物欲王

思い付くまま、気の向くまま、物欲を満そう

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LUMIX DMC-LX3のホットシューカバーを買う

2022-02-27 15:21:18 | 写真/カメラ

中古品で手に入れたLUMIX DMC-LX3には当初ホットシューカバーがついていたような気がしたのですが、ふと見るとホットシューにカバーはありませんでした。外付けファインダーで似合うものがあればそのうち買おうかと考えてはいたものの、なかなか適当なものがないですし、外付けのスピードライトを付ける予定もありません。裸のままにしておくのも気の毒な気がして、ホットシューカバーを買うことにしました。

Webサイトで簡単に検索するも、LX3には標準でホットシューカバーは付属していないらしく、純正品の型番がすぐには分かりませんでした。ただ、ホットシューなど万国共通だろうと高をくくり、さして深く調べるでもなく家電量販店に足を向けました。

しかし、ホットシューカバーというどう考えても売れ線ではない商品だけに、広い売り場の中でどこに陳列されているのか、いや、そもそも陳列されているのかすら定かではありません。左右を見渡し手の空いた店員さんをめざとく見付け、LUMIXのホットシューカバーが欲しいことを伝えます。親切な店員さんで「ホットシューは共通規格ですが、他社ブランドのロゴが描かれていない方が良いですよね」と僕に話しかけつつ、LUMIX関連のオプションパーツの棚の前まで連れて行ってくれました。生憎、LUMIXブランドのホットシューは陳列されておらず、JJCというサードパーティ製のホットシューカバーを紹介してくれました。確かに特定のブランドロゴは描かれていないので、LX3にも似合いそうです。

いざ家に帰ってLX3に買ってきたばかりのホットシューカバーを取り付けてみたのですが、何ととても固いのです。取り付けられないことはないのですが、結構力を入れて押し込まないとはまらず、いざ取り外す段になると爪がはがれるほどの勢いでないと取り出せません。まぁ、それだけ強力にLX3本体につっくいているのであれば、ホットシューの防御は完璧ですが、ホットシューに無理な力が掛かって壊れてしまうような気もしてきました。

そこであらためてWebで検索してみたところ、LX3(というかパナソニック全般かも知れませんね)はオリンパスかニコンのホットシューカバーがぴったりのようです。ニコンはさておき、確かにパナソニックとオリンパスは同じフォーサーズ規格の盟友だったはずなので、こうした周辺パーツも共通仕様になっているのかも知れません。が、どういう訳かオリンパスのホットシューカバーがネット通販で見付かりません。映像事業を売却してしまったこととか影響あるのですかね、ホットシューカバーなんて売っていたら儲からないですものね...

売っていない物は仕方ないので、ニコンのBS-1というカバーを買ってみることにしました。こちらもAmazonでは在庫が見当たらずどうしようかと思ったものの、ヨドバシカメラに在庫があったので同店で購入しました。万が一LX3にフィットしなくても諦めがつく程度の優しい価格帯なのも嬉しいです。

OGPイメージ

ヨドバシ.com - ニコン NIKON BS-1 [アクセサリーシューカバー] 通販【全品無料配達】

スピードライトを取り付けるシューを保護するためのカバーです。

ヨドバシ.com

 

いざ、ニコンのホットシューカバーをLX3に付けてみると、何と言うことでしょう、このスムーズな装着感。JJCのときの取り付け・取り外しの苦労が嘘のようです。装着時に無理がない点では完璧なのですが、流石に別メーカのカメラに取り付けてしまっているためか、寸法があとほんのちょっとだけ足りないのが玉に瑕です。

本当にあと1mmもいらないくらい、ほんのちょっとだけ寸法が足りないのです。

ともあれ、これで無事にカバー付きで外に持ち出せることになりました。この話が「ホットシューは全メーカー共通」だと思っている方の参考になれば幸いです。

 

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森山大道を知る

2022-02-26 10:08:24 | 写真/カメラ

森山大道さんをテーマにしたドキュメンタリー映画があると知り、早速観てみました。

Watch The Past is Always New, The Future is Always Nostalgic Photographer Daido Moriyama | Netflix

This documentary follows acclaimed photographer Daido Moriyama's ...

