田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

33年前の中国訪問記(1)

2023年12月28日 | 遠い日の記憶
 2階の片隅に、長らく使っていない物置のような勉強部屋がある。そこにある仕事関係の書籍やノート類を整理したいと思っている。その中に昔、中国を旅行した時のものがあった。33年前のことである。1990年の10月、市の友好訪問団の一員として中国を旅行した。当時はなぜ若輩の私がと思ったが、帰国後に研修所から報告を出せと催促されて理由が分かった。職員研修の一環だったのである。だが、いまさら言われても困ると、 . . . 本文を読む
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撮影の現場でも

2023年12月23日 | 日々の出来事
 先日、野球のWBC番組を観ていたら、カメラ陣の中にビデオカメラを回している女性がちらりと目に入りました。大きなカメラ機材を両手にし、中腰で大谷選手の姿を小走りに追う場面を見て、撮影現場は男だけの世界ではないのだと納得しました。  少し前に投稿した有田陶器まつりでも、テレビカメラや大きな三脚を担いだ若い女性の三人組が取材に動き回っていました。映像の仕事をしている私の長男の職場でも最近、女性の撮影 . . . 本文を読む
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12月のつばき館より

2023年12月18日 | 季節の花巡り
 一週間前の「世界のつばき館」です。  展示されている早咲き椿は数が増えてきました。近くのつばき園に咲いているものです。何点か紹介します。  「五色椿」  「旋律紅」 赤味を帯びた薄黄色になるらしい。  「古金襴」  「新赤西王母」  「楼蘭」  「津川絞」  「バターミント」  「雛侘助」  「夢の名残」  「赤ヤブ」  「 . . . 本文を読む
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梅林寺外苑の大銀杏

2023年12月14日 | 日々の出来事
 今月初めの梅林寺です。右の建物は鐘楼。掲示板の「朝打三千暮打八百」という言葉は禅語で、坐禅の時に警策を打たれることだそうです。訪れたのは臘八攝心という集中修業期間でした。  庫裏です。正面が通用口、左に行くと大玄関があります。松の前に佇んでいると気持ちが改まるようです。  禅堂です。鉦の音がして、道場と庫裏を行き来する雲水の姿がありました。  禅堂に掲げられた扁額。梅林寺は普段 . . . 本文を読む
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高倉健 テレビドラマ「あにき」(下)

2023年12月10日 | 読書・映画日記
 倍賞千恵子の「桐子」  鳶の頭、栄次と桐子はいまも気軽に話せる仲。桐子の店の小料理屋でしみじみと酌み交わす場面がある。このシーンは、後に同じ脚本家によって設定を変えて再現される。  「あにき」から4年後。映画「駅STATION」で二人は共演する。役名も高倉は英次、倍賞はそのまま桐子である。映画のワンシーン。年も押し詰まった大晦日、雪深い町の居酒屋「桐子」。テレビでは紅白歌合戦が中継され、二人 . . . 本文を読む
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高倉健 テレビドラマ「あにき」(上)

2023年12月09日 | 読書・映画日記
 高倉健が出演した数少ないテレビドラマ。1977年 TBS制作。  テレビに勢いがあった時代で俳優陣が充実している。主役の鳶の頭、神山栄次に高倉健。島田正吾、田中邦衛、小林稔侍、阿藤快。大滝秀治。狂言回しに漫画家の滝田ゆう。女優陣では大原麗子、秋吉久美子、倍賞千恵子、春川ますみ。脚本は倉本聰。  舞台は東京水天宮のお膝元、人形町。主人の死で老舗の商店が潰れる。借金の保証人になっていた旦那衆から . . . 本文を読む
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みやま市清水寺本坊の紅葉

2023年12月06日 | 日々の出来事
 みやま市の清水寺に行ったのは先月下旬。まずは紅葉の名所として知られる本坊を訪れました。残念ながら少し見頃を過ぎていました。夏の猛暑のせいもあるのでしょう、例年のような鮮やかな紅葉ではありませんでした。    本坊の前庭は黄色味を帯びた赤でした。それでも、さすがに綺麗だねという声が聞こえてきました。愛宕山を借景とした本坊庭園は国の名勝に指定されていますが、この日は拝観しませんでした。 . . . 本文を読む
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有田焼の里、陶磁器まつりへ行く

2023年12月02日 | 日々の出来事
 佐賀県有田町の陶磁器まつりへ出かけました。鳥栖駅まで車で行き、そこから佐世保線を1時間の旅です。乗るのは「特急みどり」。オレンジ色の車両は「ハウステンボス号」です。後ろ半分に違うデザインの佐世保行き「みどり号」が連結されています。今回は写真の枚数が多いです。  有田駅に着きました。陶磁器まつりに来たのか、リュックを背負っている人が多いですね。まつり期間中はシャトルバスが出ていました。私は終 . . . 本文を読む
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