎展覧会」 新潮文庫。   文庫のカバー絵は昭和31年発行の「週刊新潮」創刊号の表紙を飾ったものである。題して「上總の町は貨車の列 火の見の高さに海があ . . . 本文を読む
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図書館の学習室にて

2023年08月12日 | 日々の出来事
 石橋文化センターの図書館。  図書館の学習室でこの投稿文を書いています。ここはパソコンの使用がOKです。図書館通いは、といっても本を借りるだけですが日課のようなものです。ただ、このところ少し変化があって学習室を利用することが多くなりました。学生がほとんどで、ちらほらと私のような中高年が勉強をしている姿もあります。室内はしわぶきもなく静寂です。  町によっては図書館は受験勉強の場所ではない . . . 本文を読む
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母が送ってくれた棒ラーメン

2023年08月07日 | 遠い日の記憶
 食品スーパーに棒ラーメンがあった。最後に食べたのはもう50年以上も前の話になる。栄養不足で過ごした学生時代の思い出の品でもある。  下宿は北白川の志賀越道にあった。賄いがつかない間借りで、2階に京間の8畳が4部屋ある大きな家だった。昔の造りで、手すりのない急傾斜の階段で最上段から滑落したことがある。物音に大家のお婆さんがとんできたが、靴下の踵に穴が開いただけで私が無事なのを見て、あなたが二 . . . 本文を読む
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