 

 

森山大道さんご自身、森山さんの撮る写真、森山さんと一緒に仕事をする皆さんのいずれも素晴らしく、久し振りに観て良かったと思える映画でした。

映画を観ていて特に驚いたのは、森山さんの若々しさです。映画を撮影していた時点でも恐らく80歳を超えておられるのに、Tシャツにジーンズ姿で街を歩き、走り、時には屈んで外の景色をどんどんと切り取っていきます。森山さんほどの方であればどんな機材でも使えるでしょうに、カメラはコピー機だと仰って、一般のカメラ入門者が使うような何年も前のコンパクトデジタルカメラで写真を撮っていらっしゃる。そしてまったく偉ぶらないのです。実際に偉いから偉ぶる必要もないのかも知れませんが、僕のような写真にあまり詳しくない人でも知っている著名な作家さんがこういう感じの方だと知って、良い意味で拍子抜けしてしまいました。80歳を超えても椅子の上でふんぞり返ることもなく、軽装で外に出て写真を撮ることにこだわるその姿に、人としてかくありたいと思いました。

森山大道さんその人に興味を持ったので、近くの大型書店に森山さんの本を探しに出掛けました。有名作家とあって写真集や関連書籍が何冊も陳列されており、それらの中から森山さんが『森山大道 路上スナップのススメ』と題した新書を出されていることを知りました。森山さんのインタビューと写真をまとめた本のようなので、同氏を知るには最適だと考え、会計を済ませて家路につきました。

大作家に対して失礼な物言いかも知れませんが、森山さんの写真は新書というフォーマットによく合う気がしました。以前、篠山紀信さんが写真は消費されるものといった趣旨のことを仰っていた記憶があるのですが、新書という書籍の中でも消費に近いフォーマットの中で、街を「コピー機」で切り取っている森山さんの写真はとても映えるのです。また、本の途中から、同氏がフィルムカメラからコンパクトデジタルカメラに持ち替えた直後の写真、しかも文脈から恐らくGR DIGITAIL IIを思われるカメラで撮った写真を観ることが出来、私にとっては願ったり叶ったりの内容でした。

しかし、写真にもまして興味深かったのが本書の中で森山さんが発する言葉です。基本的には同じことを仰っていて、質を求めるには量が必要であること、コンセプトとか撮り方にとらわれずまずは外に出掛けてとにかく撮ること。こうしたアドバイスは特に写真に限った話ではないですよね。例えば仕事で営業活動を行うときも、十分な見込み顧客のリストがなければ、顧客の質も何も議論のしようがないでしょうし、ましてや特定顧客セグメントにどうアプローチするかといったことを頭で考えていても何も進みません。スナップ写真をテーマにした本ですが、人生訓のように読めてしまいました。

まさに「過去はいつも新しく、未来は常に懐かしい」ということでしょうか。

 

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TUMIのブリーフパックを試す

2022-02-19 15:42:55 | 服/カバン/時計/小物/日用品

去年肩こり解消を目的としてHHKB Professional HYBRID Type-SKensington Pro Fit Ergo VerticalワイヤレストラックボールBoYata ノートパソコンスタンドを導入したことは以前ご紹介しましたが、もう一つ試したことがありました。仕事用のカバンを手提げタイプのブリーフケースからバックパックに変更することです。コロナ禍とあって外出する用事が激減しているので、なかなかカバンを持って出掛ける機会がなかったのですが、頻度は少ないながらも何度か使うことは出来たので使用感をお話ししたいと思います。

僕が手に入れたのはTUMIのAlpha 3 ブリーフパックというバックパックです。Webで見る限り作りもしっかりしていて、収容力もありそうだし、TUMIならではの地味な感じのナイロン素材なので、よっぽどフォーマルな場でもない限りは利用シーンも選ばなそうな逸品です。

いざこのバックパックが自宅に届き、現物を見て驚いたのはその大きさです。容量にして26リットルくらいはあるバッグなので相応の大きさではあるのですが、思っていた以上に大きなバッグでした。またその大きさに対して、肩にかけるストラップ部分の幅が細いような第一印象を持ちました。しかし、実際に背負ったり、持ってみると、大きすぎて煩わしいということはまったくありません。バリスティックナイロンは生地自体が重いので、荷物を詰め込んだTUMIのバッグは重くなりがちですが、ストラップが細すぎて肩に負担が掛かることもありませんでした。全体的に作りが非常に丁寧で、バッグ中央部分の上下と両脇に配置されたジッパー付きの収納スペースや、内部コンパートメント内に用意されているポケットは、仕事道具を分類して入れておくにはとても使いやすいです。

このバッグに荷物を詰め込み仕事に出掛けた際に、一番便利だなと感じるのは出先のどこかで腰を下ろして作業を始めるときです。このバッグは中にモノが入った状態で垂直に立たせて置くことができるので、バッグの口を開けて手の届く範囲に置いておけば、自分が使いたいモノに簡単にアクセスすることができます。例えば隙間時間にカフェに入って少しパソコンで文章を書くしたら、店内の席に着くなりこのバッグを自分の側にぽんと置けば、あたかもその席に即席の道具棚ができたような感覚で、すぐに作業に取りかかることができます。手提げタイプのブリーフケースも椅子やテーブルの脚に立てかければ何となく立たせることはできますが、このブリーフパックのように好きな位置で自立させることは難しいですし、立たせたとてバックの中身へのアクセスのし易さはブリーフパックの足下にも及びません。考えてみれば当たり前のメリットなのですが、いざ自分で使ってみて始めた実感できたバックパックの優位性でした。

第一印象は予想以上に大きいなどとネガティブに感じましたが、日常的に使い出すと、ブリーフパックの大きさはもはや後戻りできない快適さでしかありません。僕はこのカバンを仕事用に使っているので、仕事をするときに固定的に必要となる道具を常時入れた状態になっています。いわばレギュラーメンバーですでに一杯になっているブリーフパックですが、バッグの形状が縦方向に長いために特に自分で意識せずともバッグ上部に常にスペースの余裕が生まれます。このちょっとしたスペースの余裕が結構便利なことが多く、例えば出先でお土産を頂くなど急に荷物が増えてしまうことがあった時、以前ならば手に持って帰るしかなかったものが、このブリーフパックだと大概空きスペースに収納することができるのです。常に荷物が1つにまとめることで、移動がとても楽になります。

また、移動するときに両手が空くことがこれほど快適だとは思いませんでした。特に雨の日は手提げバッグと傘で両手が塞がってしまうことを考えたら、ブリーフパックを使うことは自分の腕がもう一本追加されたことと同じ効果ですよね。フライトチケットやパスポートなどで手が塞がれがちな海外出張に行くときなどに機内持ち込み用バッグとして使うのも良いかも知れません。

調書の目的だった肩こり解消だけでなく、出先での作業効率が向上したり、収容力が上がって移動も快適になったりと、良いこと尽くめの商品でした。

 

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LUMIX DMC-LX3で撮る

2022-02-16 19:38:50 | 写真/カメラ

幸運にも状態の良いLUMIX DMC-LX3を手に入れることが出来たので、早速写真を撮ってみました。

LX3を手に外に出てみると、まずはその軽さが心地良いです。重量としてはこれまで愛用していたGR DIGITAL IIよりもやや重いと思うのですが、カメラのバランスが良いのか軽く感じます。大きな背面液晶も見易く、また動きがキビキビしているのも良いですね。もちろん最新型のカメラほどのスピードではありませんが、同年代にリリースされたGD DIGITAL IIよりも心持ち起動が速い気がします。遅いと感じるとしたらパワーズームで焦点距離を変えるときの動作くらいでしょうか? そもそもズームはほとんどさわりませんし、かつて愛用していた古いフィルムカメラはもっと動作が遅かったですから、GR DIGITAL IIにしても、LX3にしても軽快に撮り始められます。良い写真を得ることよりも、単に撮ること自体を楽しんでいる僕にとっては、こういう部分で道具と自分の気持ちが一致するのが大切だったりします。

今回LX3を買って一番試してみたかったことの一つが、同時期のカメラであるGR DIGITAL IIとの比較です。CCDセンサーはLX3の方が少し大きく、ズームレンズの搭載有無などハードウェア的な違いもさることながら、パナソニックのカメラを手に入れたのが初めてだったので、メーカの違いにも関心がありました。試しにどちらもフィルムモード(GR DIGITAL IIは画像設定)をスタンダード(GD DIGITAL IIは普通)に設定して、露出も完全にカメラにお任せで撮ってみました。

 

左側がLX3、右側がGR DIGITAL IIです。

パナソニックというと万人受けする製品をたくさん売っているという先入観があって、もっと派手な色使いの写真が撮れるのかと思っていましたが、GR DIGITAL IIと比べても極端に派手ということはなく、落ち着いた印象であることに驚きました。かなり好感度アップです。また、逆にGR DIGITAL IIの方がもっとカリカリした感じの画像になるのかと思いきや、シャープさはLX3の方が強く、GR DIGITAL IIはむしろ滑らかな画像を出力します。しかもその印象はRAWデータで見比べても同じでした。小さなサイズの画像センサーであっても、こんなにRAWデータに差が出ると知ることが出来たのは、僕にとって大発見で、大変勉強になりました。

自分が撮った写真をまじまじと見ることが少ないのですが、発売から14〜15年経っているカメラであっても、ここまできれいに撮れるなら本当に十分ですね。色合いも最近のカメラとは異なった趣があってとても気に入りました。思いの外ダイナミックレンジのあるLX3の写真も良いですし、LX3の写真と比べてみて、あらためてGR DIGITAL IIの写りの良さも再認識できました。LX3もGD DIGITAL IIも画素数は1000万画素程度あるので、A4サイズよりも大きなサイズで写真をプリントすることでもない限り、この2台のカメラで永遠に楽しめる気がしました。

ところで最近「スマートフォンの普及によってコンパクトカメラは終わった」という話を耳にすることがあります。確かに僕もiPhone 11 Proを使って写真を撮ることは多いですし、実際かなりきれいに映る印象です。何となくiPhone 11 Proで撮った場合と、14〜15年前のコンパクトカメラで撮った場合とで違いがあるのかが気に掛かり、ほぼ同じ場所からiPhone 11 Pro、LX3、GR DIGITAL IIの3台で写真を撮ってみました。

  

すべてカメラにお任せで撮影しており、左からiPhone 11 Pro、LX3(ただし設定はノスタルジックでコントラスト +2、彩度 +1、ノイズリダクション -2)、GR DIGITAL II(ただし設定はユーザー設定でコントラスト 0、シャープネス -2、彩度 -2)です。

今までiPhoneで撮った写真を、他のカメラで撮った写真と比べたことがなかったのですが、いざ比べてみるとiPhoneの画像はこれぞコンピュテーショナルフォトグラフィというものかと思いましたよ。実際に僕が目にした風景はLX3やGD DIGITAL IIで撮った写真の方に近いのですが、iPhone 11 Proは、たまたま通り掛かった橋の上からの景色をドラマチックな光景に激変させてくれました。きっと朝日や夕日、真っ青な海などを撮ったら感動的な写真になることでしょう。ただ、僕はLX3やGD DIGITAL IIが出すような感じの写真が好きなんですよね。今となっては絶対にスマートフォンでは撮れない写真なのだという思いを強くしました。わざわざ古いカメラを探して買った甲斐があるというものです。

ちなみにLX3もGR DIGITAL IIもRAWファイルを出力できるので、画像処理ソフトがあればiPhoneのような写真に修正することも可能です。スマートフォンが高性能になったとはいえ、パソコンの演算能力を使って、自分の好きな調子に時間を掛けて画像処理をしたら、iPhone以上に手のこんだ画像を作り出すことも可能でしょう。実際僕が数分と掛けずにLX3のRAWファイルを加工しただけでも結構違う印象の写真が出来上がります。

範囲指定をしくじってしまったので右岸の日向が飛んでしまいましたが、きちんと部分補正すれば14年前のカメラで撮った写真もiPhoneで撮ったかのように様変わりします。僕の好みと利用方法だと、RAWファイルを生成できる15年くらい前のカメラと画像処理ソフトを使うのが最良の組み合わせなのではないかと考えるに至りました。

そもそももっと写真を上手に撮ることに注力しなさいというお叱りの声も聞こえてきそうですが、今自分が手にしている古いカメラの使い方や、画像処理ソフトの様々な機能をもっと勉強したいなと思いました。

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LUMIX DMC-LX3を手に入れる

2022-02-07 22:34:33 | 写真/カメラ

幸運にもほぼ未使用のLUMIX DMC-LX3を見付け、入手することが出来ました。いざ手許に届いてみると、何と魅力的なカメラでしょう。今まで使ってきたGR DIGITAL IIは指紋がまったくつかない「ざらざら」とした金属のボディに、握りやすいゴム製のグリップがついている機能美重視のデザインだとすれば、LX3はつるつるとした金属製のボディに、グリップ部分にはメッキ状の意匠があしらわれており、1980年代の古いニコンのカメラを連想させるようなデザインです。LX3は2008年に発売された製品ですが、この1980年代感がたまりません。2年後に発売された後継機種のLX5では、より万人受けしそうな、すっかり最近のカメラらしい雰囲気になっているので、この独特なデザインが楽しめるLX3が手に入って良かったと思いました。

次にLX3がGR DIGITAL IIと大きく異なると感じたのは、レンズキャップです。GR DIGITAL IIは電源オン/オフとともに自動で開閉するレンズキャップが内蔵されていますが、LX3は一眼レフの交換レンズでよくあるような手動で取り外すレンズキャップが付属しています。都度自分で付け外しするキャップを付けるのであれば、汎用品のフィルタが取り付けられるようにして欲しかったところです。まぁ、可動部分が少なければその分故障する確率も減るので、発売後14年も経ってから新たにLX3を手に入れた僕にとっては却って良い仕様かも知れませんが。

スライドスイッチが多いのも少し驚きました。カメラの電源もスライドスイッチですし、AF/MFの切り替えもスライドスイッチです。また、撮影する写真のフォーマット(4:3、3:2、16:9などの縦横比)もスライドスイッチで選択します。フォーマットがスイッチで変更出来るのはちょっと嬉しい機能ですね。ファームウェアバージョンアップによって追加された機能なので致し方ありませんが、惜しむらくは1:1もスライドスイッチで選択できたら良かったです。

良い意味で意外だったのは背面のジョイスティックです。何だか出っ張っていて邪魔になりそうと当初は考えていたものの、主要なメニューをこのジョイスティック操作だけで呼びせますし、FOCUSボタンを押せば自分がAFで焦点を合わせたいポイントをジョイスティック操作で直感的に選ぶことが出来ます。タッチパネルがない時代のカメラとしてはよく出来ていると感じました。

購入直後でまだ良し悪しの判断がつかないのは両釣りのストラップリングです。沈胴式とはいえ電源オフの状態でもLX3はレンズ部分がかなり出っ張っているので、ネックストラップを取り付けて基部から下げて持ち歩く方が快適だと思いますが、いざ写真を撮るときはネックストラップだとカメラ位置に制約が出てしまうので、ハンドストラップの方が好ましいです。しかし、LX3のストラップリングはステープラーの針のようにLX3のボディに固定されているので、ハンドストラップだと少し落ち着かないような気がするからです。この点についてはしばらく使いながらどうするか考えたいと思います。

背面液晶はGR DIGITAL IIよりも大きくてとても見易いです。ただ、実際に撮れる写真よりも色がきつめに表示されるので、あくまで構図の確認用といったところでしょうか。

さすがに14年前のカメラなので、最新のカメラのように瞬時に起動するというわけではありません。しかし、GR DIGITAL IIよりも起動やAF合焦は速いと感じるので、実用上はまったく問題なく快適に使っていけそうです。

購入直後の第一印象はかなり良いと感じたLX3でした。

 

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オールドコンパクトデジタルカメラに悩む

2022-02-06 12:24:45 | 写真/カメラ

依然としてカメラを買いたい気持ちを抑えきれないので、自分なりに考えた基準にしたがってカメラ選びに着手しました。

最初に気になったのがオリンパスのXZ-1という機種です。最近よく使っているカメラがGR DIGITAL IIという28mm相当の単焦点レンズがついているカメラです。最新のGR IIIシリーズも40mm相当の機種が出ているので、今回購入するカメラは、35〜50mm前後の画角で撮れる機種が良いと思いました。ズームレンズを搭載しているコンパクトカメラであれば、標準レンズの画角はほぼどの機種でもカバーしているので探しやすいですね。評判の良さそうな機種をあれこれ検索したところ、まずこのXZ-1にたどり着いた訳です。
僕は今までオリンパスのカメラを使ったことがありません。OLYMPUS PENなど素敵なカメラを出しているメーカなので、一度は使ってみたいものです。しかもこのXZ-1は、今回のテーマである古いCCDを搭載したカメラであり、ZUIKOレンズ搭載とあっては購入候補の筆頭にあげざるを得ません。

XZ-1について調べていると、ちょくちょく比較対象にあがるパナソニックのLX5という機種も気になってました。パナソニックと言えばライカと提携して自社製品にライカブランドのレンズを搭載していたり、ライカが販売するデジタルカメラの下位モデルをOEM提供していたりするメーカです。僕はパナソニックのカメラも使ったことがなく、LX5はXZ-1同様に1/1.63"のCCD撮像素子を搭載し、ライカブランドのレンズを使ったカメラなので、こちらも非常に試してみたくなりました。

そしてLX5を調べていると、また比較対象によくあがっていたのが前機種であるパナソニックのLX3です。LX5と比較すると望遠端が60mm相当までとなっていますが、LX5が望遠端でF3.3であるのに対して、LX3は望遠側でもF2.8という明るいレンズです。単なる先入観かも知れませんが、僕はズームレンズは画質が悪いと信じているタイプで、ズームレンズを買うなら極力低倍率のものを選ぶことにしているので、LX5よりもズーム倍率が低いLX3は僕にとってかなり魅力的に映りました。

身勝手に検討を進めたものの、考えてみたらいずれも10年くらい前に発売された機種なので、新品在庫がお店に潤沢にあると言うことはあり得ず、中古で出物があれば手に入るのですよね。いろいろ中古店やオンラインショップ、オークションなどを物色したところ、ほとんど使用されていないLX3の出品を幸運にも見付けることができました。こういう良い出品がないか探すのも結構楽しいものですね。LX3でこれからたくさん写真を撮るのも楽しみですが、CCD撮像素子搭載のコンパクトデジタルカメラ探しも続けていきたいと思いました。

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今さら2021年買い物満足度ランキング

2022-02-02 21:59:35 | コンピュータ/スマートフォン/周辺機器

今年も早くも2月に入りました。そしてなぜこのタイミングかは分かりませんが、急に去年買ったもので満足度が高かったものをランキングしたくなったので、少しお付き合い下さい。

【第10位】

キーボードのキーキャップを簡単に外すことができるキープラーです。これを使うとキーキャップが簡単に取り外せるのですが、いざ取り外してみると一見汚れてなさそうなキーボードでも、キーキャップの下は魔境になっていたりするものです。今後もっと頻繁にキーボードを掃除したいと気付くきっかけとなりました。

【第9位】

自転車用の防水カバーです。これを自転車にかぶせておくと、自転車はほとんど傷むことがない印象です。ホイール部分にクリップで固定できるようになっているので、結構強い風でも吹かない限り、カバーをかぶせた状態からずれることもないです。地味ながら優秀な逸品でした。

【第8位】

Web会議をするときに便利なマイクつき外付けカメラです。ノートパソコンに内蔵されているカメラとマイクでWeb会議に参加すると、どうしても相手を見下ろすような感じになったり、自分の声を明瞭に拾ってくれなかったりすることがあります。しかし、外付けカメラを自分の目線くらいの位置に設置すれば、自分の視線も自然になりますし、音声出力だけノートパソコンからしておけば、イヤホンなしのハンズフリーでの会話が可能になります。去年Web会議のやり過ぎで、イヤホンを付けると耳のアナがいたかった時期があったのですが、これを購入してからWeb会議がかなり楽になりました。

【第7位】

在宅勤務で普段カバンを使わなくなったせいか、カバンのファスナーがスムーズに動かなくなってしまったので、それを解消するために購入したシリコンスプレーです。意外に汎用性が高く、玄関扉や網戸などいろいろなところにスプレーしては、購入直後のようななめらかな動きを楽しむことができました。

【第6位】

 

 

いきなり3商品まとめてのご紹介になってしまいましたが、この3つはまとめて買って決して損のない優れものです。古いカバンの革パーツが経年劣化で色褪せてしまい、黒革が緑色に見えるほどになってしまったので、ダメ元で修復するのに使った3製品です。結論から言えば同じものを買い直したのかと見まごうくらい、劇的にきれいになりました。レザーコンシーラーの力は恐るべしですね。
なお、汚れ落としに使った馬毛ブラシは、ふだんカバンのちょっとしたほこりを払うのにも使えるので、革製品の補修時だけでなく、普段使いで役に立っています。

【第5位】

HHKB Professional2をパソコンに接続するために購入したケーブルです。HHKB Professional2にはもともとケーブルがついているのですが、HHKB側に接続するコネクタ形状がストレートなので、HHKBとモニタなどデスクの上のものとの位置関係によってはコネクタ部分が干渉して好きな位置にHHKBを置けないことが時々ありました。このケーブルはコネクタがL字になっているので、干渉が限りなく少なくなります。これも地味ですが、日々使うキーボードに関するパーツなだけに満足度は高かったです。

【第4位】

トラックボールを使うのはほぼ初めてだったのですが、これはもっと早く買うべきでした。マウスの使いすぎで右肘が腱鞘炎のような症状になってしまったので、藁にもすがる思いで購入したのですが、購入して大正解でした。トラックボールはその機構上、右手をデスクに固定した状態で操作ができるので、右手が宙に浮くことは激減し肘の痛みもみるみる改善しました。

【第3位】

こちらも右肘の痛みを少しでも緩和できればと考えて購入した製品です。結果的に肘の痛み緩和にはあまり効果はなかったのかも知れませんが、如何せん打鍵感がこの上なく心地良く、いつまでもタイプしたいがために長時間労働も苦にならないという優れものでした。在宅勤務で無限に働き続けたい方や、社畜でありながら生きる喜びを見出したい方には圧倒的にお勧めです。

【第2位】

こちらも右肘の痛みや肩こりの緩和を期待して購入した製品です。たかだか金属の塊に数千円も支払うのかと躊躇しがちですが、ノートパソコンの高さを変えるだけで劇的に肩こりがなくなるので、マッサージやリラクゼーションに行くお金と時間があるなら、今すぐにでも購入すべきです。三千円台で変えるものでここまで効果を実感できる道具はそうそうないのではないでしょうか?

【第1位】

そして去年購入したものの中で最も満足度が高かったのが、このSSDです。SSDとして古い規格の商品を選んだのは、僕が愛用する12年前に発売されたMacに接続するためです。例え規格は古くても、接続するパソコンが12年前のものだったとしても、HDDをSSDに変更するだけで同じパソコンとは思えないくらい快適さが変化します。12年前のMacで問題なく再認のmacOS Montereyが使えるようになったので、あと10年くらい使い続けられるのではないかと思えてくるくらいです。

時期外れのお買い物ランキングでしたが、如何だったでしょうか。いずれもお勧めのものばかりですので、もし気になる商品があれば是非試してみて下さい。

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